こんにちは。
ネギ侍と申します。
(Twitter:@NgPKHo1O)
今回は私の好きなゲームの一つである、ファイアーエムブレムエンゲージ(FEエンゲージ)に関する記事となります。
(※本編のネタバレを含みます)
今回の記事は、FEエンゲージの本編攻略において、クロエについて記事をまとめていきたいと思います。
尚、この記事で使用しているデータなどは以下のサイトを引用しています。
・ファイアーエムブレムエンゲージ完全攻略本(徳間書店)
・https://kamigame.jp/fe-engage/index.html
・https://www.pegasusknight.com/wiki/fe17/
この記事は以下の項目から構成されています。
【1】導入
【2】クロエの性能評価
【3】運用方法考察
【4】総括
【1】導入
クロエは本編4章開始時にセリーヌ、ルイと共に加入します。初期兵種は前半加入ユニットの中では貴重な飛行職である”ランスペガサス”であり、歩行兵では進入できない地形を無視して縦横無尽に駆け巡ることができます。ただし、この章から敵に弓兵がで始めるため、運用の際には弓の攻撃を受けないように注意が必要です。
性能評価の章で触れますが、クロエは優れた成長率を持っていることから、多くのユーザーがスタメンで愛用しているユニットと思われます。特に、速さに関しては全ユニットトップであり、攻撃の際には追撃を取りやすい点で優れています。また、加入時は物理職ですが、成長率は物理・魔法の両刀向きの配分となっており、様々な兵種の選択肢によってプレイヤーの好みが現れやすいユニットと思われます。
私もこれまでの周回において数種類の兵種でクロエを運用してきました。そこで、今回の記事では、クロエの基本性能を整理しつつ、本編攻略における運用方法についてまとめていきたいと思います。
【2】クロエの性能評価
(1)成長率・初期値について
クロエの初期兵種”ランスペガサス”はLv.10になると、上級職”グリフォンナイト”にクラスチェンジ可能です。そこで、以下の表にクロエの個人成長率、グリフォンナイトの兵種成長率と個人成長率の合計成長率、加入時の初期ステータス、下級職Lv.10でグリフォンナイトにクラスチェンジした際の初期ステータスをまとめます。
|
成長率 |
初期ステータス |
|||
個人 成長率 |
グリフォンナイト |
加入時 (下級職) |
グリフォンナイトLv.1 |
||
兵種 |
兵種+個人 |
||||
HP |
75 |
0 |
75 |
26 |
30 |
力 |
25 |
10 |
35 |
8 |
11 |
魔力 |
35 |
15 |
50 |
4 |
6 |
技 |
40 |
15 |
55 |
13 |
18 |
速さ |
55 |
20 |
75 |
13 |
18 |
守備 |
30 |
0 |
30 |
5 |
7 |
魔防 |
25 |
15 |
40 |
9 |
12 |
幸運 |
25 |
15 |
40 |
10 |
13 |
体格 |
5 |
0 |
5 |
5 |
6 |
クロエは成長率で見ると魔力の方が高く、グリフォンナイトになると合計で50%に達することから、固定成長だと2回のレベルアップ毎に魔力のステータスが1あがります。導入でも少し触れましたが、速さ成長率は55%で全ユニットトップであり、さらに各ユニットに設定されたステータス変動値はクロエの場合速さに+3されるため、上限まで育つとフォガート・ラピスと並んで速さの数値が最も高くなります。こうした速さに優れたユニットは耐久方面が脆くなりがちですが、クロエの場合はHP成長率75%と非常に高く(全ユニット中3位タイ)、守備・魔防も最低限の成長率を有しているため、回避盾性能も持ちつつ多少の攻撃は平気で受けられる耐久力を持つことから、非常に運用しやすい性能をしていると言えます。ただし、力の成長率が低いだけでなく、クロエは力のステータス変動値に-2の補正が入ることから、物理攻撃を行う上では速さを活かした追撃発生によってできる限り多くダメージを与えていきたいところです。ここで、次に課題となるのは体格の低さであるため、武器の重さによる攻速落ちにも注意が必要です。
成長率においては、力と体格が低めな点を除くと高水準であるため、育成方針が立てやすいユニットであると言えます。
参考として、クロエの個人成長率の合計値は315であり、この数値は全ユニットの中で4番目の高さとなります。以下の表に合計成長率が300を超えるユニットをランキング順にまとめます。
合計成長率 |
ユニット |
345 |
モーヴ |
325 |
アンナさん |
320 |
カゲツ |
315 |
クロエ、ロサード |
310 |
|
305 |
リュール、セレスティア |
300 |
フォガート、パンドロ、ボネ、エル |
余談となりますが、フォガート隊の3人が同じ合計成長率になっていることに運命を感じました。
(2)個人スキル・兵種スキルについて
次に、クロエの個人スキルと上級職グリフォンナイトの兵種スキルについてまとめます。
個人スキル |
【絵になる二人】 周囲2マス以内に味方の男女ユニットが隣接している場合、与えるダメージ+2 |
||
|
|||
兵種 |
グリフォンナイト |
||
|
|||
武器素質 |
剣A・杖C / 槍S・杖C / 斧A・杖C (クロエの場合は槍の天性素質によりランクアップ) |
||
戦闘スタイル |
飛行 |
||
兵種スキル |
【移動補助】 自分のマスを含む周囲1マスの地形の移動コストを1にする |
個人スキルは条件付きで固定ダメージ上乗せスキルであるため、守備が高いアーマー兵などに対しても個人スキルが発動すれば最低でもダメージを2(追撃発生なら4)与えることができます。特に物理攻撃時は低火力になりがちなクロエと相性が良いですが、注意点として、この個人スキルの発動条件にある”女性ユニット”にはクロエ自身は含まれません。
グリフォンナイトで運用する際には使用武器の選択が必要です。順当に行けば”槍・杖”になりますが、槍は重めの武器が多く、体格が低いクロエの攻速落ちを起こしやすくなります。特にクロエは魔力も伸びやすいことから魔法武器を活用していきたいところですが、槍の魔法武器”炎の槍”は威力10は良いとして重さが16あるため、グリフォンナイトにクラスチェンジした直後の体格6では攻速が-10されてしまうため、”速さの吸収”スキルの最大+10補正でようやく相殺されます。従って、使用武器に槍を選択した際には”体格”のステータスを補強することを意識すべきと考えます。
仮に魔法武器を積極的に使用するならば、武器レベルはAまでとなるものの”剣”を選択して”いかづちの剣”を使用することをお勧めします。いかづちの剣は「威力:13、重さ:11」であるため、メイン武器として使用する上では炎の槍よりも扱いやすい性能となっています。
尚、使用可能な杖に関してはかなり限られており、回復系は「ライブ、リライブ、レスト」、妨害杖は「アイスロック、フリーズ、サイレス」、転移系は「リワープ」のみとなります。転移杖のワープ・レスキューが使えないため、紋章士ミカヤと絆レベルを上げない限りはあまり実用的ではありません。したがって、杖によるサポートはアイスロックを積極的に活用することをお勧めします。
グリフォンナイトの兵種スキルは移動コストを低減させるものであり、本編17章の炎などで移動が阻害されるマップギミックなどで活躍するため、攻略に必須なスキルというほどではないものの知っておくと役に立つ効果となっています。
(3)支援効果について
以下の表にクロエが相手に与える支援効果と支援相手をまとめます。
支援度 |
命中 |
回避 |
必殺 |
必殺回避 |
S |
10 |
5 |
6 |
5 |
A |
10 |
5 |
3 |
5 |
B |
10 |
5 |
3 |
0 |
C |
10 |
5 |
0 |
0 |
|
|
|||
支援相手 |
リュール、フラン、セリーヌ、ルイ、アンバー、シトリニカ、メリン、ボネ、セアダス、オルテンシア、ジャン |
さらに、以下の表にクロエが支援相手から受けることができる支援効果をまとめます。表中には「支援度:Sの効果」も記載されていますが、支援Sは主人公のみ存在するため、実質クロエが受けることが可能な効果は支援度:Aまでとなります。各ユニットの支援効果として参考にしていただければと思います。
ユニット |
支援度 |
命中 |
回避 |
必殺 |
必殺回避 |
【① バランス型】 |
|
|
|
|
|
リュール シトリニカ メリン |
S |
10 |
5 |
6 |
5 |
A |
10 |
5 |
3 |
5 |
|
B |
10 |
5 |
3 |
0 |
|
C |
10 |
5 |
0 |
0 |
|
|
|
|
|
|
|
【② 必殺型】 |
|
|
|
|
|
ルイ ボネ セアダス |
S |
10 |
0 |
12 |
5 |
A |
10 |
0 |
6 |
5 |
|
B |
10 |
0 |
3 |
5 |
|
C |
10 |
0 |
3 |
0 |
|
|
|
|
|
|
|
【③ 必殺回避型】 |
|
|
|
|
|
S |
15 |
0 |
0 |
20 |
|
A |
15 |
0 |
0 |
10 |
|
B |
15 |
0 |
0 |
5 |
|
C |
10 |
0 |
0 |
5 |
|
|
|
|
|
|
|
【④ 命中型】 |
|
|
|
|
|
フラン |
S |
30 |
5 |
0 |
0 |
A |
20 |
5 |
0 |
0 |
|
B |
15 |
5 |
0 |
0 |
|
C |
15 |
0 |
0 |
0 |
|
|
|
|
|
|
|
【⑤ 回避型】 |
|
|
|
|
|
アンバー オルテンシア ジャン |
S |
10 |
20 |
3 |
0 |
A |
10 |
10 |
3 |
0 |
|
B |
10 |
5 |
3 |
0 |
|
C |
10 |
5 |
0 |
0 |
これらの支援効果はクロエの兵種によって優先度が変わるため、兵種の特徴に応じて進軍を工夫すると良いです。ただし、クロエが受けられる支援効果は【⑤ 回避型】を除くとそこまで重要度が高くないものに偏っています。特に、幸運が低めな兵種(ウォーリアーなど)を選択した場合は敵の攻撃による必殺事故をケアする必要がありますが、低い支援度で必殺回避の効果を発揮できるのがセリーヌだけなので、支援効果だけに頼るのは中々厳しいと言えます。したがって、クロエは支援効果によるサポートよりも、武器の紋章刻印による補強を優先すべきと考えます。
(4)基本性能まとめ
クロエの基本性能をまとめると、
(1)HP・技・速さの成長率が優れる
(2)力・魔力の成長率が並程度であるため、両刀運用も可。ただし、一発あたりの火力は低めであるため、できる限り追撃発生を狙う。
(3)味方ユニットとの組み合わせによる支援効果のバランスはやや渋め
(4)武器錬成・紋章刻印による補強を積極的に活用
となります。
【3】運用方法考察
【2】章で整理した通り、クロエは様々な兵種での運用に適した成長率をしていることから様々な運用が想定されます。そこで、今回の記事では、私が実際に運用した方法を中心に紹介したいと思います。
(1)飛行職での運用
① |
|
||
兵種 |
グリフォンナイト(槍:S、杖:C) |
||
兵種スキル |
【移動補助】 自分のマスを含む周囲1マスの地形の移動コストを1にする |
||
|
|||
使用武器 |
スレンドスピア(12章~22章) ブリューナク(22章途中~) 勇者の槍 炎の槍 アイスロック 回復杖 |
||
紋章士 |
リーフ(体格補正との相性◎) |
||
シグルド(第三候補) |
|||
|
|||
継承スキル |
紋章士 |
必要SP |
効果・備考 |
再移動 (推奨、優先度大) |
シグルド |
1000 |
行動後、2マス移動できる ※シグルド装備時は不要 |
速さの吸収 (推奨、安定択) |
リン |
2000 |
自分から攻撃して敵を倒すごとに速さ+2 (最大+10、戦闘マップ終了まで) ※リン装備時は不要 |
速さ+5 |
リン |
2000 |
|
月の腕輪 (リーフ装備時お勧め) |
エイリーク |
3000~5000 |
自分から物理攻撃をした時、相手の守備の20%をダメージに加算する。”月の腕輪+”であれば守備の30%をダメージに加算する。 ※エイリーク装備時は不要
※リーフのエンゲージ技”テトラトリック”には反映されない |
② |
|
||
兵種 |
ドラゴンナイト(槍:A、斧:B) |
||
兵種スキル |
【急襲】 相手が侵入できない地形から攻撃した時、速さ+5 |
||
|
|||
使用武器 |
スレンドスピア 勇者の槍 銀の大槍 炎の槍 トマホーク |
||
紋章士 |
エイリーク(DLC無しの場合、優先度大) |
||
三級長(DLC、適正◎) |
|||
シグルド、リーフ、カミラ(DLC) |
|||
|
|||
継承スキル |
紋章士 |
必要SP |
効果・備考 |
再移動 (推奨、優先度大) |
シグルド |
1000 |
行動後、2マス移動できる ※シグルド装備時は不要 |
速さの吸収 (推奨、安定択) |
リン |
2000 |
自分から攻撃して敵を倒すごとに速さ+2 (最大+10、戦闘マップ終了まで) ※リン装備時は不要 |
速さ+5 |
リン |
2000 |
|
星玉の加護 (DLC、育成時のみ) |
チキ |
1500 |
全ステータスの成長率+15 ※体格12、または速さ30前後を目安に他のスキルと入れ替え |
以下の表にグリフォンナイトとドラゴンナイトの合計成長率、下級職Lv.10でクラスチェンジした際の初期ステータスをまとめます。
|
グリフォンナイト |
|||
合計成長率 (個人+兵種) |
初期値 (下級職Lv.10でクラスチェンジ) |
合計成長率 (個人+兵種) |
初期値 (下級職Lv.10でクラスチェンジ) |
|
HP |
75 |
30 |
95 |
33 |
力 |
35 |
11 |
45 |
13 |
魔力 |
50 |
6 |
35 |
4 |
技 |
55 |
18 |
50 |
16 |
速さ |
75 |
18 |
60 |
16 |
守備 |
30 |
7 |
50 |
9 |
魔防 |
40 |
12 |
30 |
8 |
幸運 |
40 |
13 |
30 |
11 |
体格 |
5 |
6 |
10 |
7 |
また、以下の表に、内部レベル30、40におけるグリフォンナイトとドラゴンナイトのステータスをまとめます。尚、このステータスに関して、星玉の加護の効果は考慮しません。
|
グリフォンナイト |
|||
内部Lv.30 |
内部Lv.40 |
内部Lv.30 |
内部Lv.40 |
|
HP |
45 |
53 |
52 |
62 |
力 |
18 |
22 |
22 |
27 |
魔力 |
16 |
21 |
11 |
15 |
技 |
29 |
34 |
26 |
31 |
速さ |
33 |
40 |
28 |
34 |
守備 |
13 |
16 |
19 |
24 |
魔防 |
20 |
24 |
14 |
17 |
幸運 |
21 |
25 |
17 |
20 |
体格 |
7 |
7 |
9 |
10 |
以下の表に、グリフォンナイト・ドラゴンナイトそれぞれの運用に関して、”星玉の加護”を使用した場合のステータスをまとめます。
|
グリフォンナイト |
|||||
初期値 |
内部Lv.30 |
内部Lv.40 |
初期値 |
内部Lv.30 |
内部Lv.40 |
|
HP |
31 |
49 |
58 |
34 |
56 |
67 |
力 |
12 |
22 |
27 |
14 |
26 |
32 |
魔力 |
7 |
20 |
27 |
5 |
15 |
20 |
技 |
19 |
33 |
40 |
17 |
30 |
36 |
速さ |
18 |
36 |
45 |
16 |
31 |
39 |
守備 |
8 |
17 |
21 |
10 |
23 |
29 |
魔防 |
13 |
24 |
29 |
9 |
18 |
22 |
幸運 |
14 |
25 |
30 |
12 |
21 |
25 |
体格 |
6 |
10 |
12 |
7 |
12 |
15 |
グリフォンナイトでの運用は体格がかなり低めであるため、特に槍をメインに使用する場合は紋章士でのカバーを優先すべきと考えます。体格のみに焦点を当てるならば、絆レベルが最大の時に+5の補正が入るリーフは非常に相性が良いです。ただし、リーフはそこまで戦闘能力が高くない紋章士であるため、この場合の継承スキルは火力補強スキルを検討すべきと思われます。継承スキルに”月の腕輪”を挙げていますが、これは通常時の物理攻撃において火力補助を行うことが目的です。リーフのエンゲージ技”テトラトリック”には”月の腕輪”の効果が反映されない落とし穴があります。これは、連続攻撃の初撃の種類で発動判定が決まる仕様によるものと考えられ、テトラトリックの最初の攻撃が魔法武器の”ひかりの剣”であるため、”月の腕輪”の発生条件から外れるためと考えられます。体格の攻速落ちには目を瞑って火力面の補強を意識するならば、DLCで入手可能な三級長の腕輪がお勧めです。本編6章終了後から自動的に入手可能である点も非常にありがたいです。
一方で、ドラゴンナイトでの運用に関しては、”星玉の加護”による成長補助の恩恵が大きいように感じました。クロエをドラゴンナイトで運用しても力の成長率は50%に届かないため、使用武器には火力重視で「槍・斧」の組み合わせを選択しましたが、斧は槍以上に重たい武器(目安:重さ14~16)であることから攻速落ちがより顕著に影響します。兵種成長率で体格に+5%加算されるとはいえ追いつかないことから、”星玉の加護”の+15%の補正による恩恵が非常に大きいと言えます。したがって、体格が12または速さが30前後に達するあたりまでは”星玉の加護”を使用し、その後は”速さの吸収”などで攻速落ちをカバーしつつ運用する方が安定しました。粘り強く育成していけば、ドラゴンナイト特有のタフさも相まって物理エースとしての運用が可能です。尚、星玉の加護を採用して育成すると、内部レベル30の時点で敵の光の弓による攻撃を受けたとしても、1発なら十分耐え切れるほどの耐久力を手にします。
(2)育成コストが低めな運用
兵種 |
ブレイブヒーロー(剣:A、槍:B) |
||
兵種スキル |
【助太刀】 自分のHPが最大値の状態でチェインアタックに参加した時、2連続攻撃になる |
||
|
|||
使用武器 |
スレンドスピア 炎の槍 いかづちの剣 勇者の剣 銀の大剣 |
||
紋章士 |
|||
シグルド(※特定の条件下でお勧め) |
|||
|
|||
継承スキル |
紋章士 |
必要SP |
効果・備考 |
再移動 |
シグルド |
1000 |
行動後、2マス移動できる ※シグルド装備時は不要 |
デュアルアシスト+ (優先度大) |
2000 |
自分が攻撃可能な範囲(移動距離+射程)にいる敵に味方が攻撃した時、自分が戦闘スタイル「連携」かスキル「デュアルアタック」を使えるなら、70%の確率でチェインアタックに参加する。 ※ルキナ装備時は不要 |
|
七色の叫び+ (DLC、優先度大) |
クロム/ルフレ |
2000 |
自分の周囲2マスにいる味方の7つの基本能力を1ターンの間+3する「応援」コマンドが使用できる。 ※クロム/ルフレ装備時は不要 |
Lv.5で”助太刀”を入手後はほとんど自分から攻撃を仕掛けず、自分の行動は”七色の叫び+”で味方にステータス上昇をかけることで消費し、チェインアタックでの削りにのみ専念させる運用となります。この運用では自身のステータスがほとんど関係ない上、”デュアルアシスト+”と”七色の叫び+”の両方を継承してしまえば紋章士を装備しなくても役割を遂行できます。この二つのスキルを継承した場合、装備する紋章士はエンゲージ状態で移動力が大幅に強化されるシグルドと相性が良いと思われます。シグルドは火力面の補強が戦闘スタイルボーナスでしか入らないため、自身で高火力を出せるユニット以外ではあまり強みを出せない弱点があります。しかし、このクロエの運用方針であれば自身の火力は関係ないため、移動力強化と再移動によって”デュアルアシスト”の範囲を広げられるだけで十分採用価値があります。
(3)弓要員としての運用
【案①】
兵種 |
ウォーリアー(斧:A、弓:C) |
||
兵種スキル |
【無慈悲】 ブレイク中の相手に攻撃した時、ダメージ150% |
||
|
|||
使用武器 |
光の弓+5 長弓 トマホーク 勇者の斧(エンゲージカウント稼ぎのため) |
||
紋章士 |
|||
ロイ(第三候補、血讐スキル継承の場合優先度大) |
|||
|
|||
継承スキル |
紋章士 |
必要SP |
効果・備考 |
再移動 (推奨) |
シグルド |
1000 |
行動後、2マス移動できる ※シグルド装備時は不要 |
速さの吸収 (推奨) |
リン |
2000 |
自分から攻撃して敵を倒すごとに速さ+2 (最大+10、戦闘マップ終了まで) ※リン装備時は不要 |
デュアルアシスト+
|
2000 |
自分が攻撃可能な範囲(移動距離+射程)にいる敵に味方が攻撃した時、自分が戦闘スタイル「連携」かスキル「デュアルアタック」を使えるなら、70%の確率でチェインアタックに参加する。 ※ルキナ装備時は不要 |
|
血讐+ (DLC) |
ヴェロニカ |
6000 |
HPが最大でない場合、減少分の50%を攻撃力に加算する。 ※ヴェロニカ装備時は不要 |
以下の表にクロエをウォーリアーで運用した際の合計成長率、下級職Lv.10でクラスチェンジした際の初期ステータスをまとめます。
|
合計成長率 (個人+兵種) |
初期値 (下級職Lv.10でクラスチェンジ) |
HP |
100 |
35 |
力 |
45 |
16 |
魔力 |
35 |
4 |
技 |
50 |
15 |
速さ |
70 |
14 |
守備 |
40 |
7 |
魔防 |
30 |
6 |
幸運 |
25 |
10 |
体格 |
10 |
9 |
HP・力・体格の数値が高く、今作を攻略する上で鍵となる飛行兵を弓で処理できる点が強力です。特に全弓武器最大威力19(+5まで錬成時、威力24)を誇る”光の弓”が非常に強力であるため、これを扱うユニットは編成に必ず一人は用意するべきと考えます。尚、FEエンゲージにおいて”特効”は、武器威力を3倍にして計算されるため、光の弓の威力は57、+5まで強化すると72となることから、他の飛行特効武器とは比べ物にならないほど高火力になります。クロエは兵種補正込みで最低限の力成長率を保ちながら、物理職の中では非常に魔力成長率が高いことから相性が良いと思われます。この運用方針ならば、3射程攻撃の長弓によるチェインアタック参加範囲が広い点も強力です。
尚、クロエをウォーリアーで運用するとHP成長率が100に達するため、レベルアップ毎に必ずHPが上昇します。
【案②】
② |
|
||
兵種 |
スナイパー(弓:S) |
||
兵種スキル |
【集中】 相手に反撃されない場合、必殺+10 |
||
|
|||
使用武器 |
光の弓+5 長弓 勇者の弓 レンダウィル |
||
紋章士 |
リン(優先度大) |
||
カムイ(第三候補) |
|||
|
|||
継承スキル |
紋章士 |
必要SP |
効果・備考 |
速さの吸収 (推奨) |
リン |
2000 |
自分から攻撃して敵を倒すごとに速さ+2 (最大+10、戦闘マップ終了まで) ※リン装備時は不要 |
竜呪 |
カムイ |
2000 |
自分から攻撃した時、戦闘後相手の全基本能力-4 (効果は1ターンに1ずつ回復) ※カムイ装備時は不要 |
月の腕輪 |
エイリーク |
3000 |
自分から物理攻撃をした時、相手の守備の20%をダメージに加算する。”月の腕輪+”であれば守備の30%をダメージに加算する。 ※エイリーク装備時は不要 |
以下の表にクロエをスナイパーで運用した際の合計成長率、下級職Lv.10でクラスチェンジした際の初期ステータスをまとめます。
|
合計成長率 (個人+兵種) |
初期値 (下級職Lv.10でクラスチェンジ) |
HP |
90 |
30 |
力 |
40 |
12 |
魔力 |
35 |
4 |
技 |
70 |
19 |
速さ |
65 |
13 |
守備 |
40 |
6 |
魔防 |
25 |
4 |
幸運 |
35 |
11 |
体格 |
5 |
6 |
【案①】で挙げたウォーリアーで運用する場合、本編が進むにつれて命中不安に陥りやすくなります。そこで、弓に特化してさらに命中安定を狙った運用方法として”スナイパー”を挙げました。技が非常に高くなるため、難易度ルナティックでも高い命中を維持できることからストレスフリーな運用が可能です。ただし、ウォーリアーと比べると力が低くなるため、ダメージが通らずとも最低限デバフをかけることによる役割遂行を意識し、”竜呪”スキルの継承を推奨します。間接攻撃で反撃を受けずに一方的にデバフをかけれる点も強力です。
ここまで紹介したウォーリアー、スナイパーでの運用に関して、内部レベル30、40におけるステータスをまとめます。尚、このステータスに関して、星玉の加護の効果は考慮しません。
|
ウォーリアー |
スナイパー |
||
内部Lv.30 |
内部Lv.40 |
内部Lv.30 |
内部Lv.40 |
|
HP |
55 |
65 |
48 |
57 |
力 |
25 |
30 |
20 |
24 |
魔力 |
11 |
15 |
11 |
15 |
技 |
25 |
30 |
33 |
40 |
速さ |
28 |
35 |
26 |
32 |
守備 |
15 |
19 |
14 |
18 |
魔防 |
12 |
15 |
9 |
12 |
幸運 |
15 |
18 |
18 |
22 |
体格 |
11 |
12 |
7 |
7 |
(4)運用方法総括
これまでに紹介した運用方法を私自身全て試したことがあるため、個人的主観に基づいてランキング化してまとめたいと思います。
1:グリフォンナイト
2:ウォーリアー
3:スナイパー
4:ブレイブヒーロー
5:ドラゴンナイト(星玉の加護有りならば1位タイ)
最低でも”再移動”スキルさえ取ってしまえばほぼ完結してしまう”グリフォンナイト”を1位としました。再移動を継承できるシグルドが離脱する前に継承でき、不思議な井戸から入手可能な”スキルの書”の存在から継承するハードルがかなり低い点も高評価です。飛行兵の処理とチェインアタックの有無によってウォーリアー、スナイパーの順、サポートメインとなって一発高火力を自身で発揮することが難しいため4位はブレイブヒーロー、DLC前提となるドラゴンナイトは5位としました。ただし、星玉の加護を加味すると、攻撃性能・耐久面全てにトップクラスの水準を達成できるため、ドラゴンナイトの順位は大きく跳ね上がります。
【4】総括
今回の記事は、クロエの基本性能を整理しつつ、本編攻略における運用方法を考察しました。クロエの技・速さの高さは目を見張るものがあり、非常に運用しやすいユニットであると言えます。
今回の記事では紹介しませんでしたが、高い魔力・速さ成長率を活かし、”高速魔法アタッカー”として魔法職運用をしているプレイヤーも多くいるようです(私は”光の弓”を扱うことで魔力を活かす方針を取りました。)。
今回の記事は以上となります。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
また次の記事でお会いしましょう。
2023年10月14日(土)
ネギ侍