こんにちは。
ネギ侍と申します。
(Twitter:@NgPKHo1O)
今回は私の好きなゲームの一つである、ファイアーエムブレムエンゲージ(FEエンゲージ)に関する記事となります。
(※本編のネタバレを含みます)
今回の記事は、FEエンゲージの本編攻略において、私が実際に運用した”ジェネラル×パネトネ”での運用について記事にまとめていきたいと思います。
尚、この記事で使用しているデータなどは以下のサイトを引用しています。
・ファイアーエムブレムエンゲージ完全攻略本(徳間書店)
・https://kamigame.jp/fe-engage/index.html
・https://www.pegasusknight.com/wiki/fe17/
この記事は以下の項目から構成されています。
【1】導入
【2】ジェネラル×パネトネの基本性能と考察経緯
【3】運用方法紹介
【4】総括
【1】導入
パネトネは本編14章開始時にミスティラ、メリンと共に加入します。初期兵種は上級職のベルセルクであり、高い力と高火力武器の斧から高火力を相手に押し付けます。この章の出撃枠は少なめであるため、攻略においてベルセルクの連携スタイルによるチェインアタックがかなり重宝します。
後ほどまとめますが、パネトネは力の成長率高い上、各ユニットに設定されている力の変動値が最大の+3されることから、全ユニットの中で最も力が高くなるユニットの1人です(同率でロサード、マデリーン)。よって、今作最強兵種の一角と名高いウォーリアーとも相性が良く、発売初期から多くのプレイヤーの間で物理エースとして運用されてきたようです。必殺率アップの個人スキル(戦の血:HPが最大値でない場合、必殺+10)と合わせた高火力を引き出せることから、全ユニットの中でも最強候補の一角として言われてきました。
パネトネの評価に関して、私自身はその戦闘力よりも、パネトネが味方に与える支援効果をより評価していました。パネトネが味方に与える支援効果を以下の表にまとめます。
支援度 |
命中 |
回避 |
必殺 |
必殺回避 |
S |
30 |
5 |
0 |
0 |
A |
20 |
5 |
0 |
0 |
B |
15 |
5 |
0 |
0 |
C |
15 |
0 |
0 |
0 |
パネトネと支援があるユニットには、ブシュロン、エーティエ、アンバー、アイビー、ゴルドマリー、ザフィーアなどの、命中にやや難があるユニットが多いことから、支援Cから命中が+15される点は非常に強力です。
一方で、私のパネトネに関する印象として、ウォーリアーで運用する場合は必殺に特化しなければ命中が比較的厳しい上、速さもそこまで高くないことから追撃も取りづらく、一撃で倒しきれない場面も少なくありませんでした。よって、世間一般の評価と自分の認識には距離がありました。もちろん、長弓などによる広範囲のチェインアタックや斧・弓による敵の対応範囲の広さは強力だったことから既に十分な活躍をしていましたが、違う運用方法が適しているのではないかと模索していました。
こうした経緯を経て、”ジェネラル×パネトネ”という運用方法にいきつきましたので、今回はその運用方法に関して記事にまとめていきたいと思います。「普段あまり使わない兵種で運用したい」と考えていらっしゃる方達の参考の一部になれれば幸いです。
【2】ジェネラル×パネトネの基本性能
以下の表に、パネトネの個人成長率とジェネラルの兵種成長率、個人成長率と兵種成長率の合計成長率をまとめます。比較としてウォーリアーに関する成長率も記載します。
|
個人 |
ジェネラル |
ウォーリアー |
||
兵種 |
合計 (個人+兵種) |
兵種 |
合計 (個人+兵種) |
||
HP |
75 |
25 |
100 |
25 |
100 |
力 |
45 |
20 |
65 |
20 |
65 |
魔力 |
10 |
0 |
10 |
0 |
10 |
技 |
45 |
10 |
55 |
10 |
50 |
速さ |
25 |
0 |
25 |
15 |
40 |
守備 |
30 |
30 |
60 |
10 |
40 |
魔防 |
15 |
0 |
15 |
5 |
20 |
幸運 |
20 |
0 |
20 |
0 |
20 |
体格 |
15 |
10 |
25 |
5 |
20 |
HP・力・体格の成長率が凄まじく、特に体格の伸びやすさのおかげで重たい斧武器を持っても攻速落ちがしにくくなります。ただし、肝心の速さは成長率がそこまで高くないため、追撃を狙いたい場合は速さの吸収や速さ+スキルなどでの補正が必要となります。
ジェネラルは戦闘スタイル”重装”であり、移動力が4であるため他兵種より移動しにくさはありますが、”重装”には「武器相性でブレイクされない」という効果を持ちます。したがって、非エンゲージ状態では武器が一種類しか使えませんが、今作で追加された攻撃によるブレイク無効が非常に強力です。ただし、兵種の特性として魔防が低く、さらに杖コラプスによるブレイクは受けるため、敵の魔道士・マスターモンクには注意が必要です。
パネトネ加入時のレベルでジェネラル・ウォーリアーにクラスチェンジした際の初期値(内部レベル15)、Lv.20(内部レベル35)でのステータスを以下の表にまとめます。
|
ジェネラル |
ウォーリアー |
||
初期値 |
Lv.20 |
初期値 |
Lv.20 |
|
HP |
45 |
64 |
44 |
63 |
力 |
23 |
35 |
24 |
36 |
魔力 |
4 |
6 |
4 |
6 |
技 |
20 |
29 |
20 |
29 |
速さ |
9 |
14 |
14 |
21 |
守備 |
22 |
33 |
12 |
19 |
魔防 |
6 |
9 |
8 |
11 |
幸運 |
12 |
16 |
11 |
15 |
体格 |
12 |
16 |
10 |
13 |
【3】運用方法紹介
兵種 |
ジェネラル(斧) |
||
|
|||
使用武器 |
トマホーク(メインウェポン) 勇者の斧(エンゲージカウント回復用) 他:キラーアクス、銀の大斧など |
||
紋章士 |
アイク(19章まで) |
||
ロイ(19章以降、今回のメインコンセプト) |
|||
|
|||
継承スキル |
紋章士 |
必要SP |
効果・備考 |
再移動+ |
シグルド |
2000 |
行動後、3マス移動できる ※シグルド装備時は不要 |
命中+ |
シグルド |
500~2500 |
(武器錬成・編成の支援効果でもカバーしきれない場合、推奨) |
防陣
|
カムイ |
2000 |
敵のチェインアタック無効 ※アイク装備時検討 |
待ち伏せ++ (推奨) |
リーフ |
2000 |
敵から攻撃された時、自分のHPが75%以下ならば先制攻撃する。 |
勇将+
|
アイク |
2000 |
HPが75%以下の時、守備・魔防+7 ※アイク装備時は不要 |
切り返し+ (DLC) |
3000 |
DLC限定 敵から攻撃された時、自分のHPが60%以上なら追撃が発生する。 ※ヘクトル装備時は不要 |
|
血讐+ (可能ならば推奨) |
ヴェロニカ |
6000 |
HPが最大値でない場合、減少分の50%を攻撃力に加算する |
(1)考察経緯
今回の運用方法に行き着いた経緯として、ウォーリアー×パネトネにアイクを装備して運用していた際に思いつきました。アイクのエンゲージ武器には”ウルヴァン”・”ラグネル”といった強力な武器がありましたが、ウォーリアーは連携兵種である上に、アイクのエンゲージスキル”不動”により自身の回避が0になるため、敵から容易にブレイクを取られて一方的に攻撃され続ける場面がありました(私自身のプレイスキルが低かったことも一因ではあります)。それでも、”ウルヴァン”の「装備時、魔防+3」、”ラグネル”の「装備時、守備+5」の効果が非常に強力で、「これらの武器をできる限り長く装備したまま戦い続けることが理想である」と考え、武器相性でブレイクが取られないジェネラルに行きつきました。加えて、パネトネの速さ成長率は低いものの、ジェネラルクラスチェンジ時の速さ初期値が比較的高く、そもそものジェネラルの速さ上限値が低いことから、成長率の低さがそこまで問題にならないと考えました。
ここで問題となったのは、アイクの重装スタイルボーナスとラグネルの組み合わせで守備があまりにも高くなるため、敵の物理兵から無視される代わりに魔法兵をかなりの確率で呼び寄せてしまうことでした。加えて、”ウルヴァン”を装備したとしても魔防の数値はそれでも低く、エンゲージスキル”不動”によるダメージ半減でも受け切れないことが多かったです。そこで、新たな紋章士との組み合わせとして、エンゲージ武器”封印の剣”とエンゲージスキル”超越”によって全ステータスを強化しつつ高火力を発揮できる、紋章士ロイとの組み合わせでした。
(2)性能解説
ロイのエンゲージ武器”封印の剣”は、「威力:14、命中:95、必殺:10、重さ:8、射程:1~2、守備・魔防+5」という、全ての武器の中でも破格の性能を誇ります。ロイの他のエンゲージ武器はさほど強くないため、ロイを装備したユニットはできる限りエンゲージ状態を発動して”封印の剣”で戦い続けることが理想です。そこで、武器相性でのブレイクを無効化するジェネラル、個人スキルで必殺も上がりやすいパネトネと相性が良いです。
ロイのエンゲージスキル”超越”は「ユニットのレベル+5」し、個人・兵種の合計成長率に応じて体格以外のステータスが上昇します。以下の表に、ジェネラル×パネトネでの運用時のステータス上昇をまとめます。
|
ロイ装備時 シンクロ補正 (絆Lv.20) |
”超越”発動時 |
|||
合計成長率 ×5 |
ステータス変化 |
装備時 |
ステータス 上昇合計 |
||
HP |
10 |
500 |
(※)10 |
|
20 |
力 |
6 |
325 |
3 |
|
9 |
魔力 |
|
50 |
1 |
|
1 |
技 |
|
250 |
3 |
|
3 |
速さ |
|
125 |
1 |
|
1 |
守備 |
|
300 |
3 |
5 |
8 |
魔防 |
3 |
75 |
1 |
5 |
9 |
幸運 |
|
100 |
1 |
|
1 |
(※重装のスタイルボーナスにより、HPがさらに+5)
”超越”と”封印の剣”により、高い力がさらに強化され、HP・守備・魔防の強化による耐久力向上、重装によるブレイク無効とシンクロスキル”踏ん張り+++”による場持ちの良さが相まって、パネトネの戦闘力がさらに向上します。アイクのエンゲージスキル”不動”の方が魔法攻撃に対してもダメージを抑えられますが、ロイの場合は支援効果などから回避も可能である点は差別化できます。また、”踏ん張り+++”を標準搭載しているため、ヴェロニカから”血讐+”、リーフから”待ち伏せ++”をそれぞれ継承することで、そもそも攻撃を受ける前に敵を殲滅させることも可能です。尚、ジェネラル×パネトネの最大HPが89であり、”超越”で109まで伸びるため、”血讐”の効果は最大で54上乗せされます。
【4】総括
今回の記事では、ジェネラル×パネトネの組み合わせでの運用方法に関してまとめました。攻撃でのブレイクを無視して強力な武器で戦い続けることができるため、ジェネラル運用は非常に強力でした。同時に、私に紋章士ロイの強さを教えてくれた存在でもありました。ユニットと兵種、さらに紋章士の組み合わせにより新たな発見があるため、FEエンゲージはまだまだ奥が深いと感じる日々です。
今回の記事は以上となります。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。
2023年9月21日(木)
ネギ侍