こんにちは
ネギ侍と申します。
(Twitter:@NgPKHo1O)
今回は私の好きなゲームの一つである、ファイアーエムブレムエンゲージに関する記事になります。
この記事で注目するキャラは、フィレネ王国王子”アルフレッド”です。アルフレッドは第3章途中から加入します。
尚、この記事で使用しているデータなどは以下のサイトを引用しています。
・https://kamigame.jp/fe-engage/index.html
・https://www.pegasusknight.com/wiki/fe17/
【1】導入
初期兵種はノーブルで槍のみ使用できますが、専用兵種”アヴニール”にクラスチェンジすることで新たに剣が使えるようになります。両兵種とも騎馬ユニットになるので、移動力に優れます。アルフレッドと同時期に加入するルイ、クロエといった槍をメインに扱うユニットの中でも、アルフレッドはやや中途半端な能力値をしていることからそこまで高い評価を受けていないユニットのようです。
私はFEエンゲージ本編難易度ルナティックを周回する中でアルフレッドを使ってきましたが、大器晩成型の十分強力なユニットであると認識しているため、今回アルフレッドの育成に関する考察をおこなっていきたいと思います。
【2】成長率・ステータスについて
アルフレッドの個人成長率と、クラスチェンジ候補の兵種成長率との合計値を以下の表にまとめます。
|
個人成長率 |
個人成長率+兵種成長率 |
|||
アルフレッド |
アヴニール |
グレートナイト |
|||
HP |
65 |
80 |
85 |
80 |
85 |
力 |
40 |
55 |
55 |
55 |
60 |
魔力 |
5 |
5 |
5 |
5 |
5 |
技 |
35 |
40 |
50 |
45 |
45 |
速さ |
40 |
50 |
40 |
55 |
45 |
守備 |
40 |
65 |
65 |
55 |
60 |
魔防 |
20 |
25 |
20 |
35 |
25 |
幸運 |
40 |
60 |
45 |
50 |
45 |
体格 |
10 |
15 |
15 |
10 |
15 |
アルフレッドは物理職としては平均的な成長率をしているため、どのパラメータの伸びを重視するかで育成方針が変わります。
そこで、次に下級職レベル10で上級職にクラスチェンジした時の初期ステータスと、ステータス上限値を以下の表にまとめます。
|
アヴニール |
グレートナイト |
||||||
|
初期 |
上限 |
初期 |
上限 |
初期 |
上限 |
初期 |
上限 |
HP |
32 |
71 |
33 |
77 |
32 |
79 |
32 |
85 |
力 |
13 |
47 |
14 |
41 |
13 |
44 |
14 |
45 |
魔力 |
4 |
19 |
2 |
20 |
2 |
22 |
1 |
32 |
技 |
13 |
34 |
14 |
43 |
16 |
45 |
14 |
43 |
速さ |
9 |
35 |
8 |
24 |
11 |
36 |
12 |
37 |
守備 |
13 |
39 |
18 |
49 |
11 |
33 |
11 |
33 |
魔防 |
8 |
19 |
4 |
22 |
5 |
29 |
7 |
22 |
幸運 |
13 |
44 |
10 |
32 |
10 |
32 |
10 |
27 |
体格 |
7 |
16 |
8 |
20 |
7 |
16 |
6 |
18 |
専用兵種アヴニールは力・技・守備・幸運が高いものの、速さが低いために敵からの追撃を受けやす苦なります。したがって、多少魔防を捨ててでも守備の実数値が高いグレートナイトの方が安定して運用できます。ただし、グレートナイトは騎馬特効に加えて重装特効を受けてしまうことに注意が必要です。
全体的にバランスの取れたステータスを誇るのはパラディンかドラゴンナイトとなりますが、パラディンは1種類の武器しか使用できません。一方でドラゴンナイトは武器を2種使える飛行兵種のため、ブレイクシステムを活用する点ではドラゴンナイトが優れています。地形効果を受けることができる点ではパラディンの方が有利ですが、その際はグレートナイトとの選択になります。
特に難易度ルナティックになると敵の火力が高くなるため、数値受けできるグレートナイトかヒット・アンド・アウェイ戦法ができるドラゴンナイトの2択をお勧めします。足場が悪いマップなどに対応するためにドラゴンナイトを選択するなど、編成のバランスを見て兵種を選択すると良いと思います。
参考までに、私は上記の兵種全てを本編周回で使用しましたが、ドラゴンナイトが最も使いやすく、物理攻撃のエース格として活躍してくれました。
【3】スキルについて
アルフレッドを運用する際、多くの場合は騎馬か飛行兵種での運用が予想されるため、それらの兵種と相性の良いスキルを一部抜粋して紹介します。その他の兵種で運用する場合、優先して継承するスキルが変わります。(例えば、戦闘スタイル”連携”の兵種にするならば、ルキナから”デュアルアシスト”の継承がお勧めです)
ここで注意すべき点は、装備した紋章士が持っているシンクロスキルは継承しても重ねがけできないことです。例えば、ルキナから”デュアルアシスト”を継承していたとしてルキナの指輪を装備すると、スキルが重複するため実質スキル枠を一つ潰すことになってしまいます。したがって、どの紋章士の指輪を装備するかによって継承するスキルを選択していく必要があります。
・再移動+(SP2000、シグルドより継承)
移動力が高い騎馬や飛行兵種の移動距離をさらに伸ばします。これらの兵種は特効武器が存在するため、戦闘後敵の攻撃範囲から逃げることができるこのスキルは価値が高いと言えます。さらに、アルフレッドはシグルド離脱前に再移動を継承できる点がポイントです。
・速さの吸収(SP2000、リンより継承)
このスキルは「自分から攻撃して敵を倒すごとに、速さ+2(最大+10、戦闘マップ終了まで)」という効果であり、アヴニール・パラディン・ドラゴンナイトのやや中途半端な速さを補うことができます。速さの数値は回避に直結する重要なパラメータであり、敵によっては追撃を取れる or 防ぐことができるようになります。
・待ち伏せ++(SP2000、リーフより継承)
”待ち伏せ”は「敵から攻撃された時、自分のHPが25%以下なら先制攻撃する。”+”でHP50%以下、”++”でHP75%以下で発動する」
という効果であり、敵から被弾数が多くなりがちなアルフレッドは発動機会が多く見込める。
・防陣(SP2000、カムイより継承)
主にグレートナイトで壁役も担わせたい場合に優先したいスキル。このスキルは「敵のチェインアタック無効」という効果であり、壁役としての安定感が増します。
・星玉の加護(SP1500、チキ、DLC)
このスキルは「レベルアップした時に基本能力が上昇しやすい(全ステータスの成長率に+15%加算する)」という効果であり、スキル効果適用後、体格を除く全ての成長率が50%を超えるパラディンとして運用する際最も恩恵が大きい。
また、アルフレッドにお勧めできる理由の一つに最序盤から恩恵を受けられることにある。チキの外伝には本編6章終了時点から任意のタイミングでチャレンジできるようになり、アルフレッドはすでに加入済みであることから最速でこのスキルを継承でき、その後のストーリーでじっくり育成できるようになる。特に成長方式が固定成長となる難易度ルナティックでの恩恵が大きい。
・武器シンクロ+(SP5000、3級長の腕輪より継承、DLC)
このスキルは「自分から攻撃した時、シンクロ中の紋章士と同種の武器を装備していたら攻撃力+7、エンゲージ中は武器に関係なく+7」という効果であり、攻撃性能が飛躍的に上がります。
例えば、槍と斧を使用できる兵種で紋章士シグルドを装備した場合、シグルドが使用する武器の種類は剣と槍なので、槍を装備した際には攻撃力が+7されますが、斧を装備すると効果を発揮しません。
したがって、このスキルを装備する場合は紋章士の使用武器を確認を忘れないよう注意してください。
【4】相性の良い紋章士について
・シグルド
第4章から使用可能になる紋章士であり、シグルドの指輪を装備するだけで移動力が+1され、エンゲージスキル”迅走”は「移動力+5、戦闘スタイル騎馬ならさらに+2」であるため、騎馬の上級職で装備すると通常時7マス、エジゲージ時は14マス移動できるようになります。この移動力強化により、シンクロスキル”助走+”「移動後に攻撃した時、移動した距離1マスごとに攻撃力が1アップする」という火力強化に繋がります。
シンクロスキルで”再移動”をすでに所持しているため、シグルドをつける際には他のスキルを継承します。
騎馬で運用する際にはぜひ装備したい紋章士であると言えます。
・3級長の腕輪(DLC)
本編6章終了時点でソラネルで自動的に入手できます。この腕輪を装備すると力・技・速さの物理アタッカーに欲しいステータスに補正が入ります。そこにシンクロスキル”武器シンクロ+”の効果が加算され、斧・槍・弓の攻撃で紋章士と一致している、もしくはエンゲージ状態の時物理攻撃が合計+12される破格の火力を絞り出します。各紋章士の使用する武器の種類は
・エーデルガルト:斧(アイムール)
・ディミトリ:槍(アラドヴァル)
・クロード:フェイルノート(弓)
であるため、この腕輪の効果を最大限活かすには、槍と斧を使用できるグレートナイトかドラゴンナイトが適しており、速さの点からドラゴンナイトで運用する際に装備するのが最適だと考えます。
この腕輪を装備すると”計略”を使用できるようになり、ドラゴンナイトで運用することを想定すると、紋章士ディミトリとシンクロ中に発動できる”聖盾の構え”と相性が良いです。この計略は「遠距離攻撃の初撃を無効化する」という効果であり、魔法攻撃や飛行特効をもつ弓からの2射程以上の攻撃の初撃をダメージ0で受けられます。どの紋章士とシンクロするかはランダムではあるが、”聖盾の構え”を発動できれば、苦手な兵種相手を敢えて釣り出しにも行けます。
まとめると、騎馬兵種で運用する場合シグルドの指輪、ドラゴンナイトで運用する場合は3級長の腕輪を積極的に装備することをお勧めします。
【5】総括
今回の記事ではアルフレッドの育成について考察しました。この記事では騎馬と飛行兵種に絞って考察してきましたが、他にもハルバーディアなど適性が高そうな兵種があるので、自分オリジナルのユニットにカスタマイズして運用してみるのも面白いと思います。
今回の記事は以上となります。
あくまで一個人の意見ですが、参考になれば幸いです。
また次の記事でお会いしましょう。
2023年5月3日(水)
ネギ侍