ネギ侍の鍛錬場

趣味に関する記事を投稿します。

【FEエンゲージ】エルの魔法職適性について

こんにちは。

ネギ侍と申します。

Twitter:@NgPKHo1O)

 

 

今回は私の好きなゲームの一つである、ファイアーエムブレムエンゲージ(FEエンゲージ)に関する記事となります。

(※本編のネタバレを含みます)

 

今回の記事は、FEエンゲージの本編攻略において、エルを魔道士として運用する方法に焦点を当てた記事をまとめていきたいと思います。

 

 

尚、この記事で使用しているデータなどは以下のサイトを引用しています。

ファイアーエムブレムエンゲージ完全攻略本(徳間書店

https://www.pegasusknight.com/wiki/fe17/

https://hyperwiki.jp/fee/

 

 

この記事は以下の項目から構成されています。

 

【1】導入

【2】魔法職について

【3】運用方法考察と注意点・対応策

【4】総括

 

 

【1】導入

 

 

エルはDLC『邪竜の章』をクリアすると加入します。邪竜の章には本編6章クリア後いつでも好きなタイミングで挑戦できるようになりますが、本編よりも難易度が高めに設定されているため、ある程度紋章士が揃って挑むことをお勧めします。尚、邪竜の章をクリアするとエルに加えてラファール、セレスティア、グレゴリー、マデリーンの5人が高レベルで加入し、チキ外伝などの神竜の章の敵レベルが格段に上がることには注意が必要です。この記事では、DLC購入且つ神竜の章と邪竜の章をクリアしていることを前提に話を進めます

 

 

エルに関する運用方法は過去にいくつか記事にまとめました。

 

・『エルの性能評価と運用方法』(URL:https://n-goemon.hatenablog.com/entry/2023/11/05/063218

・『紋章士リーフと炎の槍~エル×グリフォンナイト~』(URL:https://n-goemon.hatenablog.com/entry/2023/11/10/050628

・『槍×パラディンの使い方、考えます。』(URL:https://n-goemon.hatenablog.com/entry/2023/12/13/191724

 

 

これまでは主に物理攻撃メインでの運用を投稿してきましたが、他にもエルには貴重な強みがあります。それは、エルとラファールに共通して”邪竜”ユニット扱いとなるため、ヴェイルが持ってくる”邪竜”ユニット専用武器『オヴスキュリテ』が使用可能であることです。以下の表にオヴスキュリテをはじめ、いくつかの魔道書の基本性能をまとめます。

 

 

威力

命中

必殺

重さ

射程

武器Lv

オヴスキュリテ

14

80

10

12

1-2

D

 

 

 

 

 

 

 

エクスカリバー

(飛行特効)

10

80

5

9

1-2

A

ボルガノン

16

85

0

11

1-2

A

トロン

(追撃不可)

18

70

0

16

1-3

A

エルファイアー

11

90

0

7

1-2

C

エルサンダー

(追撃不可)

11

75

0

13

1-3

B

 

オヴスキュリテは武器レベルが低い割に威力がかなり高く、通常の魔道書の中では珍しく必殺がついているため、ヴェイル(邪竜の娘)×セネリオでの『陽光』の竜族ボーナス「必殺2倍」効果で真価を発揮します。ところが、オヴスキュリテはあまりに重すぎるため、体格初期値が低い上に体格成長率0%のヴェイルで運用するには”体格+5”を継承しない限りは必ず攻速落ちしてしまうため使いにくい点が欠点とも言えます。補足しておきますが、セネリオの『陽光』はエンゲージスキルであるため、セネリオとのエンゲージ状態が解除されてしまうと竜族のスタイルボーナス「必殺2倍」も同時に解除されます。そうすると通常時の使い勝手が途端に悪くなってしまうため、セネリオとヴェイルを組ませてオヴスキュリテを使用する場合には、エンゲージ状態中にどれだけ多く敵を処理できるかが鍵となります

 

少し話が逸れてしまいましたが、上記の通り、ヴェイルが所持しているものの必ずしもヴェイルの性能と噛み合っているかは微妙なラインと言えます。

 

 

こうした背景を踏まえて、同じ邪竜ユニットの中で魔力初期値・成長率が比較的高く、アタッカーとして必要な技・速さ・体格の成長率・初期値も良好なエルを魔法職で運用すれば、オヴスキュリテも難なく扱えるのではないかと考えました。

 

そこで今回は『エルを魔法職運用する』ことに焦点を当てた考察をまとめていきたいと思います。

 

 

【2】魔法職について

 

 

(1)兵種の特徴

 

 

エルを魔法職で運用する上でまず問題となるのが、「どの兵種で運用するか?」ということです。

 

以下の表に魔法を扱える兵種について簡単にまとめます。尚、使用武器の武器レベルに関しては「エルがその兵種になった場合」を前提とします。(赤字は天性素質を反映)

 

兵種

使用武器

兵種スキル・特徴

セイジ

魔道書:S

杖:B

・兵種スキル:魔力増幅

(自分から魔道書で攻撃した時、周囲1マスの魔道書を装備中の味方の数だけ攻撃力をアップする。魔道書1つにつき+1、最大+4)

 

・全兵種の中で最も魔力上限値が高い

ハイプリースト

魔道書:B

杖:S

体術:C

・兵種スキル:自己回復

(回復系の杖を使用する相手に自分自身を選べるようになる)

 

・”自己回復”での経験値獲得において、レベル差による獲得経験値の減衰が起こらないため、魔法職の中で飛び抜けて育成しやすい

マージナイト

魔道書:A

剣:B or 槍:A or 斧:B

・兵種スキル:背理の法

(自分から攻撃した時、敵との攻撃の種類(物理攻撃・魔法攻撃)が異なっていた場合、速さ+3)

 

・速さ上限値と体格基礎値が汎用魔法職の中で最も高い

紋章士と組み合わせなければ杖が使えない

 

この中でマージナイトに関しては、特徴の欄に記載した通りエル特有の問題点があります。それは加入時の初期レベルに関係しますが、エルは初期レベル20(本編途中加入ユニットではロサードやゴルドマリーと同じ水準)で加入するため、仮に邪竜の章開放直後に加入すると敵とのレベル差が開きすぎていることから戦闘での獲得経験値が激減します。よって、杖が使えず基本的に戦闘メインで経験値を獲得するマージナイトでは16章辺りまで育成効率がかなり悪くなってしまいます。この問題については後ほど改めて触れていきます。

 

 

(2)成長率とステータスについて

 

 

以下の表にエルを各魔法職で運用する際の成長率をまとめます。

 

 

個人

成長率

セイジ

ハイプリースト

マージナイト

兵種

兵種+個人

兵種

兵種+個人

兵種

兵種+個人

HP

55

0

55

0

55

5

60

30

0

30

0

30

5

35

魔力

25

30

55

25

50

25

50

40

5

45

0

40

0

40

速さ

45

0

45

5

50

5

50

守備

30

0

30

0

30

10

40

魔防

35

30

65

30

65

25

60

幸運

30

15

45

30

60

5

35

体格

10

0

10

0

10

0

10

合計

300

80

380

90

390

80

380

 

エルは加入時から1レベルアップしてLv.21になるとチェンジプルフで他の汎用兵種にクラスチェンジ可能であるため、以下の表に初期兵種Lv.21(内部Lv.20)で各兵種にクラスチェンジした場合のステータス初期値と内部Lv.40でのステータスをまとめます。

 

 

セイジ

ハイプリースト

マージナイト

初期値

内部Lv.40

初期値

内部Lv.40

初期値

内部Lv.40

HP

36

43

36

47

37

47

10

16

12

18

14

21

魔力

16

27

15

25

14

24

20

29

20

28

20

28

速さ

22

30

21

31

24

32

守備

12

18

12

18

12

20

魔防

19

32

20

33

18

30

幸運

14

23

16

28

13

20

体格

8

10

7

9

9

11

 

内部Lv.40までに届いていないものの、各兵種の体格上限値はセイジが11、ハイプリーストが13、マージナイトが12であり、初期値が高めで成長率も最低限確保されているエルは重めの魔道書も扱いやすいことがわかります。ハイプリーストの速さ上限値はマージナイトと同じく32ですが、マージナイトは『背理の法』による速さ上昇が乗るので単純に速さをとるならマージナイトが最適です。一方で、『技×2 + 幸運×0.5』が参照される命中で考えると最終的にハイプリーストが最も優れています。ただし、ハイプリーストで運用する場合はオヴスキュリテが最高威力の魔道書になるため、基本的にはエルファイアーかエルサンダーがメインウェポンとなるため、火力面を確保するために”自己回復”を活用した経験値稼ぎを意識的に行うと良いと思います。多少時間はかかるものの、ハイプリーストは総合ステータス勝負となると群を抜いているように思います

 

ここまで整理すると、エルをセイジで運用するメリットが見当たりませんが、セイジはマージナイトと同様に高威力魔法のボルガノンを扱いつつ杖でのサポートができる点で差別化できます。先に述べた通り、エルが杖を使えるかどうかは非常に重要で、16章あたりまでの戦闘による獲得経験値が渋い期間を杖での回復やワープ・レスキューといったサポート役に徹することで無駄なく運用できます。特に13章の索敵マップでは周囲を明かりで照らす”トーチ”を使用しても経験値をもらえるのでお得です。参考までに、セイジの技・幸運の上限がそれぞれ34と30、マージナイトは28と24であるため、命中率に換算すると15ほど開くことになります。エルの場合技は早々にカンストするため、これはエルに限った話ではないかもしれませんが、マージナイト運用する場合は命中をスキルや刻印などで補強すると安定感が増すと思います。

 

 

(3)魔法職まとめ

 

 

エルを魔法職運用する場合の特徴を以下の表にまとめます。

 

兵種

特徴

セイジ

・高い魔力で高威力武器を扱える

・杖が使えるため、戦闘以外での経験値獲得が可能

・速さ上限値が低めなため、追撃範囲を広げるためには速さを補正できる紋章士やスキルが必須

・魔法職の中で唯一Sランク武器”ノヴァ”が使えるが、重さ14である上に23章ドロップアイテムであることから、本編攻略中の恩恵は薄め

ハイプリースト

・”自己回復”習得後は経験値稼ぎがより簡単になり、総合ステータス勝負に持っていきやすい。

・全ての杖が使えるためサポート運用でも困らず、戦闘以外での経験値稼ぎが可能

・力初期値と成長率が優れるため、他のユニットよりも”体術”での火力を確保しやすい(力と魔力の平均値を参照)

・魔道書レベルBまでなので、オヴスキュリテが扱える魔道書の中で最高威力となる

・セイジと同様に、追撃範囲を稼ぐためには速さの補正が必要

マージナイト

・力成長率の高さも活かせる両刀運用が可能

・”背理の法”によって、魔法職の中で最も速さを確保しやすく、相手にできる敵の種類も豊富

・戦闘スタイル”騎馬”によって、相性の良い紋章士が多彩(カミラの竜脈”水”とも非常に相性が良い、参考記事:https://n-goemon.hatenablog.com/entry/2023/10/26/235648

・杖が使えないため、初期レベルの関係上、本編途中(16章前後)までは獲得経験値が大きく減衰する

・命中が心許ないので、スキルや刻印での補正推奨

 

これらを踏まえて、次の章では実際の育成・運用方法について考えていきます。

 

 

【3】運用方法考察と注意点・対応策

 

 

ここまでエルの魔法職適性といった内容で話を進めてきましたが、この章では実際の運用方法(あるいは育成計画)をまとめていきたいと思います。

 

まず始めに、全紋章士のシンクロ補正を以下の表にまとめます。

 

 

HP

魔力

速さ

守備

魔防

幸運

体格

移動

マルス

 

3

 

4

4

 

 

 

 

 

シグルド

 

 

 

4

 

4

 

 

3

1

セリカ

 

3

5

 

 

 

4

 

 

 

ミカヤ

 

 

4

 

 

 

5

6

 

 

ロイ

10

6

 

 

 

 

3

 

 

 

リーフ

7

 

 

 

 

3

 

 

5

 

リン

 

 

 

4

5

 

3

 

 

 

ルキナ

 

 

 

5

4

 

 

6

 

 

アイク

7

4

 

 

 

5

 

 

 

 

ベレト

 

 

3

 

3

 

 

12

 

 

カムイ

15

 

4

 

 

 

3

 

 

 

エイリーク

 

 

3

4

 

 

 

10

 

 

(以下DLC

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三級長

 

5

 

4

 

3

 

 

 

 

チキ

10

 

 

 

 

4

 

10

 

 

ヘクトル

 

4

 

 

 

5

 

 

3

 

ヴェロニカ

 

 

5

 

 

 

4

6

 

 

セネリオ

 

 

4

3

 

 

5

 

 

 

カミラ

7

 

 

 

5

 

4

 

 

 

クロム/ルフレ

 

3

(10)

5

4

 

 

 

 

 

 

 

(1)セイジ運用

 

 

兵種

セイジ(魔道書:S、杖:B)

戦闘スタイル

魔道

兵種スキル

魔力増幅

自分から魔道書で攻撃した時、周囲1マスの魔道書を装備中の味方の数だけ攻撃力をアップする。魔道書1つにつき+1、最大+4

 

使用武器

ボルガノン

トロン

杖(リブロー、ワープ・レスキュー、アイスロックなど)

 

他自由枠(ノヴァ、オヴスキュリテなど)

紋章士

セリカ、セネリオ(DLC

② カムイ、カミラ or クロム(DLC

③ ベレト、ミカヤ、リーフ(ノヴァの使用まで考慮する場合)

 

継承スキル

紋章士

必要SP

効果・備考

再移動

 

(安定択)

シグルド

1000

行動後、2マス移動できる

再移動+なら3マス移動(必要SP:2000)

※シグルド装備時は不要

速さ+5

(※)

リン

2000

 

速さの吸収

 

(※)

リン

2000

自分から攻撃して敵を倒すごとに速さ+2

(最大+10、戦闘マップ終了まで)

※リン装備時は不要

竜呪

カムイ

2000

自分から攻撃した時戦闘後、相手の全基本能力-4(効果は1ターンに1ずつ回復する)

 

※カムイ装備時は不要

速さ・技+スキル

DLC

 

(※)

クロム/ルフレ

250~4800

+1・・・SP:250

+2・・・SP:700

+3・・・SP:1200

+4・・・SP:2400

+5・・・SP:4800

武器シンクロ+

DLC

 

セリカ、セネリオ、ミカヤらとシンクロ時

三級長

5000

自分から攻撃した時、シンクロ中の紋章士と同種の武器を装備していたら攻撃力+7、エンゲージ中は武器に関係なく攻撃力+7

 

※三級長装備時は不要

理の真髄

DLC

 

速さを求めない場合、またはカムイ装備時推奨

セネリオ

800

魔道書で攻撃した時、炎の魔法なら守備-3、雷魔法なら命中-20、風の魔法なら移動-2の効果を、1ターンの間与える。(竜呪や足狙いなどと重複する)

 

※セネリオ装備時は不要

(※)継承する場合、どれか一つ選択

 

セイジ運用する場合は兵種の速さ上限値が低めであるため、

 

・速さをスキルで確保

・火力アップ系スキルを継承して1発あたりのダメージ量を増やす

・デバフ効果をかけて後続をサポート

 

といった方針でスキルを継承していくと良いと思います。個人的にセイジで運用するならば”竜呪”か”理の真髄”のどちらかを継承し、残り一枠を”再移動”にして運用するのが好みです。特に高威力の炎魔法ボルガノンや雷魔法のトロンを使用する機会は多いと思うので”理の真髄”は面白い使い方ができるかなと思います。

 

 

(2)ハイプリースト運用

 

 

兵種

ハイプリースト(魔道書:B、杖:S、体術:C)

戦闘スタイル

魔道

兵種スキル

自己回復

回復系の杖を使用する相手に自分自身を選べるようになる

 

使用武器

エルファイアー

 → オヴスキュリテ(22章~)

エルサンダー

上級の体術

杖(リブロー、ワープ・レスキュー、アイスロックなど)

 

他自由枠(ドロー、リザーブなど)

紋章士

セリカ、クロム(DLC

② カミラ、セネリオ(DLC

③ カムイ、ヴェロニカ(DLC)など

 

継承スキル

紋章士

必要SP

効果・備考

再移動

 

(安定択)

シグルド

1000

行動後、2マス移動できる

再移動+なら3マス移動(必要SP:2000)

※シグルド装備時は不要

共鳴の黒魔法+

セリカ

3000

魔道書で攻撃した時自分のHPが2以上ならHPを1消費してダメージ+3

セリカ装備時は不要

速さ+5

(※)

リン

2000

 

HP+15

 

ヴェロニカ装備時、継承検討

カムイ

3000

 

竜呪

カムイ

2000

自分から攻撃した時戦闘後、相手の全基本能力-4(効果は1ターンに1ずつ回復する)

 

※カムイ装備時は不要

速さ・技+スキル

DLC

 

(※)

クロム/ルフレ

250~4800

+1・・・SP:250

+2・・・SP:700

+3・・・SP:1200

+4・・・SP:2400

+5・・・SP:4800

武器シンクロ+

DLC

 

セリカ、セネリオ、ミカヤらとシンクロ時

三級長

5000

自分から攻撃した時、シンクロ中の紋章士と同種の武器を装備していたら攻撃力+7、エンゲージ中は武器に関係なく攻撃力+7

 

※三級長装備時は不要

理の真髄

DLC

 

速さを求めない場合、またはカムイ装備時推奨

セネリオ

800

魔道書で攻撃した時、炎の魔法なら守備-3、雷魔法なら命中-20、風の魔法なら移動-2の効果を、1ターンの間与える。(竜呪や足狙いなどと重複する)

 

※セネリオ装備時は不要

(※)継承する場合、どれか一つ選択

 

基本的にはセイジ運用と似た構成になりますが、”共鳴の黒魔法”による自身のHP減少のデメリットも兵種スキル”自己回復”でカバーできるどころか経験値獲得源になりうるため、セリカ離脱前にエルが加入している場合継承をお勧めします。

 

ところで、ハイプリーストの特徴としてHP上限値が55と魔法職の中ではかなり高めであり、理論上はヴェロニカの持つ”血讐+”と相性が良いです。ただし、天性素質が魔道ではないためトロンのような高威力魔法が使えず、シトリニカと組ませた場合のように一撃で全ての敵を倒せるほどの火力は期待しにくいためあまりお勧めできませんが、錬成強化したオヴスキュリテを活用する場合に限り運用を試す価値があるかと思います。

 

 

(3)マージナイト運用

 

 

兵種

マージナイト(剣 or 斧:B または槍:A、魔道書:A)

戦闘スタイル

騎馬

兵種スキル

背理の法

自分から攻撃した時、敵との攻撃の種類(物理攻撃・魔法攻撃)が異なっていた場合、速さ+3

 

使用武器

(槍・魔道書を想定)

ボルガノン

トロン

銀の大槍

勇者の槍

 

その他自由枠(オヴスキュリテ、ナイトキラ-、炎の槍など)

紋章士

① ベレト、エイリーク、クロム(DLC

ミカヤ、シグルド、カミラ(DLC

ロイヘクトルDLC)など

 

継承スキル

紋章士

必要SP

効果・備考

再移動

 

(安定択)

シグルド

1000

行動後、2マス移動できる

再移動+なら3マス移動(必要SP:2000)

※シグルド装備時は不要

命中+系スキル

 

(推奨)

シグルド

500~2500

+10・・・SP:500

+15・・・SP:1000

+20・・・SP:1500

+25・・・SP:2000

+30・・・SP:2500

速さ+5

(※)

リン

2000

 

速さの吸収

 

(※)

リン

2000

自分から攻撃して敵を倒すごとに速さ+2

(最大+10、戦闘マップ終了まで)

※リン装備時は不要

速さ・技+スキル

DLC

 

(※)

クロム/ルフレ

250~4800

+1・・・SP:250

+2・・・SP:700

+3・・・SP:1200

+4・・・SP:2400

+5・・・SP:4800

武器シンクロ+

DLC

 

剣を使用する場合、優先度大

三級長

5000

自分から攻撃した時、シンクロ中の紋章士と同種の武器を装備していたら攻撃力+7、エンゲージ中は武器に関係なく攻撃力+7

 

※三級長装備時は不要

(※)継承する場合、どれか一つ選択

 

物理攻撃も可能である上に戦闘スタイル”騎馬”により相性の良い紋章士の幅が広いです。兵種自体がそもそも手広く対応できるポテンシャルがあるため、スキル構成は命中・速さ・火力など、ある程度割り切って何かの要素を重点的に厚く補強するような構成にした方が運用しやすいと思います。火力面に関しては、上記の表には槍を使用する場合を想定した構成にしていますが、仮に剣・魔道書を使用するマージナイトにした場合、剣を装備した紋章士が豊富であることから”武器シンクロ+”の恩恵を受けやすくなるためお勧めです。

 

 

(4)注意点と対応策

エルの魔法職運用で問題となるのは、任意の兵種に転職するためには武器素質を獲得しておく必要があるため、『エルをどのタイミングで加入させるか』で運用方針が大きく変わります。

 

以下の表に、魔道・杖・体術の素質を紋章士から獲得するにあたり、獲得可能な絆レベルをまとめます。マージナイト運用は槍を想定していますが、参考までに剣・斧に関しても記載します。

 

 

魔道

体術

 

マルス

 

 

 

 

8

 

シグルド

 

 

 

 

9

 

セリカ

6

 

 

 

9

 

ミカヤ

9

3

 

 

 

 

ロイ

 

 

 

 

6

 

リーフ

 

6

 

 

8

2

リン

 

 

 

 

8

 

ルキナ

 

 

 

 

6

 

アイク

 

 

 

 

9

6

ベレト

 

 

6

 

9

 

カムイ

 

 

 

 

6

 

エイリーク

 

 

 

 

9

 

(以下DLC

 

 

 

 

 

 

三級長

 

 

 

 

 

6

チキ

 

 

6

 

 

 

ヘクトル

 

 

 

 

 

6

ヴェロニカ

16

6

 

 

 

 

セネリオ

16

12

 

 

 

 

カミラ

17

 

 

 

 

6

クロム/ルフレ

16

 

 

 

6

 

 

杖・体術・剣・斧の素質獲得に関しては比較的簡単ですが、最大の難関は”魔道”の素質となります。仮に本編11章以降に邪竜の章をクリアしてエルを加入させた場合、19章終了後にミカヤが復帰するまではDLC紋章士との絆レベルを16以上にする必要があります。ここまで一気に上げようとすると絆のカケラが合計5000前後必要になるため相当コストがかかります。クロムの”七色の叫び”やセネリオの”囮指名”、カミラの竜脈などを毎ターンのように発動して地道に絆経験値を稼ぐ方法もありますが、あらかじめエルを魔法職で運用しようと決めているならば、本編10章開始前に邪竜の章をどの難易度でも構わないのでクリアしてエル達を加入させ、セリカミカヤから魔道の素質をもらうことをお勧めします

 

 

もし、エルを11章以降に加入させた場合の対応策として、”エンチャント”または”マスターモンク”に転職して育成期間に設定し、戦闘スタイル”気功”を活かしたチェインガードや杖または極限活用によるサポート運用をお勧めします。

 

流れとしては、

 

・11~19章:エンチャント or マスターモンク

・20章~:(ミカヤから魔道の素質をもらい)魔法職

 

といった流れです。もちろん、19章到達前に魔道の素質を獲得できればミカヤ復帰を待たずに転職して構いません。

 

以下の表に、エルをエンチャントまたはマスターモンクで運用する場合の成長率をまとめます。

 

 

個人

成長率

エンチャント

マスターモンク

兵種

兵種+個人

兵種

兵種+個人

HP

55

5

60

5

65

30

15

45

10

40

魔力

25

15

40

20

45

40

15

55

0

40

速さ

45

10

55

0

45

守備

30

5

35

15

45

魔防

35

5

40

25

60

幸運

30

15

45

10

40

体格

10

5

15

0

10

合計

300

90

390

85

385

 

この二つの兵種では基本的に戦闘を行わず、極限活用や杖、チェインガード、ルキナと組ませて発動する”絆盾”を活用して経験値を獲得します。個人的にお勧めはマスターモンクであり、ルキナやセネリオと組ませるとエンゲージを発動する場面も多くなりますが、杖使うことで経験値と合わせてエンゲージカウントも稼げるため、マップ上の紋章氣の数に左右されることなく思う存分エンゲージを発動できます。これがエンチャントの場合だと極限活用でエンゲージカウントを稼ぐには”特効薬”を使用するしかないため、体格にも補正がのることから成長率ではエンチャントが優れていますが、実際の使い勝手の良さではマスターモンクに軍配が上がると思います。何より、エンチャントにクラスチェンジできる専用アイテムは非常に効果であるため、少しの期間だけの運用に消費するのは勿体無い、という考え方もできます。そもそも魔法職になれるまでの繋ぎを想定しているため、成長率の差がほとんど感じられないかもしれません。こうした理由も踏まえると、マスターモンクを経由するのが無難かなと思います。

 

 

【4】総括

 

 

今回の記事ではエルを魔法職で運用する場合に焦点を当てて記事をまとめてきました。これまで述べてきたことを踏まえた上で、個人的に思うお勧め順にまとめると、

 

  1. ハイプリースト
  2. マージナイト
  3. セイジ

 

となります。やはり加入時のレベルが高いことから杖を扱えると非常に運用しやすく、のちにヴェイルが持ってくる”オヴスキュリテ”を扱える数少ないユニットという希少性を活かす点でハイプリーストを一番にお勧めします。もちろん、他の魔法職でも十分強く運用できるポテンシャルを持っているので、ぜひお試しいただきたいです。

 

 

今回の記事は以上となります。

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

また次の記事でお会いしましょう。

 

2024年4月6日(土)

ネギ侍