ネギ侍の鍛錬場

趣味に関する記事を投稿します。

【FEエンゲージ】難易度ルナティック攻略における重要な要素

こんにちは。

ネギ侍と申します。

Twitter:@NgPKHo1O)

 

 

今回は私の好きなゲームの一つである、ファイアーエムブレムエンゲージに関する記事になります。

 

 

最近Twitterなどで「初めて難易度ルナティックに挑戦します」といった投稿を目にする機会が増えました。私自身そこまで自分の腕に自信がなかったため、ルナティックを初めてクリアできた時の喜びは格別だったことを覚えています。

 

そこで、この機会に、私がエンゲージのルナティックを攻略した際意識したことなどを記事にしてみたいと思いました。何か参考になる点があれば幸いです。

 

 

尚、この記事では以下のサイトのデータや情報を参考にしています。

https://game8.jp/fe-engage

https://kamigame.jp/fe-engage/index.html

https://www.pegasusknight.com/wiki/fe17/

https://hyperwiki.jp/fee/

 

 

【1】支援効果はとても重要

 

 

ファイアーエムブレムシリーズでは、ユニット同士が隣接している時に”支援効果”を支援相手に付与することができます。その効果の内容はユニットによって異なり、加えてユニット同士の支援レベルに応じてその支援効果がより強化されます。支援効果は命中・回避・必殺・必殺回避のパラメータに影響を与えます。

 

いくつか特に支援効果を意識したユニットを紹介します。

 

・主人公:リュール

リュールは全てのユニットに対して支援効果を与えることができます。支援内容はバランスの良い構成となっており、以下の通りです。(※【】は支援レベル)

 

【S】命中+10、必殺+6、回避+5、必殺回避+5

【A】命中+10、必殺+3、回避+5、必殺回避+5

【B】命中+10、必殺+3、回避+5

【C】命中+10、回避+5

 

リュール以外のユニットは特定のキャラとしか支援を組めないため、リュールの配置はとても重要になります。

 

・スタルーク

スタルークは第7章で加入する弓を使うユニットですが、スタルークが与える支援効果は命中を補強する内容となっています。

 

【S】命中+30、回避+5

【A】命中+20、回避+5

【B】命中+15、回避+5

【C】命中+15

 

スタルークと支援が組めるユニットの内、シトリニカ(7章加入)・ディアマンド(8章加入)・アイビー(11章加入)といったユニットはいずれも技や幸運の数値が低めであり、攻撃の命中が課題のユニットとなります。さらに、難易度ルナティックの敵は高めに設定されたステータスにより回避率が向上しており、単騎で攻めても攻撃が当たるかどうかの博打になってしまいます。

 

そこで、こうしたユニットにスタルークを隣接させることで、スキル継承などに頼らずとも命中率を向上できます。さらに、スタルークに加えてリュールが隣接している場合、リュールの支援効果も上乗せでき、命中率はほぼ100%まで持っていくことができます。

 

 

ここで命中の補強に関して補足します。

今作は武器の錬成・強化に加え、紋章刻印によって武器の命中や威力などを補強することができます。しかし、武器の錬成には錬成石が必要であり、紋章刻印は一つの紋章につき一つの武器に限ります。従って武器の命中を補強するには限界があります。

スキル継承として、剣術や槍術などは回避にデバフがかかるなどのデメリットが伴うことが多く、シグルドから継承できる”命中+◯◯”はデメリットが無い汎用スキルになりますが、自由に装備できるスキルが2枠しかないため慎重な吟味が必要となります。

 

こうした点を踏まえると、隣接するだけで命中が強化される支援効果は非常にコスパが良いということがわかります。尚、支援効果により命中を大きく補強するユニットとして、フラン・ジェーデ、パネトネなどが挙げられます。

 

 

進軍する際、複数ユニットで畳み掛けるように攻撃していく場面があるかと思いますが、上記のようにお互いの支援効果を意識してグループ化して進軍すると戦闘をより優位に進めることができます。

また、上記以外のユニットでも、最低でも命中+10の効果を付与されるため、ユニット間の支援は積極的に上げていくことをお勧めします。

 

 

【2】戦闘スタイル”連携”によるチェインアタック

 

 

ソードマスター、ウォーリアー、ディアマンドの専用職スュクセサールなどが該当する”連携”は、「攻撃可能範囲の的に他の味方が攻撃した場合、その味方の攻撃前に『チェインアタック』を仕掛ける」という戦闘スタイルになります。このチェインアタックは”防御無視の最大HP10%分の固定ダメージ”を与えるため、物理防御が高いジェネラルなどにも固定ダメージを与えることができます。特にルナティック序盤のフィレネでの戦闘では、重装兵がボスとして登場します。リュールが装備する紋章士マルス重曹特効武器”レイピア”を所持していますが、ボスの守備が高すぎるためにレイピアで特効をついてもまともなダメージが出せません。もちろん、魔法攻撃が有効ですが、同様に初期連携職のブシュロンのチェインアタックも同様に有効な攻撃手段となります。

 

ストーリー後半になってくると様々な攻撃手段を取ることができますが、特にストーリー前半ではよりチェインアタックの恩恵が大きいため、ブシュロンやディアマンドの配置が戦闘の鍵になると思います。

 

 

【3】カムイのシンクロスキル”竜脈”の恩恵

 

 

本編15章で紋章士カムイが加入します。カムイのシンクロスキル”竜脈”は「マスに対して、特殊効果を付与する『竜脈』コマンドが使用できる」ようになります。竜脈の特殊効果は戦闘スタイルによって変化し、その詳細を以下にまとめます。

 

 

竜脈

竜族

全ての竜脈を使いこなせる

連携

守備・魔防アップ効果の土柱(守備+3・魔防+3)

範囲:自分の周囲3×3マス(自身のマス含む)

隠密

回避アップ効果の霧(回避+30)

範囲:自分の周囲3×3マス(自身のマス含む)

気功

進路を塞ぐ氷柱

範囲:自分の前方3×2マス

魔道

ダメージ効果のある炎(ターンダメージ-10)

範囲:自分の前方1マス及び更に前方3×3マス

重装

ブレイク無効効果のツタ

範囲:自分の周囲3×3マス(自身のマス含む)

騎馬

回避ダウンの水たまり(回避-30)

範囲:自身の前方に市松模様に発生(計10マス)

飛行

HP回復効果の癒しの霧(ターン回復+10)

範囲:自身の周囲13マスにクロス・クァドレート状に発生(自身のマス含む)

 

隠密”のユニット(シーフ、スナイパー、ティラユールなど)にカムイを装備して自身で任意の場所に回避地形を発動させ、戦闘スタイル”隠密”の効果「地形による回避補正が2倍で計算される」により、回避補正が+60まで跳ね上がります。よってシーフなどのユニットを回避盾として運用する際に、最も適した組み合わせであると考えられます。

 

しかし、このコンボは難易度ハードまでなら特に問題ありませんが、ルナティックになると少し勝手が異なります。ルナティックの敵キャラは回避が0、または守備や魔防の数値が高くダメージが通らない相手には攻撃してこないという仕様になっています。従って、隠密のユニットで霧を発生させた結果回避が敵の命中を上回ると、敵はそのユニットを無視して別のユニットに攻撃を仕掛けに行きます。もちろん、この効果を利用した戦術もあると思いますが、この地形効果は敵にも補正される点に注意が必要です。さらに、敵の命中が1%でもあれば攻撃が当たる可能性があり、加えて敵の魔道キャラはこの地形回避効果を無視して攻撃してくるため、避けれず大ダメージを受ける危険があります。従って、ルナティックでの回避盾運用は必ずしも安定行動ではないと考えておく必要があると認識しておくと不意の事故を減らすことができると思います。

 

 

私自身、難易度ハードをクリアするまでは回避地形による運用を多用していましたが、ルナティックを攻略する際に途端に評価を上げた竜脈効果がありました。それは、戦闘スタイル”魔道”で使用できる””です。効果の説明欄には「ターンダメージ効果のある炎」と記載されていますが、この炎の地形効果にはもう一つユニットの移動コストを3にする(通常時は1)」という効果が含まれており、むしろこちらの方が重要な要素であると思います。例えば、移動力が6であるパラディンやウルフナイトは移動力が2になり、ジェネラルは1まで減ります。従って炎の効果により敵の進軍を大幅に遅らせることが可能になるため、敵の数が多いルナティック攻略においては非常に有効な竜脈効果であると思います。

 

ここで、なぜ敵の進軍を遅らせることが有効なのかについて補足します。

 

ファイアーエムブレムは”戦”を行うSRPGであるため、根本的には現実世界の戦と共通して「数的優位をとって攻撃する」ことが最も重要な戦術になります。ただ、ゲームシステム上少数精鋭の部隊で敵陣営に攻撃を仕掛けなければならないため、数的優位を取るには1人当たりで複数人を相手にする必要があります。今作では敵ユニットもチェインアタックを仕掛けてくるため、継承スキル”防陣”を装備していない場合いくら耐久が高いユニットでも過労死してしまいます。そこで、カムイの竜脈”炎”を使い敵の進軍を妨害することで侵入してくる兵の数が格段に減り、擬似的な数的優位を作り出すことができます

 

私がルナティックをプレイしていて特にこのメリットを感じたのは、本編17章・19章・21章~最終章、紋章士の外伝マップ全般です。また、この戦術を取ることによる副産物として、敵の進軍を遅らせたことで、レベルが低く撃ち合いに弱いユニットも攻撃に参加できるようになるため、育ちきっていないユニットの経験値稼ぎにも使えることが挙げられます。

 

ここまで竜脈”炎”のメリットを散々主張してきましたが、発動させる場所を慎重に吟味する必要がある、点が運用するに当たり難しい問題となります。私が運用した際は、「敵ユニットがより多くの炎地形の上を通過しなければならない状況を作る」ことに焦点を絞って竜脈を発動させていました。

 

こうした点を踏まえると、戦況に応じて自由に竜脈を発動できる”竜族”にカムイを装備するとルナティック攻略に多いに役立つと考えます。

 

 

【4】総括

 

 

今回の記事では、私がルナティックを攻略する上で意識したことを3つのポイントに沿って説明してきました。私の部隊の育成状況によってこのような戦術・指針がハマったとも言えるため、必ずしも全ユーザーに当てはまるとは限りませんが、実際この記事の内容を意識して複数回クリアできたことからも、根本的には間違っていないと言いきれます。

 

特にストーリー後半には戦術の幅を広げることができる紋章士がたくさん入ってくるため、紋章士のスキル・エンゲージ武器・エンゲージ技などの効果を理解し、状況に応じて采配していくことが今作のSRPGとしての醍醐味だと言えます。

 

今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。

 

 

ここまでご覧いただきありがとうございます。

また次の記事でお会いしましょう。

 

 

2023年5月10日(水)

ネギ侍