こんにちは。
ネギ侍と申します。
（Twitter：@NgPKHo1O）
今回は私の好きなゲームの一つである、ファイアーエムブレムエンゲージ（FEエンゲージ）に関する記事となります。
（※本編のネタバレを含みます）
今回の記事は、FEエンゲージの本編攻略において、ロサードの運用について記事にまとめていきたいと思います。
尚、この記事で使用しているデータなどは以下のサイトを引用しています。
・ファイアーエムブレムエンゲージ完全攻略本（徳間書店）
・https://kamigame.jp/fe-engage/index.html
・https://www.pegasusknight.com/wiki/fe17/
この記事は以下の項目から構成されています。
【１】導入
【２】ロサードの性能評価
【３】運用方法考察
【４】総括
【１】導入
ロサードは本編16章開始時にゴルドマリーとともに加入します。また、ロサードはエイリークの指輪を装備しています。初期兵種はドラゴンナイトであり、斧と槍を使用して戦闘します。本編16章は潮の満ち引きで進軍が邪魔されるマップギミックがありますが、飛行職のドラゴンナイトはギミックに邪魔されずに動き回れるため、非常に重宝します。
ロサードは物理職として理想的な成長率をしていますが、力・体格の初期値が低く、成長率・初期値ともに幸運が低い点が明確な弱点といえます。特に、ロサードが使用する斧・槍は威力が高いものの重たいものが多く、体格の低さから大幅に攻速落ちしてしまいます。ただし、ドラゴンナイトは限界まで育つと総合ステータスが非常に優秀であるため、最終目標の選択肢としては筆頭格ともいえます。
そこで、今回の記事では、本編攻略においてロサードの運用方法についてまとめていきたいと思います。
【2】ロサードの性能評価
以下の表に、ロサードの個人成長率と初期兵種ドラゴンナイトの兵種成長率と合計成長率、加入時の初期ステータスをまとめます。
|
|
個人成長率 |
初期ステータス |
||
|
兵種成長率 |
合計 （個人＋兵種） |
|||
|
HP |
75 |
20 |
95 |
44 |
|
力 |
45 |
20 |
65 |
16 |
|
魔力 |
25 |
0 |
25 |
7 |
|
技 |
40 |
10 |
50 |
19 |
|
速さ |
45 |
5 |
50 |
21 |
|
守備 |
30 |
20 |
50 |
15 |
|
魔防 |
30 |
5 |
35 |
11 |
|
幸運 |
20 |
5 |
25 |
8 |
|
体格 |
5 |
5 |
10 |
8 |
導入でも触れましたが、ロサードはHP・力・技・速さの成長率が高めであるため、基本的には物理職としての運用が理想です。初期兵種のドラゴンナイトの兵種成長率と合わせると、HP・力・技・速さ・守備の5つの成長率が50を超えるため、固定成長だと2回に1回のペースでステータスが上昇していきます。また、各ユニットに設定されたステータス変動値は、ロサードの場合力＋3されるため、限界まで育つとロサードは全ユニットの中で最も力のステータスが高くなります。
一方で、物理職運用する上で、幸運と体格の初期値・成長率の低さが欠点となります。ロサードの使用できる斧・槍の武器の中でも強力な物として、トマホーク、スレンドスピアが挙げられます。トマホークは「威力：14、命中：60、重さ：16、射程1～2」、スレンドスピアは「威力：12、命中：70、重さ：15」であるため、体格から差し引くと、トマホークの場合は8、スレンドスピアは7の値だけ攻速が落ちてしまいます。
従って、ロサードの運用方法として、ドラゴンナイトで運用する場合は（１）体格に補正の入る紋章士を組ませる、（２）紋章刻印により武器を軽くする、（３）17章終了後に復帰するリーフから”体格＋”スキルを継承する、（４）チキより継承可能な”星玉の加護”を継承して体格の成長率自体を底上げする、といった方法が挙げられます。
ロサードの個人スキル”微笑み”は、「敵が男性ユニットの時、敵の回避－20」という効果であり、命中がやや低めな武器をメインに扱うロサードと非常に相性が良いです。今作の敵として登場する異形兵もランダムながら性別が設定されており、相手次第では発動します。
|
支援度 |
命中 |
回避 |
必殺 |
必殺回避 |
|
S |
30 |
5 |
0 |
0 |
|
A |
20 |
5 |
0 |
0 |
|
B |
15 |
5 |
0 |
0 |
|
C |
15 |
0 |
0 |
0 |
|
|
|
|||
|
支援相手 |
リュール、ルイ、ジェーデ、ラピス、メリン、フォガート、パンドロ、セアダス、オルテンシア、ゴルドマリー、モーヴ |
|||
ロサードは命中強化スキルを持つため、ルイ、フォガート、ゴルドマリーといった、やや命中難の味方に対して強力です。特に相性が良い相手はゴルドマリーであり、ゴルドマリーが相手に与える支援効果は、支援度がAの時「命中＋15、必殺回避＋10」の効果であることから、幸運が低めなロサードとお互いの弱点を補うことができます。
【３】運用方法考察
ロサードの基本性能を踏まえて、実際の運用方法について考察していきます。
（１）基本型
|
兵種 |
ドラゴンナイト（斧・槍） |
||
|
|
|||
|
使用武器 |
トマホーク スレンドスピア 勇者の斧 他：鋼の斧、風の大斧、ハンマー、ポールアクス、ナイトキラーなど |
||
|
紋章士 |
エイリーク or ロイ （DLC無しの場合） |
||
|
三級長（DLC、適性大） |
|||
|
|
|||
|
継承スキル |
紋章士 |
必要SP |
効果・備考 |
|
再移動 （推奨、優先度大） |
シグルド |
1000 |
行動後、2マス移動できる ※シグルド装備時は不要 |
|
速さの吸収 （推奨、安定択） |
リン |
2000 |
自分から攻撃して敵を倒すごとに速さ＋2 （最大＋10、戦闘マップ終了まで） ※リン装備時は不要 |
|
切り返し＋ （DLC）
|
3000 |
DLC限定 敵から攻撃された時、自分のHPが60％以上なら追撃が発生する。 ※ヘクトル装備時は不要 |
|
|
星玉の加護 （DLC、育成時のみ） |
チキ |
1500 |
全ステータスの成長率＋15 ※体格が10に到達したあたりで他のスキルと入れ替え検討 |
ドラゴンナイトのまま運用する方法です。加入直後の攻速落ちはほぼ避けられないため、”速さの吸収”を継承して戦闘を通して速さを補う、DLC有りの場合はヘクトルと組ませるなどして体格を補うことをおすすめします。特に、ヘクトルのシンクロスキル”重撃”は「物理攻撃をした時、装備武器の重さが体格より大きい場合、超過した分をダメージに追加する（最大＋5）」という効果であり、ロサードと非常に相性が良いです。”重撃”が解放される絆レベルは8であり、この時のシンクロ補正による体格補正は＋２であるため、体格が8のロサードがスレンドスピアを所持すると超過分がちょうど5になるため、”重撃”の最大効果に到達します。
ドラゴンナイトは弓や風魔法による特効を受けてしまうため、攻撃後安全地帯に逃げれる”再移動”スキルもおすすめです。
育成に関しては”星玉の加護”を継承して全ステータスの成長率を底上げすると便利ですが、レベルアップ時以外に恩恵を受けることができないため、体格がある程度育ったら他のスキルと交換することをおすすめします。裏を返せば、最終的に使わなくなるスキルにSP1500持って行かれてしまうため、スキルの書の在庫なども含めて吟味する必要があります。
”星玉の加護”を継承して運用する場合、ユニット単体としての戦闘力が大きく向上する三級長やエイリークがおすすめです。特に、三級長は”武器シンクロ”によって非エンゲージ状態での発動機会が斧と槍の2回あるため、瞬間火力を求めるならばおすすめです。
（２）高めの力・魔力成長率を活かす
|
兵種 |
ウォーリアー（斧・弓） |
||
|
|
|||
|
使用武器 |
トマホーク 勇者の斧 光の弓 長弓 他：風の大斧、鋼の弓、キラー系武器など |
||
|
紋章士 |
ルキナ or エイリーク （適性大） |
||
|
ベレト、アイク（余裕があれば） |
|||
|
|
|||
|
継承スキル |
紋章士 |
必要SP |
効果・備考 |
|
再移動
|
シグルド |
1000 |
行動後、2マス移動できる ※シグルド装備時は不要 |
|
速さの吸収 （推奨、優先度大） |
リン |
2000 |
自分から攻撃して敵を倒すごとに速さ＋2 （最大＋10、戦闘マップ終了まで） ※リン装備時は不要 |
|
怒り |
アイク |
2000 |
HP減少分必殺がアップする（最大＋30） ※アイク装備時は不要 |
|
不意打ち |
クロム/ルフレ |
3000 |
回避地形から攻撃した時反撃を受けない。 ※クロム/ルフレ装備時は不要 |
|
星玉の加護 （DLC、育成時のみ） |
チキ |
1500 |
全ステータスの成長率＋15 ※体格が10に到達したあたりで他のスキルと入れ替え検討 |
ウォーリアーで運用する際のロサードの合計成長率、加入時のレベルでウォーリアーにクラスチェンジした際の初期値を以下の表にまとめます。
|
|
個人成長率 |
ウォーリアー |
初期ステータス |
|
|
兵種成長率 |
合計 （個人＋兵種） |
|||
|
HP |
75 |
25 |
100 |
46 |
|
力 |
45 |
20 |
65 |
19 |
|
魔力 |
25 |
0 |
25 |
7 |
|
技 |
40 |
10 |
50 |
18 |
|
速さ |
45 |
15 |
60 |
19 |
|
守備 |
30 |
10 |
40 |
13 |
|
魔防 |
30 |
5 |
35 |
9 |
|
幸運 |
20 |
0 |
20 |
7 |
|
体格 |
5 |
5 |
10 |
10 |
ドラゴンナイトよりもHP・力・体格の数値が高くなります。ウォーリアー運用の利点として、高火力の”光の弓”と3射程の”長弓”を使用できるため、対飛行兵に対してより強くなりつつ、広い範囲でチェインアタックによる攻撃参加が可能となります。ロサードは魔力初期値と魔力成長率が物理職ユニットの中では高めであるため、高火力の光の弓を優先して使っていきたいユニットの1人です。この魔力初期値で錬成していない光の弓を使用して飛行兵を攻撃した場合、攻撃力は64（魔力：7 ＋ 特効威力57）になるため、同じレベル帯の飛行兵をほぼ一発で沈めます。
スキル構成としてはドラゴンナイト運用と似たものとなりますが、目的がやや異なります。特に”再移動”に関しては、自分から攻撃した後に移動し、後続の味方の攻撃にチェインアタックで参加する、という動きができて非常に便利なスキルです。
紋章士としては、技と幸運を補正できるルキナやエイリーク、ボス戦などにおいてボスの目の前で”女神の舞”によって味方を再行動させつつ（追加効果で、再行動させたユニットの力＋4）、チェインアタックで攻撃参加可能なベレト、エンゲージ状態で魔力が＋10されることで光の弓の火力を底上げできるクロム/ルフレなどがおすすめです。
私がウォーリアー運用した際にはルキナを装備して運用していました。この時、編成にゴルドマリーとメリンがいたため、ルキナのエンゲージ技”絆盾”により敵の初撃を防ぎつつ、反撃時はロサードの支援効果で味方の命中をあげる、といった運用がとても相性が良いと考えて採用しました。また、ルキナのシンクロスキル”デュアルアシスト＋”により、ロサードの行動＋攻撃可能な範囲内での味方の戦闘に、70％の確率でチェインアタックに参加するため、長弓装備により広い範囲で発動しました。
（３）その他の候補
上記以外のおすすめの兵種をまとめます。
まず、育成において、ロサードの強みであるHPと力を大きくのばしつつ弱点の体格を大きく伸ばすベルセルクが候補に上がります。
以下の表に、ロサードをベルセルクで運用する際の合計成長率、加入時のレベルでクラスチェンジした際の初期ステータスを示します。
|
|
個人成長率 |
初期ステータス |
||
|
兵種成長率 |
合計 （個人＋兵種） |
|||
|
HP |
75 |
30 |
105 |
48 |
|
力 |
45 |
30 |
75 |
20 |
|
魔力 |
25 |
0 |
25 |
6 |
|
技 |
40 |
5 |
45 |
17 |
|
速さ |
45 |
10 |
55 |
18 |
|
守備 |
30 |
5 |
35 |
12 |
|
魔防 |
30 |
0 |
30 |
8 |
|
幸運 |
20 |
0 |
20 |
7 |
|
体格 |
5 |
10 |
15 |
11 |
ベルセルク運用すると、HPの成長率が100％を超えるため、レベルアップ毎に必ずHPが１上がることになります。ただし、ベルセルクはHP・力・体格以外のステータス限界値が低いため、あくまで育成用と考える方が良いと思われます。
最後に、個人的に注目している兵種として、スナイパーを紹介します。
以下の表に、ロサードをスナイパーで運用する際の合計成長率、加入時のレベルでクラスチェンジした際の初期ステータスを示します。
|
|
個人成長率 |
スナイパー |
初期ステータス |
|
|
兵種成長率 |
合計 （個人＋兵種） |
|||
|
HP |
75 |
15 |
90 |
41 |
|
力 |
45 |
15 |
60 |
15 |
|
魔力 |
25 |
0 |
25 |
7 |
|
技 |
40 |
30 |
70 |
22 |
|
速さ |
45 |
10 |
55 |
18 |
|
守備 |
30 |
10 |
40 |
12 |
|
魔防 |
30 |
0 |
30 |
7 |
|
幸運 |
20 |
10 |
30 |
8 |
|
体格 |
5 |
0 |
5 |
7 |
今作の攻略において、敵の飛行兵の処理が鍵を握るため、対飛行兵対策・間接攻撃のためにスナイパーが有効です。弓を使うだけなら紹介したウォーリアーでも可能ですが、スナイパーは技に優れるため、敵のステータス上昇に合わせて回避率も高くなる難易度ルナティックにおいて安定した命中率を出せる物理職となると、筆頭候補はスナイパーとなります。ただし、スナイパー運用の際には体格が滅多に伸びなくなってしまうため、重さ12の光の弓を使用した場合に毎回攻速が5落ちることになります。
最後に、この章で紹介した各兵種について、内部レベル40におけるステータスをまとめます（星玉の加護無し）。尚、表の太字は最大値となります。
|
|
ウォーリアー |
スナイパー |
||
|
HP |
63 |
66 |
69 |
59 |
|
力 |
29 |
32 |
34 |
27 |
|
魔力 |
12 |
12 |
11 |
12 |
|
技 |
29 |
28 |
24 |
36 |
|
速さ |
31 |
31 |
29 |
29 |
|
守備 |
25 |
21 |
19 |
20 |
|
魔防 |
18 |
16 |
9 |
13 |
|
幸運 |
13 |
11 |
11 |
14 |
|
体格 |
10 |
12 |
14 |
8 |
【４】総括
今回の記事ではロサードの運用方法についてまとめました。成長率が非常に優れているため、レベルアップによる伸び幅が非常に大きく、とても面白いユニットであると言えます。ロサードは普段の支援会話などでは”可愛い”を追求している面がありますが、戦闘時（特に必殺発動時）は違った一面が見られるため、おすすめのユニットの1人です。
今回の記事は以上となります。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。
2023年9月24日（日）
ネギ侍
