ネギ侍の鍛錬場

趣味に関する記事を投稿します。

【FEエンゲージ】セレスティアの強みと運用方法について

こんにちは。

ネギ侍と申します。

Twitter:@NgPKHo1O)

 

 

今回は私の好きなゲームの一つである、ファイアーエムブレムエンゲージ(FEエンゲージ)に関する記事となります。

(※本編のネタバレを含みます)

 

今回の記事は、FEエンゲージの本編攻略において、セレスティアの運用方法について記事をまとめていきたいと思います。

 

(画像:難易度ルナティック『ヘクトル外伝』回想戦にて)

 

尚、この記事で使用しているデータなどは以下のサイトを引用しています。

ファイアーエムブレムエンゲージ完全攻略本(徳間書店

https://game8.jp/fe-engage

https://kamigame.jp/fe-engage/index.html

https://www.pegasusknight.com/wiki/fe17/

https://hyperwiki.jp/fee/

 

 

この記事は以下の項目から構成されています。

 

【1】導入

【2】育成・運用方針考察

【3】運用方法紹介

【4】総括

 

 

【1】導入

 

 

セレスティアはDLC『邪竜の章』をクリアすると加入します。邪竜の章には本編6章クリア後いつでも好きなタイミングで挑戦できるようになりますが、本編よりも難易度が高めに設定されているため、ある程度紋章士が揃って挑むことをお勧めします。尚、邪竜の章をクリアするとセレスティアに加えてエル、ラファール、グレゴリー、マデリーンの5人が高レベルで加入し、チキ外伝などの神竜の章の敵レベルが格段に上がることには注意が必要です。この記事では、DLC購入且つ神竜の章と邪竜の章をクリアしていることを前提に話を進めます

 

セレスティアの初期兵種は専用職”メリュジーヌ”であり、戦闘スタイル飛行で剣・魔道書が使用可能な兵種です。メリュジーヌは特殊職に当たるので、レベル21に到達すると他の汎用上級職にチェンジプルフを使用することでクラスチェンジ可能となります。後ほどまとめますが、物理・魔法両方に適性があります。ただし、加入条件が特殊である上に、邪竜の章をクリアしたタイミングによっては味方ユニットが十分育っているために出撃枠が足りないといった事態が起こりやすく、実際には本編攻略でセレスティアを運用したプレイヤーは少ないことが予想されます。

 

そこで、この記事ではセレスティアの基本情報を整理しつつ、本編攻略においてどのような運用方法ができるかを、実際に私が運用した手法を交えながらまとめていきたいと思います。

 

 

【2】セレスティアの性能評価

 

 

(1)成長率・初期値について

 

 

以下の表にセレスティアの個人成長率と専用兵種メリュジーヌの兵種成長率と合計成長率、加入時の初期値(内部レベル19)をまとめます。

 

 

成長率

初期ステータス

個人

成長率

メリュジーヌ

メリュジーヌ

Lv.20

兵種

兵種+個人

HP

60

10

70

38

35

10

45

17

魔力

35

10

45

18

35

10

45

16

速さ

50

15

65

20

守備

30

10

40

15

魔防

35

10

45

19

幸運

20

0

20

7

体格

5

5

10

9

合計

305

80

385

121(HP以外)

 

セレスティアの個人成長率は全体的に高めですが、専用職の兵種成長率が低めなため、合計すると他のユニットに逆転される場合があります。初期値に関しては全体的に高めですが、成長率と合わせて幸運の数値が低いことから、命中不安や必殺事故に直面しやすいと言えます。これだけ見ると専用職で運用する際には、弱点である命中・幸運を補強できるスキルや紋章士(ルキナなど)と組み合わせルト良さそうに思われますが、セレスティア×メリュジーヌの組み合わせ最大の難点は兵種スキルにあります。

 

 

(2)個人スキル・兵種スキルについて

 

 

以下の表に、セレスティアの個人スキルと専用職メリュジーヌの兵種スキルをまとめます。

 

個人スキル

【ムードメーカー】

敵を撃破した時、1ターンの間周囲2マスの味方の命中+20

 

兵種

メリュジーヌ

 

武器素質

剣:A、魔道書:S

戦闘スタイル

飛行

兵種スキル

【魔法剣】

剣で攻撃した時、与えるダメージを相手の「守備と魔防の平均値」で計算する

 

今作FEエンゲージでは隣接した味方同士で支援効果が発動されて様々な恩恵を受けられますが、支援効果が発動する組み合わせは限定的であり、受けられる支援効果も相手の味方ユニットによって変わります。個人的に評価の高い支援効果は”命中”と”必殺回避”を向上させるものです。例えば、専用兵種の技の限界値がかなり低めなディアマンドやアイビーといったユニットは命中難に陥りやすい傾向がありますが、この2人は支援度C~Bでは命中+15、支援度Aで命中+20の効果を与えてくれるスタルークと支援があるため、スタルークと隣接して攻撃することで低めな命中を補うことができます。

 

しかし、上述した通り、支援効果を受けるためには隣接している必要があり、加えて支援相手を自由に選べない上に、命中難になりやすいのに命中を15以上補強してくれるユニットと支援が無い、といった場合が容易に起こり得ます。したがって、いつでも理想的な状況を作り出すことはかなり困難であると言えます。

 

そこで、”支援効果に頼らず命中や回避を向上させることができれば編成の自由度が増す”、と考えました。代表的なスキルはメリンの個人スキル”エスコート”(自分の周囲2マスの範囲に味方の女性ユニットが2人以上いる場合、その女性ユニットと自分の命中・回避+5)や、ミスティラの個人スキル”ソルムの騒音”(周囲3マスの敵の必殺-5)です。そして、命中に関して重視したところ、セレスティアの個人スキル”ムードメーカー”に辿り着きました。全兵種中最強格と名高い”ウォーリアー”を使っていると、本編後半になるにつれて段々命中に悩まされる機会が多くなっていき、そうした局面でかなり助けられました。セレスティア自身が敵を撃破するという発動条件があるものの、”命中+20”スキル継承に必要なSP:1500分を節約できる計算になります。加えて、2枠しかない継承スキル枠を節約でき、命中補強系紋章刻印などに頼らず”命中+20”できる効果の恩恵は、実際に使ってみると想像以上に強力でした。したがって、セレスティアの個人スキルは自軍の潤滑油的な役割を果たせるポテンシャルがあると言えます。

 

兵種スキル”魔法剣”は剣での攻撃に際して発動するスキルですが、どちらかと言えば「使いにくさ」が勝る効果と言えます。セレスティアは物理・魔法の両刀向きな成長率とステータスをしているのにも関わらず、守備が低い魔法敵に剣での物理攻撃をしているのにダメージが通らないといった事態が起きてしまい、せっかくの両刀向けな性能が腐ってしまいます。したがって、実際の運用では基本的に魔道書を活用し、剣は勇者の剣によるエンゲージカウント稼ぎに徹する方が理想的と思われます。ただし、そうすると汎用職の”マージナイト”でいいのでは?という話になるので、結果として専用職のメリットが少なくなってしまいます。

 

 

(3)支援効果について

 

 

以下の表にセレスティアが相手に与える支援効果と支援相手をまとめます。

 

支援度

命中

回避

必殺

必殺回避

S

10

0

0

0

A

10

0

0

0

B

10

0

0

0

C

10

0

0

0

 

 

支援相手

リュール、ヴェイル、モーヴ、エル、グレゴリー、マデリーン

 

さらに、以下の表にセレスティアが支援相手から受けることができる支援効果をまとめます。表中には「支援度:Sの効果」も記載されていますが、支援Sは主人公のみ存在するため、実質セレスティアが受けることが可能な効果は支援度:Aまでとなります。各ユニットの支援効果として参考にしていただければと思います。

 

ユニット

支援度

命中

回避

必殺

必殺回避

【① バランス型】

 

 

 

 

 

リュール

 

S

10

5

6

5

A

10

5

3

5

B

10

5

3

0

C

10

5

0

0

 

 

 

 

 

 

【② 必殺型】

 

 

 

 

 

(該当無し)

S

10

0

12

5

A

10

0

6

5

B

10

0

3

5

C

10

0

3

0

 

 

 

 

 

 

【③ 必殺回避型】

 

 

 

 

 

ヴェイル

S

15

0

0

20

A

15

0

0

10

B

15

0

0

5

C

10

0

0

5

 

 

 

 

 

 

【④ 命中型】

 

 

 

 

 

(該当無し)

S

30

5

0

0

A

20

5

0

0

B

15

5

0

0

C

15

0

0

0

 

 

 

 

 

 

【⑤ 回避型】

 

 

 

 

 

(該当無し)

S

10

20

3

0

A

10

10

3

0

B

10

5

3

0

C

10

5

0

0

 

 

 

 

 

 

【⑥ 特殊】

 

 

 

 

 

エル

モーヴ

グレゴリー

マデリーン

S

10

0

0

0

A

10

0

0

0

B

10

0

0

0

C

10

0

0

0

 

邪竜の章クリアで加入するユニットの特徴として、支援相手が少なく、与える支援効果がかなり控えめな効果となっています。セレスティアも例外ではなく、支援効果はほぼないものと割り切る必要があるかもしれません。

 

 

(4)基本性能まとめ

 

 

セレスティアの基本性能をまとめると、

 

(1)バランス良く高めな個人成長率

(2)数少ない”飛行×魔法”の組み合わせを持つ専用職

(3)発動条件を満たすと非常に強力な効果を発揮する個人スキル

(4)クセの強い専用職兵種スキルと手薄な支援

 

となります。

 

 

【3】運用方法考察

 

 

セレスティアを本編攻略において運用する方法について、いくつかパターン分けしながら考察していきます。

 

前提として、【2】章で整理した理由から、専用職ではなく汎用上級職での運用をお勧めします。また、基本的なセレスティアの運用方針として、『個人スキル”ムードメーカー”を発動させて後続の味方の命中をサポートをする』ことが理想と考えます。加えて、セレスティア自身は支援効果をほとんど受けることができない点を踏まえると、”単独で戦闘力の高い兵種・紋章士での運用”が理想となります。

 

あらかじめ参考として、全紋章士のシンクロ補正を以下の表にまとめます。

 

 

HP

魔力

速さ

守備

魔防

幸運

体格

移動

マルス

 

3

 

4

4

 

 

 

 

 

シグルド

 

 

 

4

 

4

 

 

3

1

セリカ

 

3

5

 

 

 

4

 

 

 

ミカヤ

 

 

4

 

 

 

5

6

 

 

ロイ

10

6

 

 

 

 

3

 

 

 

リーフ

7

 

 

 

 

3

 

 

5

 

リン

 

 

 

4

5

 

3

 

 

 

ルキナ

 

 

 

5

4

 

 

6

 

 

アイク

7

4

 

 

 

5

 

 

 

 

ベレト

 

 

3

 

3

 

 

12

 

 

カムイ

15

 

4

 

 

 

3

 

 

 

エイリーク

 

 

3

4

 

 

 

10

 

 

(以下DLC

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三級長

 

5

 

4

 

3

 

 

 

 

チキ

10

 

 

 

 

4

 

10

 

 

ヘクトル

 

4

 

 

 

5

 

 

3

 

ヴェロニカ

 

 

5

 

 

 

4

6

 

 

セネリオ

 

 

4

3

 

 

5

 

 

 

カミラ

7

 

 

 

5

 

4

 

 

 

クロム/ルフレ

 

3

(10)

5

4

 

 

 

 

 

 

 

(1)弓メインの運用

 

 

 

兵種

スナイパー(弓:S)

戦闘スタイル

隠密

兵種スキル

集中

相手に反撃されない場合、必殺+10

 

使用武器

光の弓(メイン)

長弓(2~3射程)

勇者の弓(エンゲージカウント稼ぎ)

 

銀の弓 or 鋼の弓

レンダウィル

キラーボウ(必殺+系刻印)など

紋章士候補

リーフ、クロム/ルフレDLC

セリカ、三級長(DLC

③ リン、ベレト、ヴェロニカ(DLC

 

継承スキル

紋章士

必要SP

効果・備考

回避+スキル

(回避盾運用時、優先度大)

マルス

500~4500

+10・・・SP:500

+15・・・SP:1500

+20・・・SP:2500

+25・・・SP:3500

+30・・・SP:4500

速さの吸収

(推奨、安定択)

リン

2000

自分から攻撃して敵を倒すごとに速さ+2

(最大+10、戦闘マップ終了まで)

※リン装備時は不要

力まかせ

クロム/ルフレ

1500

物理攻撃をした時、必殺の一撃で与えるダメージが通常よりアップする

※リン装備時は不要

武器シンクロ+

(リーフ装備時お勧め)

三級長

5000

自分から攻撃した時、シンクロ中の紋章士と同種の武器を装備していたら攻撃力+7

エンゲージ中は武器に関係なく攻撃力+7

※三級長装備時は不要

 

 

兵種

ウォーリアー(斧:A、弓:C)

戦闘スタイル

連携

兵種スキル

無慈悲

ブレイク中の相手に攻撃した時、ダメージ150%

 

使用武器

光の弓(メイン)

長弓(2~3射程)

勇者の斧(エンゲージカウント稼ぎ)

 

トマホーク

銀の大斧、風の大斧など

紋章士

ルキナ三級長DLC

② ロイ、リン

リーフ、ヴェロニカ(DLC

 

継承スキル

紋章士

必要SP

効果・備考

命中+スキル

(推奨)

シグルド

500~2500

+10・・・SP:500

+15・・・SP:1000

+20・・・SP:1500

+25・・・SP:2000

+30・・・SP:2500

速さの吸収

(安定択)

リン

2000

自分から攻撃して敵を倒すごとに速さ+2

(最大+10、戦闘マップ終了まで)

※リン装備時は不要

デュアルアシスト+

ルキナ

2000

自分が攻撃可能な範囲(移動距離+射程)にいる敵に味方が攻撃した時、自分が戦闘スタイル「連携」かスキル「デュアルアタック」が使えるなら、70%の確率でチェインアタックに参加する。

ルキナ装備時は不要

速さ・技+スキル

DLC

 

※命中+スキルと選択

クロム/ルフレ

250~4800

+1・・・SP:250

+2・・・SP:700

+3・・・SP:1200

+4・・・SP:2400

+5・・・SP:4800

 

以下の表に、セレスティアをスナイパー、またはウォーリアーで運用した際の成長率を内部レベル20、40におけるステータスをそれぞれまとめます。

 

① スナイパー

 

成長率

ステータス

個人

成長率

スナイパー

内部Lv.20

内部Lv.40

兵種

兵種+個人

HP

60

15

75

39

54

35

15

50

18

28

魔力

35

0

35

11

18

35

30

65

21

34

速さ

50

10

60

19

31

守備

30

10

40

12

20

魔防

35

0

35

11

18

幸運

20

10

30

8

14

体格

5

0

5

8

9

合計

305

90

395

108

(HP以外)

172

(HP以外)

 

② ウォーリアー

 

成長率

ステータス

個人

成長率

ウォーリアー

内部Lv.20

内部Lv.40

兵種

兵種+個人

HP

60

25

85

44

61

35

20

55

22

33

魔力

35

0

35

11

18

35

10

45

17

26

速さ

50

15

65

20

32

守備

30

10

40

13

21

魔防

35

5

40

13

19

幸運

20

0

20

7

11

体格

5

5

10

11

13

合計

305

90

395

114

(HP以外)

173

(HP以外)

 

スナイパーとウォーリアーを候補に入れた理由は、力の成長率が50%に届く上、魔力の数値が非常に高いことから光の弓による火力が凄まじいことです。弓が使用可能な兵種で”力成長率50%”と”魔力が3回に1回上がる成長率”を両立できるユニットはモーヴ、セレスティア、グレゴリーの3人であり、さらに、兵種の自由度が高く成長率に無駄が無いのはセレスティアとなります。

 

(参考までに、力・魔力の成長率が両方50%に到達するユニットは、ロサード×マージナイト、グレゴリー×ウォーリアーとなります。)

 

今作は対飛行兵の対策を必ずと言っていいほど用意しておく必要があるため、特効武器の弓を使用することで撃破しやすくなり、セレスティアの個人スキル発動が狙いやすくなります。

 

個人的にはスナイパーを推奨しますセレスティアは前述の通り支援効果を受けにくく、命中不安に陥りやすい欠点があります。そこで技の成長率が高くなるスナイパーでの運用の方がより安定感があると言えます。加えて、紋章士リーフを装備してエンゲージスキル”即応”が発動した場合、戦闘スタイル”隠密”ユニットは「回避+20」のスタイルボーナスを受けれます。支援効果の乏しいセレスティアにはより貴重な効果であり、加えてセレスティアは力・魔力ともに伸びやすいため、エンゲージ技”テトラトリック”でのダメージも他のユニットに比べると伸びやすいため、全ユニットの中でも紋章士リーフとの適性が高めであると言えます。仮に”武器シンクロ+”を継承していた場合、テトラトリックの4回攻撃それぞれに最大+7ずつ、最大+28ダメージ加算されるため、より破壊力が増します。

 

セレスティアの低めな体格を補い、”即応”により敵の3射程攻撃に長弓で反撃可能である点も高評価です。

 

 

(2)単独行動メインの運用

 

 

兵種

ドラゴンナイト(剣:A、斧:B)

戦闘スタイル

飛行

兵種スキル

急襲

相手が侵入できない地形から攻撃した時、速さ+5

 

使用武器

勇者の剣(エンゲージカウント稼ぎ)

いかづちの剣(クロム/ルフレの刻印推奨)

トマホーク(命中+系刻印推奨)

風の大斧

 

その他、銀の大剣など

紋章士

ルキナ三級長DLC

② アイク、チキ(DLC

③ エイリーク、ヘクトルDLC

 

継承スキル

紋章士

必要SP

効果・備考

再移動

(可能ならば”再移動+”を推奨)

シグルド

1000

行動後、2マス移動できる

再移動+なら3マス移動(必要SP:2000)

※シグルド装備時は不要

速さの吸収

(安定択)

リン

2000

自分から攻撃して敵を倒すごとに速さ+2

(最大+10、戦闘マップ終了まで)

※リン装備時は不要

星玉の加護

DLC

 

※育成時のみ

チキ

1500

全能力の成長率+15

魔防20前後を境に他のスキルと入れ替え推奨)

 

※チキ装備時は不要

以下の表に、セレスティアをドラゴンナイトで運用した際の成長率と内部レベル20、内部レベル40におけるステータスをまとめます。

 

ドラゴンナイト

 

成長率

ステータス

個人

成長率

ドラゴンナイト

内部Lv.20

内部Lv.40

兵種

兵種+個人

HP

60

20

80

42

58

35

20

55

19

30

魔力

35

0

35

11

18

35

10

45

18

27

速さ

50

5

55

22

32

守備

30

20

50

15

25

魔防

35

5

40

15

23

幸運

20

5

25

8

13

体格

5

5

10

9

11

合計

305

90

395

117

(HP以外)

179

(HP以外)

 

私が初めてセレスティアを運用する際に選択した構成です。ドラゴンナイトの売りは総合力の高さであり、物理メインの兵種の中では魔力上限値が31と高く、上述のスナイパーやウォーリアーは20であることから、特効をつかない場合の魔法武器の火力はドラゴンナイトが勝ります。魔法武器の火力だけをみるとグリフォンナイトが勝りますが、ドラゴンナイトならば力成長率が50%を超えるため、高火力武器の斧も使用可能な点を踏まえて選択しました。

 

ドラゴンナイトで運用するメリットとして、移動がし易いことによるポジショニングの調整が可能である点です。マップによっては分かれて進行しなければならない場合もあり、地形を飛び越えていける飛行職が役に立つ場面があります。加えて、”急襲”スキルで速さを補うことで”ムードメーカー”発動に繋がり易い点も高評価です。

 

個人的な意見として、ドラゴンナイトで運用する場合は”星玉の加護”による成長率補強をお勧めします。ドラゴンナイトで運用する場合は基本的に単独での戦闘力を追い求めたいので、星玉の効果込みで最初にカンストするのは魔防(内部レベル33時点でカンスト)であるため、それまで紋章士チキを装備して育成し、その後他の紋章士への変更を検討する、といった流れをお勧めします。ただし、紋章士チキのシンクロ補正でHP・幸運がそれぞれ+10される点はセレスティアにとって明確な強みであるため、終盤までチキを装備し続けても問題ありません。

 

 

(3)現状ほぼ唯一無二の運用

 

 

兵種

パラディン(剣:S)

戦闘スタイル

騎馬

兵種スキル

回り込み

隣接する味方の反対側のマスへ移動する「回り込み」コマンドが使用できる

 

使用武器

勇者の剣(メイン、エンゲージカウント稼ぎ)

いかづちの剣(メイン、回避+系刻印推奨)

キルソード+5(カムイの紋章刻印検討)

銀の大剣 or ゲオルギオス

紋章士

① エイリーク、ロイ、アイク(絆レベル15以上)

ルキナ、リーフ(絆レベル15以上)

マルス、シグルド、(絆レベル15以上)、ベレト(絆レベル15以上)、クロム/ルフレDLC

 

継承スキル

紋章士

必要SP

効果・備考

再移動

(推奨)

シグルド

1000

行動後、2マス移動できる

再移動+なら3マス移動(必要SP:2000)

※シグルド装備時は不要

武器シンクロ+

(必須級、DLC

三級長

5000

自分から攻撃した時、シンクロ中の紋章士と同種の武器を装備していたら攻撃力+7

エンゲージ中は武器に関係なく攻撃力+7

※三級長装備時は不要

星玉の加護

DLC

 

※育成時のみ

チキ

1500

全能力の成長率+15

体格12前後を境に他のスキルと入れ替え推奨)

 

※チキ装備時は不要

 

以下の表に、セレスティアをパラディン(剣)で運用する際の成長率、内部レベル20、40におけるステータスをまとめます。

 

パラディン

 

成長率

ステータス

個人

成長率

パラディン

内部Lv.20

内部Lv.40

兵種

兵種+個人

HP

60

15

75

42

57

35

15

50

18

28

魔力

35

0

35

12

19

35

10

45

20

29

速さ

50

15

65

21

33

守備

30

15

45

15

24

魔防

35

15

50

13

23

幸運

20

10

30

8

14

体格

5

0

5

10

11

合計

305

95

400

117

181

 

個人的に”剣×パラディン”の評価を見直すきっかけとなった構成です。紋章士の特徴としてエンゲージ武器に剣が多いため、”武器シンクロ+”と合わせると実質常時強化される強みがあるのは理解していましたが、今一つハマるユニットがいませんでした。その理由として、剣の通常武器は射程が1のものが多く、2射程武器は”いかづちの剣”のみです。従って、剣×パラディンの運用を考察したプレイヤーの多くは、いかづちの剣の火力を求めると元々メインとする物理攻撃の火力が落ち、いかづちの剣を捨てると1射程武器しか残らない、という兼ね合いに悩まされたことと思います。これらの要素を何なく解決してしまうユニットがセレスティアでしたパラディンの基礎値の問題で、どれだけ成長率が良くても物理・魔法武器ともに高い火力を維持できるユニットはセレスティアを除けばユナカ、メリンのみとなります。この中で剣最高火力のゲオルギオスを扱えるのはセレスティアのみであるため、この3人の中で剣を使用するエンゲージ技最高火力を狙えます。

 

この構成のコンセプトとしては、エンゲージ武器に剣を持つ紋章士が多い点を活用し、”武器シンクロ+”によってデメリット無しで通常時の攻撃力アップを狙うことです。加えて、剣は軽量・高命中の武器が多いという強みがあるため、攻速落ちをほとんど無視できます。

 

個人的に思うパラディンの強みとして、余程の高火力を連発されない限りは一度の戦闘で倒されることが少ない耐久力の高さと、ウルフナイトほどでは無いものの回避能力も平均レベルにあるため、構成次第では1人で複数の敵を一度に相手できるポテンシャルがあることです。加えて、紋章士の騎馬ボーナスが豊富である点も強みと言えます。”星玉の加護”の効果を合わせるとよりタフなユニットに仕上がりますが、それよりも”武器シンクロ”スキルによる火力強化をお勧めします。

 

以下の表に、セレスティアと各紋章士の組み合わせによる強みを簡単にまとめます。

 

 

エンゲージ武器関連

備考(スキル等)

マルス

メリクルソードの「取得経験値2倍」による育成が可能

・”たたみかけ”、”神速(エンゲージスキル)”による追撃発生

ゲオルギオス使用によるエンゲージ技”スターラッシュ”の高火力が狙える

シグルド

絆レベル15解放が必須であるが、軽量・高火力の”ティルフィング”が使用可能(装備時、魔防+5)

”再移動”スキル標準装備

騎馬ボーナスで移動が最大14(助走による火力アップ)

・エンゲージ技”オーバードライヴ”で物理・魔法武器両方で高い火力が期待できる

ロイ

絆レベル15で解放される1~2射程剣”封印の剣”が非常に強力(威力:14、命中:95、必殺:10、装備時守備・魔防+5)

・エンゲージスキル”超越”によるステータス上昇と”移動+1”の騎馬スタイルボーナス

リーフ

絆レベル15解放で1~2射程武器の”ひかりの剣”が使用可能(高威力魔法武器、必殺20付き、装備時幸運+10)

”武器シンクロ”の効果がテトラトリックの4連攻撃全てに乗る

・リーフを使いこなせる数少ないユニット

ルキナ

エンゲージ武器”パルティア”を使用可能(装備時魔防+5、飛行特効、獲得経験値2倍)

・シンクロ補正がセレスティアとの相性◎

・”デュアルアシスト”スキルによるチェインアタック参加

・味方の騎馬ユニットに対して”絆盾”確定発動

アイク

絆レベル15解放が必要であるが、1~2射程剣”ラグネル”使用可能(必殺+5付き、装備時守備+5)

・高火力・高命中の”ウルヴァン”使用可能(装備時魔防+3)

・シンクロスキル”勇将+”とエンゲージスキル”不動”による高耐久

・ゲオルギオスを使用したエンゲージ技”覇克・天空”が可能

ベレト

・絆レベル15解放が必要であるが、1~2射程剣”天帝の剣”が使用可能(必殺+10付き、魔力の30%をダメージに加算、竜特効)

・軽量・高火力槍”アラドヴァル”が使用可能(自分から攻撃した時、威力150%)

・エンゲージスキル”指導”とエンゲージ技”女神の舞”により、1ターンの間対象のユニットの技+10

 

エイリーク

剣では珍しい飛行特効魔法武器”かぜの剣”が使用可能

・異形特効付の”ジークリンデ”が強力

エンゲージ技”ツインストライク”において、騎馬のスタイルボーナスにより「エフラムの攻撃ダメージ150%」が非常に強力

・シンクロ補正がセレスティアとの相性◎

・”月の腕輪”スキルが標準搭載であるため、”武器シンクロ”と合わせて安定したダメージが狙える。

クロム/ルフレ

セレスティアの高い魔力成長率と魔力初期値により、魔法武器である”サンダーソード”と”トロン”との相性が良い

エンゲージスキル”半身”により、魔力が+10

・ゲオルギオスを使用したエンゲージ技”ギガサンダーソード”発動可能(物理攻撃で放つ魔法攻撃)

 

 

【4】総括

 

 

今回の記事ではセレスティアの運用方法についてまとめました。セレスティアは汎用兵種にクラスチェンジした際の力・魔力の数値がかなり高水準であるため、非常に考察し甲斐のあるユニットであると言えます。セレスティアを考察するキッカケの通り、個人スキルの命中補強は高難易度でかなり助けられました。最後に紹介した剣×パラディンの組み合わせは特にお気に入りであり、セレスティアでの経験をヒントにさらに考察が進む予感がしています。

 

余談ですが、他の兵種候補として”マスターモンク”を計画していました。マスターモンクが使用する”体術”は力と魔力の平均値を参照するため、セレスティアと相性が良いと考えたからです。ただ、今回はセレスティアの個人スキル発動を重要視したため、より攻撃的な運用方法をまとめました。マスターモンクもパラディン同様中々積極的に採用されにくい兵種だと思いますが、使ってみると中々面白い兵種であるため、枠に困っている方にお勧めしておきます。

 

 

今回の記事は以上となります。

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

また次の記事でお会いしましょう。

 

2023年11月7日(火)

ネギ侍