ネギ侍の鍛錬場

趣味に関する記事を投稿します。

【FEエンゲージ】ディアマンドの運用方法について(改訂版)

こんにちは。

ネギ侍と申します。

Twitter:@NgPKHo1O)

 

 

今回は私の好きなゲームの一つである、ファイアーエムブレムエンゲージ(FEエンゲージ)に関する記事となります。

(※本編のネタバレを含みます)

 

今回の記事は、FEエンゲージの本編攻略において、ディアマンドの運用について記事にまとめていきたいと思います。ディアマンドに関する記事は過去に投稿したことがありますが(URL:https://n-goemon.hatenablog.com/entry/2023/05/02/221838)、今回の記事はさらにアップデートしたものとなっております。

 

 

尚、この記事で使用しているデータなどは以下のサイトを引用しています。

ファイアーエムブレムエンゲージ完全攻略本(徳間書店

https://game8.jp/fe-engage

https://kamigame.jp/fe-engage/index.html

https://www.pegasusknight.com/wiki/fe17/

https://hyperwiki.jp/fee/

 

 

この記事は以下の項目から構成されています。

 

【1】導入

【2】ディアマンドの性能評価

【3】運用方法考察

【4】総括

 

 

【1】導入

 

 

ディアマンドは本編8章開始時に紋章士ロイを装備した状態で加入します。初期兵種はロードで剣のみが使用できますが、専用兵種スュクセサールにクラスチェンジすることでSランク剣とAランク斧まで使用可能になります。スュクセサールの戦闘スタイルは”連携”であるため、守備が高い兵種に対してもチェインアタックによる削りを行えます。ショップや練成で手に入る剣の2射程武器は”いかづちの剣”しかないため、早めにクラスチェンジして斧を使用できるようにすると、手斧やトマホークによってチェインアタックに参加できる範囲が広がります。

 

しかし、ディアマンド最大の欠点は、専用兵種スュクセサールの技上限値が22と異常に低い点にあります。技の数値は命中や必殺発動率、さらに兵種スキル”太陽”の発動条件に関係します。”太陽”は「技%で、敵に与えたダメージの半分HPを回復する」という効果であり地雷戦法に向いたスキルであるものの、発動率が低いために安定した運用が困難です。

 

これらの理由は一例ですが、総合的に見ると、世間一般的なディアマンドの評価は比較的低めだと思われます。

 

私はこれまでFEエンゲージの難易度ルナティックで数十周周回してきましたが、ディアマンドをよく愛用していました。実際に運用してみると、ディアマンドにしかできない要素もしっかり見つかったので、今回は過去に投稿した記事をアップデートする形で、今一度まとめたいと思います。

 

 

【2】ディアマンドの性能評価

 

 

以下の表にディアマンドの個人成長率と、専用兵種スュクセサールの兵種成長率、個人・兵種の合計成長率、加入時のレベルでスュクセサールにクラスチェンジした際の初期ステータスをまとめます。

 

 

個人成長率

スュクセサール

初期ステータス

兵種成長率

合計

(個人+兵種)

HP

75

15

90

34

30

20

50

15

魔力

15

0

15

4

20

10

30

14

速さ

40

15

55

14

守備

40

15

55

11

魔防

25

0

25

6

幸運

20

10

30

11

体格

15

5

20

10

 

ディアマンドの成長率はHP・体格が特に高く、力・速さ・守備も兵種成長率込みで優秀な数値となっています。一方で、導入でも触れましたが、技・魔防・幸運の成長率がかなり低めに設定されています。魔力もあまり期待できないため、魔法攻撃をメインに運用していくのは避けた方が良いと思われます。

 

ディアマンドの専用兵種”スュクセサール”について以下の表にまとめます。

 

兵種

スュクセサール

 

武器素質

剣:S、斧:A

戦闘スタイル

連携

兵種スキル

太陽

技%で、敵に与えたダメージの半分HPを回復する

 

スュクセサールで使用可能な武器レベルが剣S斧Aは非常に優秀で、全ユニット・全兵種を見渡してもかなり強力です。具体的には、自分から攻撃した時、2連続攻撃になる勇者武器を剣と斧の2種使えること、高火力のスマッシュ攻撃が可能な銀の大剣・銀の大斧を使用できます。大剣に関しては、剣Sのゲオルギオスも使用可能です。さらに、これらの武器はかなり重めな武器となっており、汎用兵種では大幅な攻速落ちが起こりやすい欠点がありますが、ディアマンドをスュクセサールで運用すると体格が非常に優れており、最終的にはこれら全ての武器で攻速落ちしなくなります。複数の勇者武器や銀の大武器を使用しつつ攻速落ちしないユニット・兵種はディアマンド×スュクセサールでの運用のみであり、ディアマンド最大の特徴といえます。

 

以下の表に勇者の剣と斧、銀の大剣と大斧、ゲオルギオスの性能をまとめます。

 

名前

勇者武器

銀の大武器

ゲオルギオス

威力

4

6

24

32

32

命中

80

70

80

60

90

必殺

0

0

0

0

0

重さ

13

16

13

17

18

回避

0

0

0

0

0

必殺回避

0

0

0

0

0

特効

-

-

-

-

-

射程

1

1

1

1

1

武器Lv.

A

A

A

A

S

 

ここで、勇者武器に関して言及したいと思います。

 

今作の勇者武器は威力が鉄の武器を下回るレベルに低くなっています(鉄の剣:威力5、鉄の斧:威力9)。しかし、今作の目玉システム”武器相性によるブレイク”と”紋章士とのエンゲージ”と非常に噛み合っているため、状況に応じて積極的に使っていくことをお勧めします。

 

具体的には、ディアマンドは剣と斧が使えるため、剣であれば斧に対して、斧は槍に対してブレイクが取れるため、部隊を進行していく上で先陣切って攻撃を仕掛けることでテンポを取れる場面を作りやすいといえます。さらに、勇者武器は2回攻撃を行うため、エンゲージ状態が切れた後に一度攻撃するだけでエンゲージカウントを2つ回復できます。相手から反撃を受けつつ追撃が取れた場合、最初の2回攻撃、反撃、追撃の2回攻撃と続くことで、一度の戦闘で5つカウントを稼ぐこともできます。後述しますが、マルスより継承可能な”たたみかけ”スキルを絡めると更に稼げます。自身でカウントを容易に稼げるため、マップに配置された数に限りのある紋章氣を他のユニットに回すことができる点も高評価です。従って、ディアマンドは複数の勇者武器の存在によって、紋章士のエンゲージ状態による恩恵を受けつつリカバリーも可能であるため、他のユニットよりも積極的にエンゲージ状態を発動可能となります。

 

 

紋章士の指輪に限りがあって絆の指輪を活用する必要がある場合、紋章士ロイの指輪から精製できる”ディークS”の指輪もお勧めです。”ディークS”の指輪の効果は「HP:+5、力:+1、技:+1、スマッシュ武器使用時、命中+20」であり、強力なスマッシュ武器を使用できるディアマンドと相性が良いです。この指輪を活用して実際にプレイしている動画が”高温多湿エムブレム()”さんのyoutubeにて投稿されているため、リンクを貼っておきます。

 

↓ディアマンドと”ディークS”の組み合わせによる運用

www.youtube.com

引用:高温多湿エムブレム()youtubeチャンネルより

 

ディアマンドの個人スキル”真っ向勝負”は、「自分から攻撃した時、相手が反撃できる場合、お互いの命中+15」という効果であり、 発動条件が限定的な命中強化効果となっていますが、やはり敵からの反撃にも効果が乗ってしまうことが難点といえます。したがって、このスキルを活かす場合は、敵に対してブレイクを取って一方的に攻撃できる状況を意識するべきと思います。

 

 

以下の表に、ディアマンドが味方に与える支援効果と支援相手をまとめます。

 

支援度

命中

回避

必殺

必殺回避

S

10

0

12

5

A

10

0

6

5

B

10

0

3

5

C

10

0

3

0

 

 

支援相手

リュール、フラン、アルフレッド、スタルーク、シトリニカ、アンバー、ジェーデ、ザフィーア、アイビー、カゲツ、ミスティラ、ヴェイル、エル

 

これらの支援相手の中で、特に意識すべき相手と効果を以下の表にまとめます。以下の表の支援効果は、支援相手からディアマンドが受けることができる効果を示します。

 

(1)命中強化系

 

支援度

命中

回避

必殺

必殺回避

S

30

5

0

0

A

20

5

0

0

B

15

5

0

0

C

15

0

0

0

 

 

相手

フラン、ジェーデ、スタルーク

 

(2)命中・必殺回避系

 

支援度

命中

回避

必殺

必殺回避

S

15

0

0

20

A

15

0

0

10

B

15

0

0

5

C

10

0

0

5

 

 

相手

アイビー、ヴェイル

 

これまでに記載した通り、自身の技の伸びにくさと命中が低めな斧を扱う上で、命中を+15以上強化できる支援効果が非常に強力です。中でもフランは初期兵種がモンクで気功の兵種であるため、HPが最大の場合チェインガードによって初撃のダメージを0にできます。よって、チェインガードの相手をディアマンドにすることで、ダメージを0にしつつ反撃時の命中を強化できます。加えて、ディアマンドは敵から追撃を受けにくいほどには速さが伸びてくれるため、チェインガード一回のお陰でその戦闘において受けるダメージを0にできる場面も多く、前衛としての安定性が増します。私はジェーデをマスターモンクで運用した際、チェインガードやルキナの”絆盾”の相手としてディアマンドをよく配置していました。

 

命中ほど課題ではありませんが、スュクセサールやウォーリアーなどの連携兵種は幸運が低めな特徴があるため、敵の鋼武器などの必殺補正による必殺事故に注意が必要です。こうした時、アイビーやヴェイルの必殺回避補正で相殺することが可能です。ただし、ヴェイルが加入する頃には敵の武器はほぼ銀武器であることから、あまり必殺回避効果の恩恵は感じにくいかもしれません。それでも、命中+15できる点が優秀といえます。

 

 

ディアマンドの基本性能をまとめると、

 

(1)物理職に適した成長率と初期値

(2)優秀な武器レベルの専用職での運用が望ましい

(3)技(命中)、幸運が補強ポイント

(4)命中率を補強できる支援効果と相性が良い

 

といった内容となります。

 

 

参考として、以下の表にディアマンドをスュクセサール、ブレイブヒーロー、ウォーリアー、ドラゴンナイトとした時のステータス上限値をまとめます。

 

 

スュクセサール

ブレイブヒーロー

ウォーリアー

ドラゴンナイト

HP

77

75

94

83

45

47

48

48

魔力

22

19

19

30

22

36

29

42

速さ

38

41

33

38

守備

40

36

29

37

魔防

19

21

17

21

幸運

25

33

23

25

体格

20

16

20

18

 

剣を扱う兵種で体格上限値が20、連携兵種の中で最も高い守備が非常に優秀といえます。

 

 

【3】運用方法考察

 

 

ディアマンドの基本性能を踏まえた上で、実際の運用方法を考察していきます。

 

(1)スキルについて

 

以下の表にディアマンドをスュクセサールで運用する上で相性の良いスキルをピックアップします。

 

継承スキル

紋章士

必要SP

効果

たたみかけ

マルス

2000

相手をブレイクさせた時、ダメージ50%の追撃が発生する。

マルス装備時は不要

不屈++

マルス

300

自軍フェイズ開始時にHP40%以下だった場合、HPを最大値の40%回復する。

マルス装備時は不要

命中+スキル

(推奨)

シグルド

500~2500

命中+10:SP500

命中+15:SP1000

命中+20:SP1500

命中+25:SP2000

命中+30:SP2500

※命中+15以上推奨

踏ん張りスキル

ロイ

2000~5000

戦闘開始時にHP30%以上だった場合、その戦闘でどれだけダメージを受けてもHPが1残る。「踏ん張り+」の時HP20%以上(必要SP3000)、「踏ん張り++」の時HP10%以上(必要SP4000)、「踏ん張り+++」のときHP2以上(必要SP 5000)とレベルアップ

※ロイ装備時は不要

技+スキル

ルキナ

100~2000

技+1:SP100

技+2:SP300

技+3:SP500

技+4:SP1000

技+5:SP2000

速さの吸収

リン

2000

自分から攻撃して敵を倒すごとに、速さ+2

(最大+10、戦闘マップ終了後まで)

※リン装備時は不要

天刻の拍動+

ベレト

500

50%の確率で外れた攻撃が命中する。幸運が高いとさらに確率が上がる。(妨害杖の命中にも適用される)

※ベレト装備時は不要

防陣

カムイ

2000

敵のチェインアタック無効

※カムイ装備時は不要

月の腕輪

エイリーク

3000

自分から物理攻撃をした時、相手の守備の20%をダメージに加算する。

※エイリーク装備時は不要

(以下DLC

 

 

 

切り返し+

ヘクトル

3000

敵から攻撃されたとき、自分のHPが60%以上なら追撃が発生する。

ヘクトル装備時は不要

血讐+

ヴェロニカ

6000

HPが最大値でない場合、減少分の50%を攻撃力に加算する。

※ヴェロニカ装備時は不要

星玉の加護

(育成時、検討)

チキ

1500

レベルアップした時に基本能力が上昇しやすい(全ステータスの成長率+15)

※チキ装備時は不要

 

中でも、特筆すべきスキルを挙げていきます。

 

・命中+スキル

 

シグルド離脱前の段階で”命中+15”まで継承可能である点はディアマンドに取って追い風といえます。

 

ディアマンドの個人スキルは”自分から攻撃時、且つ敵が反撃できる場合”に限られるため、常時発動可能な命中+スキルはディアマンドと非常に相性が良いです。正直このスキルがあるか無いかで安定性が大きく変わるため、最優先で入手したいスキルともいえます。”命中+15”まで取得するためにはSP1000を要求されますが、不思議な井戸からスキルの書が入手可能になったことで敷居が大きく下がりました。この点は発売直後と今とで大きく異なります。

 

ディアマンドに命中+スキルを推奨する別の理由として、紋章刻印による武器強化を他ユニットのために回すことができるようになる点にあります。さすがにトマホークほど命中が低い武器は例外になりますが、命中率が80前後の武器であれば、武器レベル+1に錬成することで武器の命中率が+5され、継承した命中+スキル、支援効果で十分補うことができるようになります。こうした場合、ウォーリアーのユニットなど技の基礎値が低めな兵種で運用する場合や、編成上支援効果をあまり受けられないユニットなどに命中強化刻印を回すと良いです。

 

・速さの吸収

 

勇者武器によるエンゲージカウント稼ぎにおいて、追撃発生による稼ぐ速度を加速させるためにおすすめです。このスキルを継承した場合、早い段階でエンゲージ状態を発動させて1人でも多くの敵を倒し、エンゲージ状態解除時には追撃を発生させられるまで速さを稼いでおくことをお勧めします。

 

・切り返し+

 

DLCで紋章士ヘクトルが実装されたことで入手可能となったスキルです。個人的な意見として、ディアマンドの評価を大きく変えるきっかけとなった一つと考えています。

 

このスキル実装までは、速さの吸収や速さ+スキルを継承していない限り、反撃で追撃を取るのが難しいユニットでした。その結果、攻撃を受けることができても反撃ダメージが渋い、HP管理が難しいといった状況が多く、かなり運用が難しいといえました。しかし、”切り返し”スキルの登場によって、反撃での追撃で倒し切る、または次のターンに仕留めて”速さの吸収”のエサにする、といったように反撃での削り性能が大幅に向上しました。

 

加えて、紋章士アイクかヘクトルを装備した時に限りますが、スュクセサールの兵種スキル”太陽”での回復の恩恵が非常に大きくなったと考えます。基本的にアイクやヘクトルは耐久力を大きく向上させるため最前線での運用が多くなり、”切り返し”スキルと非常に相性が良いといえます。しかし、アイクはエンゲージ状態になると回避が0になり、ヘクトルの場合は回避はできてもアイクほどのダメージ軽減は困難であることから、攻撃の被弾数が増えると”切り返し”発動の範囲外になります。しかし、”切り返し”スキルによる試行回数増加でディアマンドの”太陽”の発動機会が増えた上に、「”太陽”の回復が一度でも発動して、”切り返し”発動範囲内に戻れさえすれば良い」という考え方もできるようになったため、一般的な地雷戦法とは違った方法によって、他ユニットよりも前線で安定した動きが可能となりました。

 

”太陽”と相性が良い、といったものの、発生率は最低でも20%以上は欲しいため、”技+”スキルの継承優先度が高めともいえます。(この場合、確率上3回の戦闘で1回発動を狙えば良いという考え方になります。)

 

(2)運用方法例

 

ここでは、紋章士との組み合わせを軸に、実際の運用方法を例に挙げていきたいと思います。

 

① 紋章士ロイとの組み合わせ

 

兵種

スュクセサール

使用武器

勇者の剣+1

勇者の斧+1

トマホーク+1(リン刻印)

銀の大斧

銀の大剣 or ゲオルギオス

紋章士

ロイ(絆Lv.15以上推奨)

継承スキル

命中+15 → たたみかけ(マルス加入後変更)

速さの吸収

特筆事項

エンゲージ武器『封印の剣

威力:14、命中:95、必殺:10、重さ:8、射程:1-2、装備時守備・魔防+5

 

物理兵種の単体性能を大幅に向上させ、エンゲージスキル”超越”によるステータス上昇と”踏ん張り”スキル標準装備による場持ちの良さも特徴です。

 

紋章士ロイを装備して運用する場合、可能な限り絆Lv.15以上にして運用をお勧めします。絆Lv.15で強力なエンゲージ武器”封印の剣”が使用可能となり、逆にそれ以外のエンゲージ武器がそこまで強く無いことから、基本的な運用としては『常にエンゲージ状態を保ちつつ封印の剣を活用して戦闘する動き』となります。従って、エンゲージ状態の間に”速さの吸収”によって攻速を上げておき、エンゲージ状態解除後に勇者武器を活用して早急にエンゲージカウント回復が必要となります。

 

エンゲージスキル”超越”は「ユニットのレベル+5」し、個人・兵種の合計成長率に応じて体格以外のステータスが上昇します。以下の表に、ディアマンド×スュクセサールでの運用時のステータス上昇をまとめます。

 

 

ロイ装備時

シンクロ補正

(絆Lv.20)

”超越”発動時

合計成長率

×5

ステータス変化

封印の剣

装備時

ステータス

上昇合計

HP

10

450

5

 

15

6

250

3

 

9

魔力

 

75

1

 

1

 

150

2

 

2

速さ

 

275

3

 

3

守備

 

275

3

5

8

魔防

3

125

1

5

9

幸運

 

150

2

 

2

 

”超越”による力の大幅な補正に加え、ディアマンドの低めな魔防についても、シンクロ補正と封印の剣の効果、”超越”の効果によって大幅に強化できます。ただし、敵からの武器相性によるブレイクは受けてしまうため、ケアするならばカムイの竜脈”緑”による「ブレイク無効化するツタ」で保護してあげると良いです。

 

 

② 紋章士アイクとの組み合わせ

 

兵種

スュクセサール

使用武器

勇者の剣+1

勇者の斧+1

トマホーク+1(リン刻印)

銀の大斧

銀の大剣 or ゲオルギオス

紋章士

アイク(初期レベルから可)

継承スキル

命中+15 or 速さの吸収

切り返し+(推奨) or 防陣

特筆事項

エンゲージ武器『ウルヴァン』

威力:21、命中:90、必殺:5、重さ:19、射程:1、装備時魔防+3

 

エンゲージ武器『ラグネル』

威力:16、命中:80、必殺:5、重さ:15、射程:1-2、装備時守備+5

 

エンゲージスキル”不動”により、「回避が0になる代わりに受けるダメージが-50%」と”勇将+”により「HP75%以下の時、守備・魔防が+7」といった耐久面で優秀なスキルを持っています。

 

エンゲージ武器”ウルヴァン”は、高威力・高命中を備えた優秀な武器であり、”ラグネル”に関しても、今作の物理攻撃剣の中で貴重な2射程武器であることから、積極的にエンゲージ状態を発動して損は無い紋章士といえます。また、これらのエンゲージ武器は重めでありますが、ディアマンドの体格の高さで十分相殺可能です。

 

受けからの反撃に特化する場合は”切り返し+”スキルの優先度が高くなります。または、固定ダメージを与えてくるチェインアタック無効の”防陣”も候補になります。スュクセサールはブレイクを受けてしまうため、”防陣”によってダメージを最低限に抑える方を優先しても良いと思います。命中+スキルを削る場合、支援効果やリュールのエンゲージ+による”絆を繋和ぐもの+”「自分と周囲2マス以内にいるシンクロ、エンゲージ中の味方の命中・回避+30」を意識して活用します。

 

 

③ 紋章士ヘクトルとの組み合わせ

 

兵種

スュクセサール

使用武器

勇者の剣+1

勇者の斧+1

トマホーク+1(リン刻印)

銀の大斧

銀の大剣 or ゲオルギオス

紋章士

ヘクトル(絆Lv.1から可)

継承スキル

命中+15以上推奨

技+5 or 不屈++

特筆事項

エンゲージ武器『ヴォルフバイル』

威力:10、命中:75、必殺:5、重さ:10、射程:1、騎馬・重装特効

 

エンゲージ武器『アルマーズ』

威力:22、命中:85、必殺:0、重さ:18、射程:1、竜特効、装備時守備+5

 

私が最も愛用する運用方法であり、DLCで登場した受け・反撃性能が高い紋章士です。スキルの部分で記載した”切り返し+”が標準装備である点が非常に強力です。エンゲージスキル”鉄壁”により「敵から攻撃を受けた時、守備・魔防130%」、シンクロスキル”適応能力+”により戦闘後の守備または魔防+3により、アイクほどでは無いものの、耐久面が強化されます。

 

ヘクトルのエンゲージ技”止水雷轟の構え”により「1ターンの間、敵からブレイクと追撃が発生しなくなり、自分の反撃時に追撃が発生するようになる。剣・斧限定」という効果に加え、”連携”によるスタイルボーナスにより「必殺+20」が加わることで、反撃性能が大幅に向上します。また、紋章士リンを装備したユニットと隣接した状態でエンゲージ技を発動すると、強化された”止水雷轟の構え+”になり、「1ターンの間、戦闘時に必ず先制攻撃し、敵からのブレイクと追撃が発生しなくなり、自分の反撃時に追撃が発生するようになる。剣・斧限定」となり、通常時と同様に”連携”のスタイルボーナス「必殺+20」も加わります。よって、”止水雷轟の構え+”はHP満タン時にも発動できる待ち伏せ戦法と等しいことから、非常に強力です。

 

 

他にも、

 

・紋章士マルスと組み合わせることで、銀の大剣やゲオルギオスを使用したエンゲージ技”スターラッシュ”の高火力を狙う

 

・エイリークやルキナと組み合わせ、技・幸運の補正を受けつつ、”月の腕輪”や”デュアルアシスト+”でのチェインアタック参加で火力を出していく。

 

・3級長の腕輪による物理攻撃性能向上

 

といった運用方法が想定されます。

 

 

【4】総括

 

 

今回の記事では、過去の記事をアップデートする形でディアマンドに関する基本性能、運用方法を整理していきました。発売当初は技上限が22であることをネタに”技22さん”などと言われていましたが、環境が整うにつれて弱点の技の低さも容易にカバーできるようになったことから、一線級のユニットに化けた1人と思います。連携職のユニットは、本編攻略中は回避に頼ることも多く、攻撃を受けてしまうと案外脆い点に注意が必要です。そんな中、ディアマンドは重装ほどでは無いものの、連携職の中では受け性能が高く、前線で十分頼りになるユニットです。FEという作品の醍醐味の一つに、「自分の好きなキャラを好きなように活躍させてあげる」ことがあると思うので、そういった参考の一つになれれば幸いです。

 

 

今回の記事は以上となります。

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

また次の記事でお会いしましょう。

 

2023年9月29日(金)

ネギ侍