こんにちは。
ネギ侍と申します。
(Twitter:@NgPKHo1O)
今回は私の好きなゲームの一つである、ファイアーエムブレムエンゲージ(FEエンゲージ)に関する記事となります。
(※本編のネタバレを含みます)
今回の記事は、現在プレイ中の『3月誕生月ユニット強制出撃縛り』(難易度ルナティック)の1周目を終了したので、最終出撃メンバーを紹介していきたいと思います。
尚、この記事で使用しているデータなどは以下のサイトを引用しています。
・ファイアーエムブレムエンゲージ完全攻略本(徳間書店)
・https://www.pegasusknight.com/wiki/fe17/
この記事は以下の項目から構成されています。
【1】導入
【2】ユニット紹介
【3】1周目総括
【1】導入
今回の縛りプレイでは3月生まれメンバーが対象なので、今回の周回での強制出撃対象者は主人公に加えて、
10日・・・クラン、フラン
31日・・・ジャン
以上3人が該当します。
成長方式は固定成長であり、「個人・兵種成長率をレベルアップ毎に積算し、合計100%に達するとステータスが1アップする」システムとなっています。
早速ユニット紹介にいきたいと思います。
【2】ユニット紹介
画像は最終マップ出撃時の構成になります。リュールは筋肉体操の効果で力+3の補正がついています。終章出撃前の料理当番のメリンがAランクの料理を作ってくれたため、「力+1、速さ+1、守備+1、魔力+1、(大人ユニットは追加で力+1、速さ+1、守備+1、魔力+1、魔防+1)」の効果が乗っています。また、ドーピングアイテムは最終マップ出撃前まで一切使っていなかったので、出撃前に全て振り分けました。
(1)強制出撃メンバー
1 |
リュール |
兵種 |
神竜の子 → グリフォンナイト |
継承スキル |
再移動+、回避+15、たたみかけ |
紋章士 |
|
ドーピング |
速さ+4、守備+4 |
前回の周回で「神竜の王→グリフォンナイト」の流れで運用しましたが、今回は初めからグリフォンナイトにクラスチェンジして運用しました。紋章士は11章~14章はクロム、14章~21章をベレト、23章以降はロイまたはセリカで運用しました。ベレト×飛行職の場合のエンゲージ武器はルーンであり、この武器は「速さの3分の1をダメージに加算する」効果を持っているため、速さが伸びやすいリュール×グリフォンナイト運用との相性が良いです。ベレト外伝クリア後に絆レベル15で解放される”天帝の剣”も2射程攻撃可能であるため非常に使いやすいです。
ベレトは”女神の舞”が強力であるためエンゲージ発動のタイミングが重要ですが、リュールをグリフォンナイトで運用すると杖で味方を回復したり”アイスロック”などを使うことでエンゲージカウントを稼げるようになるため、気軽にエンゲージを発動し”女神の舞”を活用しながら有利盤面を作り出し、余裕がある時に杖によるエンゲージカウント回復+経験値獲得が可能であり、本編・各種紋章士外伝を進める上でとても便利でした。各所に配置された紋章氣を温存することで、例えばセネリオの”マジックシールド”を活用した経験値稼ぎなどに回せるようになり、特に今回のメンバーのような集中的な育成が求められるメンバーを運用する上で役に立ちました。
余談ですが、盤面を操作する上で”リュール×神竜の王×カムイ”が便利な運用方法の一つだと思いますが、”竜脈”発動を多用するとどうしてもリュール自身の育成が遅れがちになります。どこかのタイミング(10章までの間)で育成を進めておくのも一つの手ですが、難易度ルナティックになると敵とのレベル差が開くにつれて獲得経験値が激減していくため、ある程度バランスよく育成を進めることが理想です。
また、今回はミカヤと組ませていないことからCランクの杖までしか使えませんが、ワープやレスキューといった転移系杖やコラプスなどの妨害杖には射程が決められており、セイジやハイプリーストなどでは地形によってポジショニングが制限されてしまうものの、飛行職であればほぼ自由自在に動き回れる上、リュールはどこでも『輸送隊』を介してアイテムの出し入れが可能であるため、”飛行職×杖”運用では他のユニットとは違った使いやすさがあると思いました。
課題としては、グリフォンナイトの力基礎値が低いため単発火力が低いことにあります。そこで、画像には載っていませんが、道中では”ぎんの剣+3×クロム刻印”の武器威力で火力を稼ぎました。最終的には力を大きく補正できるロイと組ませました。
2 |
クラン |
兵種 |
マージLv.1 → アクスファイターLv.1~10 → ベルセルクLv.1~20 → ウォーリアーLv.1~3 → ウルフナイト |
継承スキル |
再移動、命中+15、HP・幸運+10 |
紋章士 |
リーフ、ロイ、リン、アイク、ミカヤ、セネリオ、クロム |
ドーピング |
力+4、守備+2、魔防+4 |
クランの運用に関しては先に記事をまとめています。
運用方法解説:https://n-goemon.hatenablog.com/entry/2024/03/07/035554
3 |
フラン |
兵種 |
マスターモンク |
継承スキル |
再移動、七色の叫び+ |
紋章士 |
|
ドーピング |
なし |
フランの運用に関しては先に記事をまとめています。
運用方法解説:https://n-goemon.hatenablog.com/entry/2024/03/10/181838
4 |
ジャン |
兵種 |
モンクLv.1 → ランスナイトLv.1~10 → パラディン |
継承スキル |
再移動、槍術・剛Lv.5、星玉の加護 |
紋章士 |
チキ、シグルド、ロイ、エイリーク、ヘクトル、カミラ |
ドーピング |
なし |
ジャンの運用方法の詳細の流れ・運用方針については先に記事にまとめています。
運用方法解説:https://n-goemon.hatenablog.com/entry/2024/03/15/033119
(2)採用メンバー
この節では採用した残りのメンバーを簡単に紹介していきます。
5 |
セアダス |
兵種 |
ダンサー |
継承スキル |
再移動+、地玉の加護+、命玉の加護+ |
紋章士 |
シグルド、チキ |
ドーピング |
移動+1 |
FEエンゲージ界のインフラです。
セアダスの専用職『ダンサー』の兵種スキル”特別な踊り”は『「踊る」を味方に使用した時1ターン、その味方の技・速さ・幸運+3』という効果をもち、この効果は”七色の叫び”などと重ねがけができるため本編攻略において非常に価値があるスキルといえます。難点はLv.25になるまで習得できないことにありますが、セアダスが加入する15章と16~17章は自軍ユニットが敵の攻撃範囲に入らない限り動いてこない場合が多いため、この仕様を逆手にとってセアダスでひたすら踊って経験値を稼いでスキルを習得してしまうのも一つの手だと思います。特に17章でこのスキルを習得していると非常に恩恵が大きいといえます。
6 |
アイビー |
兵種 |
リンドブルム |
継承スキル |
再移動+、HP・幸運+10 |
紋章士 |
ヴェロニカ、セリカ |
ドーピング |
移動+1 |
前回の周回同様、ヴェロニカの英雄召喚のステータス変化を調査するためにもエンゲージ技を使い続けたため、全ユニットの中でも飛び抜けて育成が進んでいます。結果としてHP・魔力・技・守備・魔防がカンストしているため、基本的に戦闘でアイビー頼みにならないように杖役などをこなしていました。ただし、杖を使うと必ず経験値が1はもらえるため地道に育成が進んでいき、自軍ユニットの育成進行度がアイビーを超えることはありませんでした。
7 |
|
兵種 |
フロラージュ |
継承スキル |
体格+5、速さ・技+4、星玉の加護 |
紋章士 |
|
ドーピング |
なし |
レベルアップ20回分は”星玉の加護”をつけていましたが、その後は”体格+5”を継承してみました。
個人的にセリーヌの最大の問題点は「体格の初期値・成長率が低いため、魔道士の中では高めな速さ成長率・上限値を武器の重さによって削がれてしまう」ことだと考えています。
背景として、セリーヌを専用職フロラージュで運用すると、意識して経験値稼ぎをしない限りは両刀向きの成長率によって良くも悪くも中途半端な力・魔力のステータスとなります。速さ成長率は下級職ノーブル・上級職フロラージュともに50%となるため問題ありませんが、高難易度になると火力を確保するために、できるだけ高威力武器を持たせて運用するのが理想です。また、魔道の兵種でありながら力・魔力が満遍なく伸びてくれるため、理論上ほぼ全ての紋章士と自由に組み合わせて運用ができる数少ないユニットです。詳細については過去に記事を投稿しているため、そちらも参考にしていただければと思います(記事URL:https://n-goemon.hatenablog.com/entry/2023/12/18/011926)。
ここで、以下の表にセリーヌの成長率とステータス変化をまとめます。
成長率 |
|||||
|
|
ノーブル |
フロラージュ |
||
個人 |
成長率 |
合計 個人+兵種 |
成長率 |
合計 個人+兵種 |
|
HP |
50 |
0 |
50 |
5 |
55 |
力 |
35 |
5 |
40 |
10 |
45 |
魔力 |
25 |
10 |
35 |
15 |
40 |
技 |
30 |
5 |
35 |
5 |
35 |
速さ |
45 |
5 |
50 |
5 |
50 |
守備 |
30 |
5 |
35 |
5 |
35 |
魔防 |
40 |
10 |
50 |
15 |
55 |
幸運 |
50 |
20 |
70 |
20 |
70 |
体格 |
5 |
0 |
5 |
0 |
0 |
以下の表に、セリーヌを下級職Lv.10でフロラージュにクラスチェンジした時の初期値と内部レベル20、30、40でのステータスをまとめます。
|
ステータス |
|||
初期値 |
内部Lv.20 |
内部Lv.30 |
内部Lv.40 |
|
HP |
26 |
31 |
37 |
42 |
力 |
10 |
14 |
19 |
23 |
魔力 |
12 |
16 |
20 |
24 |
技 |
12 |
15 |
19 |
22 |
速さ |
13 |
18 |
23 |
28 |
守備 |
8 |
11 |
15 |
18 |
魔防 |
10 |
16 |
21 |
27 |
幸運 |
16 |
23 |
30 |
37 |
体格 |
5 |
5 |
6 |
6 |
基本的に終章まで普通に運用していると、だいたい内部Lv.40前後に落ち着きます。よって、固定成長方式でセリーヌを運用していると”星玉の加護”に頼らない限り、基本的に体格が4~6の間で運用することになります。
ここで、以下の表にセリーヌが使用する候補となる高威力武器を一部ピックアップしてまとめます。
|
いかづちの剣 |
ぎんの剣 |
ボルガノン |
トロン |
(※)エクスカリバー |
威力 |
13 |
12 |
16 |
18 |
10 |
命中 |
85 |
90 |
85 |
70 |
80 |
必殺 |
0 |
0 |
0 |
0 |
5 |
重さ |
11 |
11 |
11 |
16 |
9 |
回避 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
必殺回避 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
特効 |
- |
- |
- |
- |
飛行 |
射程 |
1-2 |
1 |
1-2 |
1-3 |
1-2 |
種類 |
剣 |
剣 |
魔道書 |
魔道書 |
魔道書 |
武器Lv |
C |
B |
A |
A |
A |
備考 |
魔法武器
|
|
|
追撃不可 |
|
追撃不可のトロンは考慮しないとしても、他の武器、特に”いかづちの剣”を使用すると攻速が5~6落ちてしまうのは非常に勿体無いといえます。こうした課題を解決する手段として、紋章士リーフから継承可能な”体格+”スキルが効果的です。リーフは10章で離脱してしまいますが絆レベル6で”体格+4”を継承できるため、離脱前に習得してしまえば育成が進んでいない序盤から上記のような高威力武器での攻速落ちを低減できます。17章でリーフ復帰し、リーフの外伝をクリアすると絆レベルの上限が解放され、絆レベル14で”体格+5”を習得すれば完成です。
「そもそもリーフと組ませれば問題ないのでは?」という話になりますが、セリーヌはほぼ全ての紋章士を柔軟に使いこなすことができるため、最大の課題である体格を解決してしまえば運用の幅が広がります。何より力や魔力、移動力はドーピングアイテムで解決できますが、体格は唯一ドーピングアイテムが存在しません。武器の紋章刻印で解消する方法もありますが、必ず何らかのデメリットを伴う上に数に限りがあるため編成によっては刻印マネジメントが苦しくなります。こうした要素を踏まえると、セリーヌに”体格+”スキルを継承すると、他の体格が苦しいユニット(クロエやロサードなど)に貴重な体格補正を持つリーフやヘクトルを回すことができ、攻速落ちを気にせず高威力武器を扱いながら編成に応じて紋章士を組み替えることができるため、セリーヌ自身の強みをより引き出せると思います。
長々となってしまいましたが、今回の運用でセリーヌに新たな可能性を感じたため、今一度初めからやり直そうかと思い始めました。
8 |
カゲツ |
兵種 |
ウルフナイトLv.10 → ドラゴンナイト |
継承スキル |
再移動+、速さの吸収 |
紋章士 |
三級長、クロム |
ドーピング |
HP+10、速さ+2 |
初めはウルフナイトで運用していましたが、個人的に大好きなドラゴンナイトが恋しくなったため運用を変えました。入れ違いにクランをウルフナイトにしたため、装備武器をそのままクランに譲りました。
飛行ユニットは弓兵などから狙われやすいため、敵の数が多いマップで敵を分散させやすくなります。ここで三級長のディミトリが引けると”計略:聖盾の構え”によって間接攻撃の初撃を無効化できるため返り討ちにできます。DLCを活用する場合はかなり強力であるため使い得だと思います。
9 |
エーティエ |
兵種 |
ウォーリアー |
継承スキル |
命中+30、再移動 |
紋章士 |
リン、マルス |
ドーピング |
力+4、技+8、速さ+2、幸運+4 |
エーティエの強みである力の高さを活かせる上、天性素質”弓”が噛み合うため、全ユニットの中でもウォーリアー適性がかなり高いユニットと言えます。感想としては、エーティエをウォーリアー運用する場合”ぎんの弓”を使用しないならば他の兵種にするべきとまで感じました。”ぎん系武器”は錬成コストが高いと言われますが、投資レベルを2まで上げておけば晶石を散策でそれなりに稼げるため、”ぎん系武器+3”くらいまでは容易に錬成できます。画像ではセネリオ刻印にしていますが、本編攻略中のほとんどのマップで三級長刻印をつけていたので「威力:18、命中:100、必殺:10、回避:10、重さ:10」の”ぎんの弓+3”を使用しており、火力・命中ともに安定しました。
反面、長弓を使用すると命中が非常に不安定であったため、『”無慈悲”スキル+ぎんの大斧』の攻撃なども踏まえて”命中+30”を継承しました。これに加えてドーピングアイテムもかなり注ぎ込みましたが、それでも”ぎんの大斧”・”長弓”・”勇者の斧”の命中率が”ぎんの弓+3”より20低かったので、画像の下3つの武器はほぼ使いませんでした。
10 |
クロエ |
兵種 |
ドラゴンナイトLv.14 → ボウナイト |
継承スキル |
再移動、月の腕輪+、星玉の加護 |
紋章士 |
ミカヤ、ベレト、クロム、三級長 |
ドーピング |
なし |
クロエ×ボウナイト運用では”星玉の加護”を活用すると力・魔力成長率が50%に達するため『机上論最強型弓使い』ができると思い、育成しました。最終的にはベレトの補正込みで魔力24(画像は料理効果で魔力+1補正が入っている)となり、”光の弓+5”でちょうど終章のグリフォンナイトをちょうどワンパンできます。裏を返せば、ここまで耐久のある終章グリフォンナイトがいかに脅威かが伺えます(参考記事:https://n-goemon.hatenablog.com/entry/2024/01/16/235331)。
11 |
ディアマンド |
兵種 |
スュクセサール |
継承スキル |
命中+15、速さ・技+5 |
紋章士 |
|
ドーピング |
HP+10、守備+4、魔防+4、幸運+4 |
毎度お馴染みの運用方法ですが、今回はフランと支援がある相手として貴重な存在でした。もう相棒枠と言ってもいいかもしれません。
途中で急遽採用したこともあり、使い道に迷ったドーピングアイテムを全て注ぎました。
12 |
アンナさん |
兵種 |
セイジ |
継承スキル |
再移動+、HP・幸運+10 |
紋章士 |
オルエンS(ダイムサンダ) |
ドーピング |
魔力+8 |
お金稼ぎもできることから採用しました。実はこの枠はリンデンが担っていたのですが、必殺が出ない場合全く火力が出なかったので、アンナさんと入れ替えました。ダイムサンダは個人の魔力がなければあまり強みが発揮できないため、安定した運用を求める場合ユニットは限られると感じました。リンデンは別の方法で運用を試みることとします。
13 |
エル |
兵種 |
邪竜の娘Lv.35 → ハルバーディア |
継承スキル |
再移動、武器シンクロ+、星玉の加護 |
紋章士 |
リーフ、ルキナ、カムイ、セネリオ、カミラ、三級長 |
ドーピング |
なし |
リュールをグリフォンナイトで運用したため、代わりの竜族枠として採用しました。この役をヴェイルに引き継ぎ、「ブリューナクを使いたい」という思いと割とよく伸びた魔力を活かすためハルバーディアにしました。
14 |
ヴェイル |
兵種 |
邪竜の娘 |
継承スキル |
再移動、踏ん張り、信仰Lv.5 |
紋章士 |
ミカヤ、カムイ |
ドーピング |
なし |
ここ最近の周回では”ヴェイル×ミカヤ”の組み合わせにハマっており、今回もミカヤとカムイを必要に応じて使い分けました。ミカヤと組ませることで竜族ボーナスによる杖の範囲拡大だけでなく、強力な魔道書”セイニー”もしっかり機能するため気に入っています。
【3】1周目総括
今回の記事では、『3月誕生月ユニット強制出撃縛り』における、1周目クリアメンバー紹介を行いました。完成までかなりの期間を要してしまいましたが、何とか書き上げることができてホッとしています。
これから2周目、といきたいところですが諸々の事情でできない可能性があるため、4月誕生月のメンバーと合わせて運用するかもしれません。
今回の記事は以上となります。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
また次の記事でお会いしましょう。
2024年3月21日(木)
ネギ侍