ネギ侍の鍛錬場

趣味に関する記事を投稿します。

【FEエンゲージ】グレゴリー&マデリーンの運用方法考察

こんにちは。

ネギ侍と申します。

Twitter:@NgPKHo1O)

 

 

今回は私の好きなゲームの一つである、ファイアーエムブレムエンゲージ(FEエンゲージ)に関する記事となります。

(※本編のネタバレを含みます)

 

今回の記事は、FEエンゲージの本編攻略において、グレゴリーマデリーンの運用方法に焦点を当てた記事をまとめていきたいと思います。

 

 

 

 

尚、この記事で使用しているデータなどは以下のサイトを引用しています。

ファイアーエムブレムエンゲージ完全攻略本(徳間書店

https://www.pegasusknight.com/wiki/fe17/

https://hyperwiki.jp/fee/

 

 

この記事は以下の項目から構成されています。

 

【1】導入

【2】各ユニットの性能評価

【3】育成方針と運用方法考察

【4】総括

 

 

【1】導入

 

 

グレゴリーとマデリーンはDLC『邪竜の章』をクリアすると加入します。邪竜の章には本編6章クリア後いつでも好きなタイミングで挑戦できるようになりますが、本編よりも難易度が高めに設定されているため、ある程度紋章士が揃って挑むことをお勧めします。尚、邪竜の章をクリアすると2人と同時にエル、ラファール、セレスティアの合計5人が高レベルで加入し、チキ外伝などの神竜の章の敵レベルが格段に上がることには注意が必要です。この記事では、DLC購入且つ神竜の章と邪竜の章をクリアしていることを前提に話を進めます

 

グレゴリーは上級職”セイジ”、マデリーンは上級職”ジェネラル”で加入するため、序盤で枯渇しがちなマスタープルフによる下級職からのクラスチェンジは必要ありません。性能評価のパートで紹介しますが、グレゴリーは魔法方面が伸びやすく、マデリーンは物理方面が伸びやすいといった特徴があります。ただし、邪竜の章クリアで加入するユニット達は加入条件が特殊であることから、タイミングによっては味方ユニットが十分育っており編成に組み込む枠がない、といった事態が起きやすいと言えます。

 

そこで今回の記事では、グレゴリーとマデリーンの基本性能を整理しつつ、それぞれのユニットを本編攻略においてどのように運用する方法があるのかについて考察していきたいと思います。普段は特定のユニットに焦点を当てて記事を書いていることが多いですが、今回の記事では共通している要素があるため、一つの記事にまとめることにします。

 

 

【2】各ユニットの性能評価

 

 

(1)成長率・初期値について

 

 

以下の表にグレゴリーの個人成長率、兵種成長率・合計成長率、加入時の初期値をまとめます。

 

 

グレゴリー

成長率

初期ステータス

個人

成長率

セイジ

セイジ

Lv.1

兵種

兵種+個人

HP

55

0

55

35

30

0

30

10

魔力

50

30

80

25

20

5

25

13

速さ

25

0

25

13

守備

35

0

35

13

魔防

50

30

80

25

幸運

25

15

40

9

体格

5

0

5

8

合計

295

80

375

116(HP除く)

 

グレゴリーの成長率は魔力・魔防ともに50%に達しているものの、魔法職とは言っても重要なステータスである技・速さがかなり低く、初期兵種セイジの兵種成長率と合わせると非常に尖った成長率配分となっています。この成長率に対応するかのように初期ステータスも差が激しく、命中に関わる技・幸運が低くなっています。加えて体格成長率・初期値ともに低いため、魔道書のエルファイアーでギリギリ攻速落ちしない程度となっているため、高火力魔法を使用するとほぼ確実に攻速落ちします。したがって、実数値ほどの速さを維持しにくいことから、トロンやダイムサンダで一撃高火力を打ち込む運用になる場合が多いと思います。

 

 

以下の表にマデリーンの個人成長率、兵種成長率・合計成長率、加入時の初期値をまとめます。

 

 

マデリーン

成長率

初期ステータス

個人

成長率

ジェネラル

ジェネラル

Lv.1

兵種

兵種+個人

HP

75

25

100

46

50

20

70

24

魔力

20

0

20

6

15

10

25

12

速さ

15

0

15

7

守備

55

30

85

28

魔防

25

0

25

9

幸運

25

0

25

9

体格

10

10

20

13

合計

290

95

385

108(HP除く)

 

マデリーンの成長率はグレゴリーよりもさらに尖っており、HP・力・守備・体格はトップクラスに高いですが、その他の成長率は極めて低くなっています。特に技・速さの成長率と初期値が絶望的に低いため攻撃・反撃時は命中難に陥りやすく、敵から追撃を取られて削られるなど、非常に苦しい立ち回りを強いられます。HP・力・守備は非常に高いため、物理敵の吊り出しや必中のエンゲージ技の高火力には期待できます。

 

 

(2)個人スキル・兵種スキル・支援効果について

 

 

以下の表にグレゴリーとマデリーンの個人スキルと初期兵種の兵種スキルをそれぞれまとめます。

 

グレゴリー

個人スキル

生存戦略

自分の周囲3マス以内の範囲で味方ユニットより敵ユニットが多い時、回避+20

 

 

素質

天性素質:杖、初期素質:魔道書

 

初期兵種

セイジ

 

武器素質

魔道書:S、杖:A

戦闘スタイル

魔道

兵種スキル

【魔力増幅】

自分から魔道書で攻撃した時、周囲1マスの魔道書を装備中の味方の数だけ攻撃力をアップする。

(魔道書1つにつき、攻撃力+1)

 

マデリーン

個人スキル

【理想の騎士像】

敵から攻撃を受けた時、自分と隣接している味方がいたら受けたダメージ-2

 

 

素質

天性素質:斧、初期素質:(なし)

 

兵種

ジェネラル

 

武器素質

斧:S

戦闘スタイル

重装

兵種スキル

【入れ替え】

隣接する味方と位置を入れ替える「入れ替え」コマンドが使用できる

 

グレゴリーの個人スキルは特定の条件下で回避アップ効果ですが、回避に関わる速さ・幸運が伸びにくいことからアテにするのは危険であり、武器の紋章刻印や紋章士のシンクロスキル・継承スキルを重ね掛けする必要があると考えます。

 

マデリーンの個人スキルは味方ユニットと隣接時にダメージを軽減する効果であり、主人公と隣接するとさらに-3、ヴェイルと隣接するとさらに-1されるため、理論上ダメージを-6できます。ここまで軽減できれば紋章士アイクのエンゲージスキル”不動”発動時の物理ダメージをほぼ0に抑えることができます。ただし、難易度ルナティックの敵AIは与ダメージが0の場合無視するため、物理敵を誘き寄せるにはセネリオの”囮指名”と組み合わせる必要があります。ただし、防御無視のチェインアタックの固定ダメージを根本的に解決できないため、”助太刀”持ちのブレイブヒーローなどに連続でチェインアタックを仕掛けられると容易にやられてしまいます。さらに、上記の通り技・幸運があまりに低いため、敵を誘き寄せても反撃で削れないことが多い点が致命的です。したがって、このスキルは自分から攻撃を仕掛けた時の反撃ダメージを抑えるか、保険程度の認識でいた方が安全かもしれません。

 

 

グレゴリーとマデリーンの支援効果に関してですが、結論としてあまりに手薄なためほぼ考慮しなくて良いと思います。邪竜の章加入メンバー以外では共通してリュールとヴェイルの支援がありますが、リュールの「命中+10」とヴェイルの「命中+15、必殺回避+5(支援度Aで必殺回避+10)」だけ覚えておくと良いと思います。

 

 

(3)基本性能まとめ

 

 

グレゴリーとマデリーンの基本性能をまとめると、

 

(1)尖った個人成長率

(2)初期兵種が上級職であるが、個人成長率と似た傾向の兵種成長率からより尖った性能になる

(3)保険としては優秀な個人スキル

(4)手薄な支援

 

となります。

 

 

【3】育成方針と運用方法考察

 

 

基本性能を踏まえてグレゴリーとマデリーンの育成・運用方法を考察していきます。ただし、前提として邪竜の章を本編16章前後までにクリアしており、DLCを除く各紋章士の外伝を未クリアという条件における話となります。

 

共通して言えることは、両者とも初期兵種から他の兵種へクラスチェンジして育成します。上述の通り、初期兵種のままでは個人成長率と兵種成長率が合わさることであまりに過剰になっており、全体的にバランスが悪いと言えます。ただし、初期兵種のセイジ・ジェネラルは最終目標としては悪くないため、育成方針としては弱点である技・速さ・幸運を補強できるような兵種選択が必要です。上記のような前提条件を設定したのは、こうした回り道をする育成方針を達成するためにある程度育成期間が必要なためです。

 

 

あらかじめ参考として、全紋章士のシンクロ補正を以下の表にまとめます。

 

 

HP

魔力

速さ

守備

魔防

幸運

体格

移動

マルス

 

3

 

4

4

 

 

 

 

 

シグルド

 

 

 

4

 

4

 

 

3

1

セリカ

 

3

5

 

 

 

4

 

 

 

ミカヤ

 

 

4

 

 

 

5

6

 

 

ロイ

10

6

 

 

 

 

3

 

 

 

リーフ

7

 

 

 

 

3

 

 

5

 

リン

 

 

 

4

5

 

3

 

 

 

ルキナ

 

 

 

5

4

 

 

6

 

 

アイク

7

4

 

 

 

5

 

 

 

 

ベレト

 

 

3

 

3

 

 

12

 

 

カムイ

15

 

4

 

 

 

3

 

 

 

エイリーク

 

 

3

4

 

 

 

10

 

 

(以下DLC

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三級長

 

5

 

4

 

3

 

 

 

 

チキ

10

 

 

 

 

4

 

10

 

 

ヘクトル

 

4

 

 

 

5

 

 

3

 

ヴェロニカ

 

 

5

 

 

 

4

6

 

 

セネリオ

 

 

4

3

 

 

5

 

 

 

カミラ

7

 

 

 

5

 

4

 

 

 

クロム/ルフレ

 

3

(10)

5

4

 

 

 

 

 

 

 

(1)グレゴリーについて

 

 

育成方針

  1. 加入後、スナイパーへクラスチェンジ
  2. スナイパーで最低でもLv.15(内部Lv.34)まで育成
  3. 最終目標セイジへクラスチェンジ

 

兵種

スナイパー(弓:S)

戦闘スタイル

隠密

兵種スキル

集中

相手に反撃されない場合、必殺+10

 

使用武器

光の弓(メイン使用武器、命中強化系刻印推奨)

長弓(2~3射程)

勇者の弓(エンゲージカウント稼ぎ)

紋章士候補

ルキナ、クロム/ルフレDLC

② リン、チキ(DLC

③ ベレト、ヴェロニカ(DLC

 

兵種

セイジ

戦闘スタイル

魔道

兵種スキル

【魔力増幅】

自分から魔道書で攻撃した時、周囲1マスの魔道書を装備中の味方の数だけ攻撃力をアップする。

(魔道書1つにつき、攻撃力+1)

 

使用武器

トロン

ボルガノン or ノヴァ(23章終了後)

エクスカリバー

 

杖各種リザーブ、ワープ、レスキューなど)

紋章士候補

① ベレト、ヴェロニカ (DLC

ミカヤ、カミラ(DLC

セリカ、セネリオ(DLC

 

継承スキル

候補

紋章士

必要SP

効果・備考

再移動

シグルド

1000

行動後、2マス移動できる

※シグルド装備時は不要

命中+スキル

 

(+20以上推奨)

シグルド

500~2500

+10・・・SP:500

+15・・・SP:1000

+20・・・SP:1500

+25・・・SP:2000

+30・・・SP:2500

魔道Lv.5

セリカ

2000

魔道書装備時、命中+15、回避+15

 

(セイジクラスチェンジ後)

天刻の拍動+

(妨害杖を積極的に活用する場合、ほぼ必須)

ベレト

500

50%の確率で外れた攻撃が命中する。幸運が高いとさらに確率が上がる。

 

※ベレト装備時は不要

血統

DLC

 

※スナイパー運用時、推奨

三級長

150

入手経験値120%

 

※三級長装備時は不要

技・速さ+スキル

DLC

 

 

クロム/ルフレ

250~4800

+1・・・SP:250

+2・・・SP:700

+3・・・SP:1200

+4・・・SP:2400

+5・・・SP:4800

魔力・技+スキル

DLC

ヴェロニカ

700~8400

+1・・・SP:700

+2・・・SP:1600

+3・・・SP:4200

+4・・・SP:6000

+5・・・SP:8400

星玉の加護

DLC

 

※スナイパー運用時検討、”体格”を重視する場合は推奨

チキ

1500

全基本能力成長率+15%

 

※体格が10に届いた後、他のスキルと入れ替え

 

※チキ装備時は不要

 

グレゴリーの弱点である技を重点的に伸ばすため”スナイパー”を経由する方法となります。スナイパー以外ではボウナイト(剣・弓)もおすすめですが、より早く技が伸びるスナイパーを優先しました。

 

以下の表にグレゴリーをスナイパーで運用した際の成長率、内部Lv.20、34におけるスナイパーのステータスをまとめます。尚、ここでは”星玉の加護”の効果は含まれません。

 

スナイパー育成

 

成長率

ステータス

個人

成長率

スナイパー

スナイパー

(内部Lv.20)

スナイパー

(内部Lv.34)

兵種

兵種+個人

HP

55

15

70

37

47

30

15

45

17

23

魔力

50

0

50

17

23

20

30

50

16

23

速さ

25

10

35

12

17

守備

35

10

45

13

19

魔防

50

0

50

17

24

幸運

25

10

35

9

14

体格

5

0

5

8

8

合計

295

90

385

109(HP以外)

151(HP以外)

 

以下の表に

 

① 加入後セイジのまま内部Lv.40まで運用

② 内部Lv.34までスナイパーで育成し、セイジへクラスチェンジ③ ②の後、内部Lv.40までセイジで運用

 

それぞれ3種のステータスをまとめます。尚、ここでは”星玉の加護”の効果は含まれません。

 

 

セイジ

① セイジのみ(内部Lv.40)

② スナイパー経由

(内部Lv.34)

③ ②の後セイジ運用

(内部Lv.40)

HP

43

43

43

16

16

18

魔力

40

32

37

17

20

21

速さ

18

18

19

守備

20

19

20

魔防

40

32

37

幸運

16

14

16

体格

9

8

9

合計

176(HP除く)

159(HP除く)

177(HP除く)

 

特筆すべきは技の数値であり、仮にセイジのまま運用した場合、スナイパーを経由した場合の技:20に到達するには内部Lv.40まで運用する必要があるため、大幅に育成コストをカットできます。

 

グレゴリーの力の成長率は30%と魔法職向きなユニットの中では高めであるため、スナイパー運用した際には飛行特効をつく事で物理攻撃でも良いダメージを与えることが可能です。ただし、実際に運用する際には”光の弓”メインの運用が適していると言えます。グレゴリーが内部Lv.20でスナイパーにクラスチェンジした際の魔力初期値17は、初期値でありながらすでにスナイパーの兵種上限値20に迫る高さです。したがって、飛行兵のみならず、魔防が低めな敵に対しても光の弓でゴリ押していける場合もあると思います。

 

スナイパー運用時の紋章士としてはクロム/ルフレを推奨します。シンクロ補正で技・速さに補正が入るだけでなく、エンゲージ武器のサンダーソード、トロンを高火力で押し付けることができます。さらに、エンゲージスキル”半身”によってエンゲージ状態中は魔力が+10されるため、光の弓や各種魔法武器の火力を伸ばすことができます。

 

セイジ運用の際にはエンゲージ武器”テュルソスの杖”によって魔道書の攻撃射程が+2されるベレト、魔力・幸運に補正が入り、敵の反撃不可のエンゲージ武器”フリズスキャルヴ”、味方全員のHPと状態異常を回復できるエンゲージ武器”リザーブ+”が使用可能なヴェロニカを推奨します。グレゴリーの力を活かすならば、紋章士カミラのエンゲージ武器”カミラの艶斧”が有効です。カミラはシンクロスキルでHP・速さを強化できる点でも相性が良いと言えます。

 

継承スキルに関してですが、基本的に”命中強化”に関係するスキルをお勧めします。ただし、後ほど(3)節での説明を踏まえた上で考えていただきたいと思います。

 

 

(2)マデリーンについて

 

 

育成方針

  1. 加入後、スナイパーへクラスチェンジ(スナイパーのままの運用も◎)
  2. スナイパーで最低でもLv.17(内部Lv.36)まで育成
  3. ジェネラルへクラスチェンジ

 

兵種

スナイパー(弓:S)

戦闘スタイル

隠密

兵種スキル

集中

相手に反撃されない場合、必殺+10

 

使用武器

鋼の弓 or 銀の弓(メイン使用武器)

光の弓(メイン使用武器、命中強化系刻印推奨)

長弓(2~3射程)

勇者の弓(エンゲージカウント稼ぎ)

紋章士候補

① リン、ロイ(20章~)

ルキナ、三級長(DLC

③ ベレト、ヴェロニカ(DLC

 

兵種

ジェネラル(斧:S)

戦闘スタイル

重装

兵種スキル

【入れ替え】

隣接する味方と位置を入れ替える「入れ替え」コマンドが使用できる

 

使用武器

トマホーク(リン刻印推奨)

銀の大斧 or ウコンバサラ(24章途中~)

風の大斧

勇者の斧(エンゲージカウント稼ぎ)

その他(キラーアクスなど)

紋章士候補

① ロイ、ヘクトルDLC

② アイク、カミラ(DLC

③ シグルド、チキ(DLC

 

継承スキル

候補

紋章士

必要SP

効果・備考

再移動

シグルド

1000

行動後、2マス移動できる

※シグルド装備時は不要

命中+スキル

 

(+30推奨)

シグルド

500~2500

+10・・・SP:500

+15・・・SP:1000

+20・・・SP:1500

+25・・・SP:2000

+30・・・SP:2500

天刻の拍動+

(命中+スキルで足りない場合、検討)

ベレト

500

50%の確率で外れた攻撃が命中する。幸運が高いとさらに確率が上がる。

 

※ベレト装備時は不要

技+スキル

ルキナ

100~2000

+1・・・SP:100

+2・・・SP:300

+3・・・SP:500

+4・・・SP:1000

+5・・・SP:2000

防陣

カムイ

2000

敵のチェインアタック無効

※カムイ装備時は不要

血統

DLC

 

※スナイパー運用時、推奨

三級長

150

入手経験値120%

※三級長装備時は不要

技・速さ+スキル

DLC

 

 

クロム/ルフレ

250~4800

+1・・・SP:250

+2・・・SP:700

+3・・・SP:1200

+4・・・SP:2400

+5・・・SP:4800

星玉の加護

DLC

 

チキ

1500

全基本能力成長率+15%

 

ロイのエンゲージスキル”超越”にも影響

 

※チキ装備時は不要

 

”星玉の加護”に頼らない育成方法として、技に+30の成長率補正の入るスナイパーが適当であると考えました。

 

以下の表にマデリーンをスナイパーで運用した際の成長率、内部Lv.20、36におけるスナイパーのステータスをまとめます。尚、ここでは”星玉の加護”の効果は含まれません。

 

スナイパー育成

 

成長率

ステータス

個人

成長率

スナイパー

スナイパー

(内部Lv.20)

スナイパー

(内部Lv.36)

兵種

兵種+個人

HP

75

15

90

40

55

50

15

65

21

31

魔力

20

0

20

6

9

15

30

45

16

23

速さ

15

10

25

11

15

守備

55

10

65

17

27

魔防

25

0

25

9

13

幸運

25

10

35

9

14

体格

10

0

10

8

9

合計

290

90

380

97(HP以外)

141(HP以外)

 

以下の表に

 

① 加入後ジェネラルのまま内部Lv.40まで運用

② 内部Lv.36までスナイパーで育成し、ジェネラルへクラスチェンジ

③ ②の後、内部Lv.40までジェネラルで運用

 

それぞれ3種のステータスをまとめます。尚、ここでは”星玉の加護”の効果は含まれません。

 

 

ジェネラル

① ジェネラルのみ(内部Lv.40)

② スナイパー経由

(内部Lv.36)

③ ②の後ジェネラル運用

(内部Lv.40)

HP

66

61

65

38

34

37

魔力

10

9

10

17

19

20

速さ

10

11

11

守備

45

38

42

魔防

14

13

14

幸運

14

14

15

体格

17

14

15

合計

165

152

164

 

仮に初期兵種ジェネラルのまま運用した場合、スナイパー内部Lv.36まで育成した技の数値と同じ値になるのは内部Lv.48到達時であることから大幅な短縮が可能です。命中率は技の2倍と幸運の半分の値が参照されることから、技の数値をできるだけ稼ぐことが理想と考えました。ただ、これでもまだ命中に不安があるため、継承スキル”命中+30”を推奨します。これによって、実質技15分に相当します。

 

マデリーンの特徴として、魔力初期値が比較的高めであることが挙げられます。多くの物理メインのユニットは初期値が低いため魔法武器の火力が伸びにくいことがありますが、マデリーンは成長率共に最低限火力が保証されていると言えます。したがって、光の弓や風の大斧などの飛行特効武器を積極的に活用することをお勧めします。

 

最終目標としてジェネラルを設定した理由として、戦闘スタイル”重装”の効果として「武器相性によるブレイク無効」があるためです。これを利用して、紋章士ロイやアイクと積極的にエンゲージ状態を発動し、敵の高火力物理アタッカーの相手をする運用を想定しました。ロイのエンゲージ武器”封印の剣”や、アイクのエンゲージ武器”ラグネル”や”ウルヴァン”といった優秀な武器を使用して、ブレイクされることなく戦闘し続けることが可能です。与えるダメージが0の場合は基本的に敵から無視されてしまいますが、チェインアタックを仕掛けるために攻撃してくる場合があります。しかし、”防陣”スキルを継承している場合はチェインアタックを無効化できるため、ダメージ0のまま敵を吊り出すことも可能です。ジェネラル×紋章士ロイの組み合わせについて以前記事にまとめていますので、記載したURLより参考にしていただけると幸いです(URL:https://n-goemon.hatenablog.com/entry/2023/09/21/233735)。

 

 

ここまでマデリーンの育成方針を考察してきましたが、個人的にはマデリーンほど尖った成長率をしているユニットの場合、素直に”星玉の加護”を活用するのも一つの手だと考えます。”星玉の加護”の恩恵を存分に活用する兵種として”ボウナイト”をお勧めします。

 

 

”星玉の加護”を積極的に活用する場合

兵種

ボウナイト(斧:B、弓:A)

戦闘スタイル

騎馬

兵種スキル

狙撃

移動せずに自分から攻撃した時、命中+40

 

使用武器

光の弓

長弓(2~3射程)

勇者の弓(エンゲージカウント稼ぎ用)

トマホーク(命中+系刻印推奨)

風の大斧

紋章士

ルキナチキDLC

② エイリーク、シグルド、カミラ(DLC

③ ロイ、ヴェロニカ(DLC

 

継承スキル

紋章士

必要SP

効果・備考

再移動

(推奨)

シグルド

1000

行動後、2マス移動できる

※シグルド装備時は不要

命中+スキル

 

シグルド

500~2500

+10・・・SP:500

+15・・・SP:1000

+20・・・SP:1500

+25・・・SP:2000

+30・・・SP:2500

速さの吸収

 

リン

2000

自分から攻撃して敵を倒すごとに速さ+2

(最大+10、戦闘マップ終了まで)

※リン装備時は不要

速さ・技+スキル

DLC、推奨)

 

※命中+スキルと選択

クロム/ルフレ

250~4800

+1・・・SP:250

+2・・・SP:700

+3・・・SP:1200

+4・・・SP:2400

+5・・・SP:4800

星玉の加護

DLC

 

※可能な限りチキを装備して継承を省略する

チキ

1500

全基本能力成長率+15%

 

ロイのエンゲージスキル”超越”にも影響

 

※チキ装備時は不要

 

以下の表にマデリーンをボウナイトで運用した場合の成長率、”星玉の加護”込みの成長率、内部Lv.20時及び内部Lv.40時のステータスをまとめます。

 

ボウナイト運用(星玉の加護活用)

 

成長率

ステータス

個人

成長率

ボウナイト

ボウナイト

(内部Lv.20)

ボウナイト

(内部Lv.40)

兵種

合計

(個人+兵種)

合計+星玉

HP

75

10

85

100

40

60

50

10

60

75

20

35

魔力

20

0

20

35

7

14

15

20

35

50

15

25

速さ

15

20

35

50

13

23

守備

55

0

55

70

17

26

魔防

25

15

40

55

11

22

幸運

25

15

40

55

9

20

体格

10

0

10

25

8

13

合計

290

90

380

515

100

(HP除く)

178

(HP除く)

 

ボウナイトはマデリーンの天性素質:斧のおかげでトマホークや風の大斧が使用可能になります。”星玉の加護”のおかげで技・速さ・幸運の数値が底上げされるメリットは非常に大きいと考えます。

 

 

(3)運用方法補足

 

 

ここまでグレゴリーとマデリーンの運用に関して考察してきましたが、正直なところ、上記の構成のみではまだ安定感に欠けると思います。特にマデリーンをスナイパー経由して育成したとしても、”星玉の加護”に頼らない場合はそこまで大きく底上げできません。したがって、①弱点を補う育成方針、②継承スキル、③紋章刻印に続くサポート方法として、『セレスティアの個人スキルムードメーカー』、または、本編22章終了後から使用可能な『紋章士リュールのシンクロスキル絆を繋和ぐもの+』の積極的な活用をお勧めします。

 

セレスティアの個人スキル”ムードメーカー”は「敵を撃破した時、1ターンの間周囲2マスの味方の命中+20」という効果であり、支援効果を受けられないユニットのサポートとして優秀です。セレスティアの運用方法に関して以前記事を投稿していますので、記載のURLより参考にしていただけると幸いです(URL:https://n-goemon.hatenablog.com/entry/2023/11/07/043511)。

 

紋章士リュールのシンクロスキル”絆を繋和ぐもの+”は「自分と、周囲2マス以内にいるシンクロ・エンゲージ中の味方の命中・回避+30」という破格の効果を持ちます。セレスティアと違って範囲に入るだけで恩恵を受けることができます。本編22章終了後と解禁が遅めではありますが、意識して運用する価値は十分にあります。

 

これらを踏まえた上で、本編全体を通してグレゴリーとマデリーンが安定して動けるかどうかは、『セレスティアの扱い方』がカギになると考えます。22章終了後からはそこに紋章士リュールが加わって選択肢が増えるため、実戦での運用の幅が広がります。

 

 

ここで、以前投稿したセレスティアの運用方法に関する記事より、お勧めの構成を以下に示します(URL:URL:https://n-goemon.hatenablog.com/entry/2023/11/07/043511)。

 

兵種

パラディン(剣:S)

戦闘スタイル

騎馬

兵種スキル

回り込み

隣接する味方の反対側のマスへ移動する「回り込み」コマンドが使用できる

 

使用武器

いかづちの剣(メイン、回避+系刻印推奨)

キルソード+5(メイン、カムイの紋章刻印

勇者の剣(エンゲージカウント稼ぎ)

 

銀の大剣 or ゲオルギオス

紋章士

エイリーク

 

継承スキル

紋章士

必要SP

効果・備考

再移動

(推奨)

シグルド

1000

行動後、2マス移動できる

再移動+なら3マス移動(必要SP:2000)

※シグルド装備時は不要

武器シンクロ+

(必須級、DLC

三級長

5000

自分から攻撃した時、シンクロ中の紋章士と同種の武器を装備していたら攻撃力+7

エンゲージ中は武器に関係なく攻撃力+7

※三級長装備時は不要

星玉の加護

DLC

 

※育成時のみ

チキ

1500

全能力の成長率+15

体格12前後を境に他のスキルと入れ替え推奨)

 

※チキ装備時は不要

 

エイリークのエンゲージ技”ツインストライク”に”武器シンクロ+”と”月の腕輪+”の効果、騎馬ボーナスで「エフラムのダメージ150%」が適用されるため、敵次第では100を超えるダメージが出ます。

 

非エンゲージ状態では、シンクロ中の紋章士がエイリークであれば”武器シンクロ+”の効果により剣による攻撃力が+7され、物理攻撃ならば”月の腕輪+”の効果も乗るため、自分から攻撃した際の攻撃力が劇的に上昇します。

 

従って、自軍ターンに敵を処理しやすい上記の構成でセレスティアを運用することで”ムードメーカー”効果を発動しやすくなり、グレゴリーとマデリーンを運用する際の安定性が改善されると考えます。

 

これらの方法に加えてもう一つサポートをかけるならば、味方の騎馬ユニットに装備した紋章士カミラやカムイの竜脈”水”によって、敵に対して”回避-30”の地形効果を付与する方法もあります(参考記事URL:https://n-goemon.hatenablog.com/entry/2023/10/26/235648)。敵の回避デバフとセレスティアの命中補強スキルを重ねがけすることで、実質命中+50に跳ね上がります。竜脈”水”に関してはグレゴリーとマデリーンのサポートに止まらず、他の味方ユニットにも大きなメリットとなります。従って、竜脈”水”の活躍の機会はより一層高まるかもしれません。

 

 

【4】総括

 

 

今回の記事ではグレゴリーとマデリーンの運用方法に関して考察しました。2人とも火力面は十分保証されるため、以下に命中を補強してあげるかがポイントとなります。

 

今回の考察に関して、私がこれまでに記事にまとめてきたユニットとは異なり、一筋縄ではいかない難しさがありました。正直なところ、以前までの私は「”星玉の加護”付けて運用」しか思いつきませんでした。ところが、最近セレスティアの運用に関して考察したお陰で、”星玉の加護”に頼らない方法や実戦での運用にも希望が見えました。こうしてみると、過去に考察した経験が蓄積されて今に繋がっていると実感できます。

 

点と点のように見えていたものが、実は線で繋がっていたことに面白さを感じます。

 

 

今回の記事は以上となります。

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

また次の記事でお会いしましょう。

 

2023年11月12日(日)

ネギ侍