こんにちは。
ネギ侍です。
今回は私の好きなゲームの一つである、ファイアーエムブレムエンゲージに関する記事になります。
今回注目するキャラクターは、フィレネ王国王女”セリーヌ”です。
尚、この記事で使用しているデータなどは以下のサイトを引用しています。
・https://kamigame.jp/fe-engage/index.html
・https://www.pegasusknight.com/wiki/fe17/
セリーヌは本編4章から紋章士セリカの指輪を装備した状態で加入し、剣と魔法が使える兵種であるため貴重な魔道キャラとして活躍してくれます。専用兵種の”フロラージュ”にクラスチェンジするとBランクの杖まで使用できるようになるため、回復やワープなど状況に応じてサポート役までこなせるようになる。
一方で、セリーヌは力と魔力が均等に成長するユニットであるため、どちらかに特化したキャラと比較すると火力が低くなる点がユニットの評価を下げる一因になっている。よく比較対象に上がるのはアンナやパンドロなどの魔道特化キャラである。
そこで、今回の記事ではフロラージュセリーヌとセイジアンナを比較し、セリーヌのユニットとしての可能性を探ろうと思います。
先に断っておきますが、私はアンナの評価を下げるつもりはありません。どちらかと言えば、アンナは最強キャラ候補の一体に入るレベルであると考えています。この記事の目的は、あくまで「セリーヌの魅力を知ってもらいたい」ということであり、少しでも”使ってみたい”と思ってもらえたら幸いです。
(1)成長率比較
セリーヌとアンナのクラスを含めた成長率を以下の表にまとめました。
|
① |
フロラージュ ② |
セリーヌ合計 ①+② |
|
アンナ ③ |
セイジ ④ |
アンナ合計 ③+④ |
HP |
50 |
5 |
55 |
|
55 |
0 |
55 |
力 |
35 |
10 |
45 |
|
15 |
0 |
15 |
魔力 |
25 |
15 |
40 |
|
50 |
30 |
80 |
技 |
30 |
5 |
35 |
|
50 |
5 |
55 |
速さ |
45 |
5 |
50 |
|
50 |
0 |
50 |
守備 |
30 |
5 |
35 |
|
20 |
0 |
20 |
魔防 |
40 |
15 |
55 |
|
35 |
30 |
65 |
幸運 |
50 |
20 |
70 |
|
45 |
15 |
60 |
体格 |
5 |
0 |
5 |
|
5 |
0 |
5 |
この比較から、セリーヌの速さの成長率は、実はアンナと同じであることが意外でした。ただ、魔力と技の成長率に関しては歯が立たない印象を受けてしまいます。
(2)ステータス上限値比較
セリーヌをフロラージュにした場合、アンナをセイジにした場合の各ステータス上限値は以下のようになります。
|
フロラージュ |
アンナ セイジ |
HP |
56 |
43 |
力 |
36 |
27 |
魔力 |
39 |
49 |
技 |
27 |
35 |
速さ |
42 |
31 |
守備 |
24 |
19 |
魔防 |
36 |
44 |
幸運 |
53 |
28 |
体格 |
11 |
11 |
上限値を比較してみると、セリーヌの力・速さ・幸運の数値が特に優れていることがわかり、一方でアンナは魔力・技・魔防に優れます。成長率ではアンナの方が圧倒的に優れていたものの、実際のステータスに置き換えてみると、セリーヌは成長率から想定される以上の性能を有していると感じます。
魔力の数値だけをみるとアンナの方が10高いため、一見火力の差は歴然です。しかし、フロラージュの兵種スキル”華炎”は「技%で魔法攻撃には力の半分を、その他の攻撃には魔力の半分をダメージに追加する」という効果であり、攻撃時・反撃時を問わず魔法攻撃ではダメージに18加算される。セイジの兵種スキル”魔力増幅”は「自分から魔導書で攻撃した時、周囲1マスの魔導書を装備中の味方の数だけ攻撃力をアップ」という効果であるため、華炎発動時は兵種スキルの魔力増幅が発動したアンナを上回るダメージを出すことができる。
さらに、速さの成長率は同じでも実数値ではセリーヌの方が10以上高い点が優秀です。重い武器を所持した場合に速さが低減すると、アンナの場合は実数値が低い分本来追撃可能な速さの範囲から外れやすいですが、セリーヌは多少ゆとりがあります。加えて、セリーヌは幸運がアンナより倍近く高いため、必殺による事故や回避の点において優れています。
これらの要素を踏まえると、セリーヌは大器晩成型ユニットであり、しっかり育てればアタッカーとしても杖使いとしても十分に運用可能な良ユニットであると言えます。どうしても成長率を反映した評価により運用を避けられがちなセリーヌですが、少しでも参考になれば幸いです。
今回は以上になります。
また次の記事でお会いしましょう。
2023年4月30日(日)
ネギ侍