ネギ侍の鍛錬場

趣味に関する記事を投稿します。

【FEエンゲージ】ザフィーアの運用方法について

こんにちは。

ネギ侍と申します。

Twitter:@NgPKHo1O)

 

 

今回は私の好きなゲームの一つである、ファイアーエムブレムエンゲージ(FEエンゲージ)に関する記事となります。

(※本編のネタバレを含みます)

 

今回の記事は、本編攻略中におけるザフィーアの運用方法についてまとめていきたいと思います。 

 

 

尚、この記事で使用しているデータなどは以下のサイトを引用しています。

ファイアーエムブレムエンゲージ完全攻略本(徳間書店

https://www.pegasusknight.com/wiki/fe17/

https://hyperwiki.jp/fee/

 

 

この記事は以下の項目から構成されています。

 

【1】導入・性能に関するレビュー

【2】運用方法考察

【3】総括

 

 

【1】導入・性能に関するレビュー

 

 

ザフィーアは19章で友軍ユニットとして登場し、リュール、ディアマンド、スタルークのいずれかのユニットで会話をすると仲間になります。特に難易度ルナティックとなると敵のステータスがかなり強力な状態となっているため、友軍ユニットのまま放っておくとかなり早い段階でロストしやすいため、最初のターンで会話して仲間にすることをお勧めします。

 

初期兵種はウォーリアーLv.7であり、兵種スキル”無慈悲”(ブレイク中の敵に攻撃した時ダメージ150%)も習得済みであることから、即戦力として運用できる状態で加入します。ただし、味方ユニットが十分育っている場合は流石に見劣りするステータスであるため、継承スキルや紋章士等でカバーしてあげることが必要かと思います。幸いウォーリアーという兵種自体が強力である上、初期SP2000で加入してくれるため非常にありがたいです。特に初期兵種がウォーリアーであるお陰で、任意の兵種変更が不可能な邪竜の章でお世話になった方は多いかと思います。

 

今回の記事では、本編攻略におけるザフィーアの運用方法についてまとめていきたいと思います。

 

 

(1)個人スキルについて

 

 

以下の表に、ザフィーアの個人スキルと武器素質をまとめます。

 

個人スキル

【勝利への意思】

HP50%以下の場合、命中・回避+20

 

素質

天性素質:斧

初期素質:弓

 

ザフィーアの個人スキルは条件付きではあるものの、発動すれば常時戦闘時に有利な恩恵を受けられる効果をしており、「待ち伏せ+怒り or 血讐」コンボと相性が良い効果と言えます。そもそも、このコンボはパワーのあるウォーリアーという兵種と相性が良いため、エンゲージに慣れてきたら試してみる価値はあると思います。

 

 

(2)支援効果について

 

 

以下の表に、ザフィーアが相手に与える支援効果と支援相手をまとめます。

 

支援度

命中

回避

必殺

必殺回避

S

10

20

3

0

A

10

10

3

0

B

10

5

3

0

C

10

5

0

0

 

さらに、以下の表にザフィーアが支援相手から受けることができる支援効果をまとめます。表中には「支援度:Sの効果」も記載されていますが、支援Sは主人公のみ存在するため、実質ザフィーアが受けることが可能な効果は支援度:Aまでとなります。各ユニットの支援効果として参考にしていただければと思います。

 

ユニット

支援度

命中

回避

必殺

必殺回避

【① バランス型】

 

 

 

 

 

リュール

リンデン

S

10

5

6

5

A

10

5

3

5

B

10

5

3

0

C

10

5

0

0

 

 

 

 

 

 

【② 必殺型】

 

 

 

 

 

ルイ

ディアマンド

S

10

0

12

5

A

10

0

6

5

B

10

0

3

5

C

10

0

3

0

 

 

 

 

 

 

【③ 必殺回避型】

 

 

 

 

 

ゴルドマリー

S

15

0

0

20

A

15

0

0

10

B

15

0

0

5

C

10

0

0

5

 

 

 

 

 

 

【④ 命中型】

 

 

 

 

 

スタルーク

パネトネ

S

30

5

0

0

A

20

5

0

0

B

15

5

0

0

C

15

0

0

0

 

 

 

 

 

 

【⑤ 回避型】

 

 

 

 

 

ヴァンドレ

S

10

20

3

0

A

10

10

3

0

B

10

5

3

0

C

10

5

0

0

 

 

 

 

 

 

【⑥ 命中のみ】

 

 

 

 

 

なし

S

10

0

0

0

A

10

0

0

0

B

10

0

0

0

C

10

0

0

0

 

ザフィーアは比較的支援相手が少ないユニットであるためある程度意識して編成を組む必要がありますが、最低でも【④命中型】効果をもつユニットと組み合わせることをお勧めします。個人スキルの恩恵があるとは言え、命中は過剰にあっても困ることは無いためお勧めです。

 

 

(3)初期兵種”ウォーリアー”での運用について

 

 

以下の表にザフィーアの個人成長率と初期兵種ウォーリアーの兵種成長率、合計成長率、ステータス変化をまとめます。尚、検証したところザフィーアの加入時の内部レベルは26と思われます。

 

 

成長率

ステータス変化

個人

成長率

ウォーリアー

初期値

(内部Lv.26)

内部Lv.40

兵種

合計

HP

80

25

105

51

66

35

20

55

24

32

魔力

0

0

0

2

2

25

10

35

23

28

速さ

30

15

45

19

25

守備

30

10

40

19

24

魔防

5

5

10

9

10

幸運

20

0

20

15

18

体格

10

5

15

15

17

合計

235

90

325

126

156

 

特筆すべき点はHP成長率の高さと体格初期値の高さだと思います。HPの合計成長率が100%を超えているため、固定成長・ランダム成長関係なく毎回のレベルアップ毎にHPが1上がります。また、体格初期値が高いため初期装備武器のトマホークや勇者の斧も扱いやすいのは強い点だと思います。

 

他のステータスは並程度~低めの印象がありますが、ザフィーアをウォーリアー運用した場合の技と守備の上限値がそれぞれ30と28であるため、内部Lv.40時点でカンスト目前まで伸びていることがわかります。問題は速さであり、終盤になると敵からの反撃などで追撃を受けるかどうかで使い勝手が大きく変わり、物理職では目安として速さが30前後に届いているかどうかが鍵になると思います。したがって、ザフィーアをウォーリアー運用する場合は速さを大きく補正できる紋章士(リンやクロム、カミラなど)と組ませると良いと思います。または、”超越”によりステータス全体を底上げできるロイもお勧めです。特に反撃での戦闘が多い場合はロイと組ませていると”踏ん張り”スキルがデフォルトでついてくるため、”待ち伏せ+怒り”などのように強力なスキル構成を組みやすくなるためお勧めです。

 

加入時から兵種スキルも習得済の完成された状態である上、長弓でチェインアタックに参加できるメリットを活かして「”引き戻し”、七色の叫び+”」といった構成のサポート特化にし、出撃枠が14に増える23章以降に緊急で採用しても十分活躍してくれると思います。仮に臨時で採用する状況になった場合は流石に敵とのステータス差が大きく開いていると思われるため、自身から攻撃を仕掛ける際はブレイク状態の敵に「”無慈悲” + 銀の大斧」といったように、”無慈悲”の発動を意識すると良いと思います。

 

 

【2】初期兵種以外での運用方法考察

 

 

運用方法を考察していく前に参考として、全紋章士のシンクロ補正を以下の表にまとめます(絆レベル20の時)。

 

 

HP

魔力

速さ

守備

魔防

幸運

体格

移動

マルス

 

3

 

4

4

 

 

 

 

 

シグルド

 

 

 

4

 

4

 

 

3

1

セリカ

 

3

5

 

 

 

4

 

 

 

ミカヤ

 

 

4

 

 

 

5

6

 

 

ロイ

10

6

 

 

 

 

3

 

 

 

リーフ

7

 

 

 

 

3

 

 

5

 

リン

 

 

 

4

5

 

3

 

 

 

ルキナ

 

 

 

5

4

 

 

6

 

 

アイク

7

4

 

 

 

5

 

 

 

 

ベレト

 

 

3

 

3

 

 

12

 

 

カムイ

15

 

4

 

 

 

3

 

 

 

エイリーク

 

 

3

4

 

 

 

10

 

 

(以下DLC

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三級長

 

5

 

4

 

3

 

 

 

 

チキ

10

 

 

 

 

4

 

10

 

 

ヘクトル

 

4

 

 

 

5

 

 

3

 

ヴェロニカ

 

 

5

 

 

 

4

6

 

 

セネリオ

 

 

4

3

 

 

5

 

 

 

カミラ

7

 

 

 

5

 

4

 

 

 

クロム/ルフレ

 

3

(10)

5

4

 

 

 

 

 

 

 

(1)ジェネラル

 

 

兵種

ジェネラル(斧:S)

戦闘スタイル

重装

兵種スキル

入れ替え

隣接する味方と位置を入れ替える「入れ替え」コマンドが使用できる

 

使用武器

トマホーク(命中強化系刻印推奨)

銀の大斧 → ウコンバサラ

勇者の斧 (エンゲージカウント稼ぎ)

風の大斧

 

その他(ルバンシュ+4以上など)

紋章士

アイク

② ロイ、ヘクトル、ヴェロニカ(DLC

 

継承スキル

紋章士

必要SP

効果・備考

再移動

 

 

シグルド

1000

行動後、2マス移動できる

再移動+なら3マス移動(必要SP:2000)

※シグルド装備時は不要

命中+スキル

 

シグルド

500~2500

+10・・・SP:500

+15・・・SP:1000

+20・・・SP:1500

+25・・・SP:2000

+30・・・SP:2500

斧術・剛スキル

アイク

1000~5000

斧装備時、攻撃力上昇、回避-10

Lv.1:+2

Lv.2:+4

Lv.3:+6

Lv.4:+8

Lv.5:+10

防陣

カムイ

2000

敵のチェインアタック無効

※カムイ装備時は不要

切り返し+

DLC

 

※アイク装備時、推奨

ヘクトル

3000

敵から攻撃された時、自分のHPが60%以上なら追撃が発生する。

ヘクトル装備時は不要

 

以下の表にザフィーアをジェネラルで運用した場合の成長率とステータス変化をまとめます。

 

 

成長率

ステータス

個人

成長率

ジェネラル

初期値

内部Lv.40

兵種

兵種+個人

HP

80

25

105

52

67

35

20

55

23

31

魔力

0

0

0

2

2

25

10

35

23

28

速さ

30

0

30

14

18

守備

30

30

60

29

37

魔防

5

0

5

7

7

幸運

20

0

20

16

19

体格

10

10

20

17

19

合計

235

95

330

131

161

 

斧の天性素質を活かす運用です。ザフィーア自身の速さは全体でみると控えめではあるものの、元から速さが低い兵種の中では初期値が高めであることからジェネラルだと気にならなくなります。実際に、ザフィーア×ジェネラル運用での速さ上限値は18であるため初期値の段階でカンスト目前です。

 

この場合、紋章士はほぼアイク一択だと思います。アイクとエンゲージ中は個人スキルの「回避+20」分が相殺されてしまいますが、それでも耐久力とデフォルトでついてくる”怒り”(絆レベル13以上)の恩恵の方が大きいと考えます。ザフィーアは魔防がかなり低いためどの兵種でも敵の魔法攻撃に注意が必要であるため、ユニットのスペック自体が重装運用と噛み合っています。

 

斧をメインで扱う上で注目したい武器は”ルバンシュであり、この武器は初期威力:10であるものの錬成強化での威力上昇が全ての武器の中でも異常であり、+5まで強化すると威力:24に到達し、この威力はスマッシュ武器を除く通常武器最高火力の”フラガラッハ+5”と同じ威力になります。フラガラッハはソルムに9万ゴールド投資して入手できるレア武器であるため、ルバンシュの方がお手軽に使用可能な武器と言えます。ただし、ルバンシュは錬成強化しても命中:70であるため、使用する際には命中強化系刻印推奨となります。

 

 

(2)マージカノン

 

 

兵種

マージカノン(砲弾:S)

戦闘スタイル

重装

兵種スキル

全弾発射

装備武器が無くなる代わりに、次の自軍フェイズ開始に指定位置へ必中の範囲攻撃を行う「全弾発射」コマンドが使用できる

 

使用武器

ヴェノムシェル命中時激毒状態:毒が最大の3段階蓄積した状態

 

(各種特効シェル)

・トルネード:飛行

・クラッシュ:重装

・ヘビー:騎馬

・バスター:竜

・ピース:異形

紋章士

ベレト、クロム(DLC

ルキナ、ヴェロニカ(DLC

③ シグルド

 

継承スキル

紋章士

必要SP

効果・備考

再移動

 

 

シグルド

1000

行動後、2マス移動できる

再移動+なら3マス移動(必要SP:2000)

※シグルド装備時は不要

命中+スキル

 

シグルド

500~2500

+10・・・SP:500

+15・・・SP:1000

+20・・・SP:1500

+25・・・SP:2000

+30・・・SP:2500

竜呪

 

(ほぼ必須)

カムイ

2000

自分から攻撃した時、戦闘後相手の全基本能力-4

(効果は1ターンに1ずつ回復)

※カムイ装備時は不要

天刻の拍動+

 

(ベレト以外の紋章士装備時、検討)

ベレト

500

50%の確率で外れた攻撃が命中する。幸運が高いとさらに確率が上がる。

※ベレト装備時は不要

異界の力

 

DLC

ヴェロニカ

300

戦闘やアイテム使用などを行わずに待機した時「異界の力」が1段階強化される。(最大5段階、強化後に効果を発動すると「異界の力」に戻る)

 

(1回目)「閉」:戦闘後相手をフリーズ状態にする

(2回目)「炎」:1回目+相手がいたマス(地形)を炎上状態にする。

(3回目)「死」:2回目+戦闘後の相手に10ダメージ

(4回目)「夢」:3回目+与えたダメージ分自分のHPを回復

(5回目)「科」:4回目+与えるダメージ分隣接する味方のHPを回復

 

※ヴェロニカ装備時は不要

 

以下の表にザフィーアをマージカノン運用した場合の成長率とステータス変化をまとめます。

 

 

成長率

ステータス

個人

成長率

マージカノン

初期値

内部Lv.40

兵種

兵種+個人

HP

80

15

95

44

58

35

10

45

17

23

魔力

0

0

0

6

6

25

15

40

21

26

速さ

30

5

35

17

22

守備

30

20

50

20

27

魔防

5

5

10

11

12

幸運

20

10

30

18

22

体格

10

10

20

12

14

合計

235

90

325

122

152

 

個人スキルをより一層活かせる運用方法としてマージカノンをお勧めします。

 

過去にアンバーをマージカノンで運用する方法についてまとめましたが、発想は同じと言えます(記事URL:https://n-goemon.hatenablog.com/entry/2024/02/24/054623)。アンバーの個人スキル”名乗り上げ”も条件を満たすことで命中を強化できる効果であったため、ダメージを与えずとも命中することが重要な強力な砲弾「ヴェノムシェル」の活用と相性が良い点を評価していました。

 

しかし、アンバーの個人スキルは敵も孤立している必要があるため敵の陣形に左右される弱点があります。一方で、ザフィーアの個人スキルの場合は自身のHPが発動条件となっているため、カムイやカミラの竜脈”炎”の地形効果によるダメージを活用すると容易にHP調整が可能であり、個人スキルの発動も狙いやすい点で優れています。また、ザフィーアの個人スキルは回避率も上昇するもののHP50%以下の状態では1発攻撃を受けるとロストする危険性がかなり高いため、保険として”踏ん張り”スキルと合わせる必要があります。しかし、マージカノンの砲弾は射程3-8の武器であるため敵の攻撃範囲外から攻撃を仕掛けることが可能であるため、そもそも敵から攻撃を受ける状況を作らずに済むことが多いです。結果として、実際に使用する際に感じる個人スキルのデメリット部分をマージカノンであれば無視できます。

 

 

基本的な立ち回りとしては、『”ヴェノムシェル”を使用して敵を劇毒状態にしつつ、”竜呪”によるデバフを撒き散らす』ことに専念します。

 

 

尚、兵種スキル”全弾発射”に関してですが、「必中の範囲攻撃」という要素は強力であるものの、次のターンに発射且つ指定した範囲に敵がいない場合も強制発動であるため、活かされる場面は非常に少ないと思います。また、発動後は装備武器が無くなるため”武器屋”であらかじめ複数個購入しておく必要があります。1つあたりの値段は500 G前後ですが、取得できるお金にも限りがあるため、砲弾を大量に購入するよりも”杖”や武器錬成のために使った方が賢明です。したがって、”全弾発射”は基本的に使わない方針での運用をお勧めします。

 

 

【3】総括

 

 

今回の記事では本編攻略におけるザフィーアの運用方法について考察しました。結論としては、基本的に初期兵種のウォーリアーで事足りると思いますが、回避力も上がる物理盾としての運用も使い勝手としては悪くありませんでした。

 

加入時期が遅いため、外伝のクリア状況次第では育成期間がほとんどない場合もあるかもしれません。したがって、ウォーリアー以外での運用を考える場合はザフィーアの育成用に外伝を残しておき、ミカヤの”増幅×リカバー”やセネリオの”マジックシールド”を活用した経験値稼ぎを行うと良いと思います。

 

 

今回の記事は以上となります。

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

また次の記事でお会いしましょう。

 

2024年4月29日(月)

ネギ侍