こんにちは。
ネギ侍と申します。
(Twitter:@NgPKHo1O)
今回は私の好きなゲームの一つである、ファイアーエムブレムエンゲージ(FEエンゲージ)に関する記事となります。
(※本編のネタバレを含みます)
今回の記事は、FEエンゲージの本編攻略において、アルフレッドをソードマスターで運用する方法について記事をまとめていきたいと思います。
尚、この記事で使用しているデータなどは以下のサイトを引用しています。
・ファイアーエムブレムエンゲージ完全攻略本(徳間書店)
・https://www.pegasusknight.com/wiki/fe17/
この記事は以下の項目から構成されています。
【1】導入
【2】ユニット紹介
【3】余談
【4】総括
【1】導入
アルフレッドは本編3章2ターン目開始時に加入します。初期兵種は専用職のノーブルであり、槍を扱う騎馬兵種です。私は以前アルフレッドをソードマスターで運用する方法に関する記事を投稿しました(記事URL:https://n-goemon.hatenablog.com/entry/2023/10/21/004656)。この記事でも触れている通り、アルフレッドはHP・力・速さ・守備・幸運・体格の成長率が比較的高水準であり、兵種の基礎値も含めて”ソードマスター”運用の適性が高いと考察しました。
私は現在『12月誕生月ユニット強制出撃縛り』プレイをしていますが、そこでアルフレッドをソードマスター運用していく中で、既報の記事の中では触れていなかった『アルフレッド×ソードマスター運用の強い要素』を見つけたので、改めて記事にまとめていきたいと思います。
【2】ユニット紹介
個人スキル |
【自己研鑽】 戦闘やアイテム使用などを行わずに待機した時(持ち物交換も不可)、1ターンの間力+2 |
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兵種 |
ソードマスター(剣:S) |
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兵種スキル |
【切り抜け】 隣接して戦闘した後、敵を挟んだ反対側のマスへ移動する「切り抜け」コマンドが使用できる。 |
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使用武器 |
キルソード+5(カムイ刻印) 勇者の剣(エンゲージカウント稼ぎ)
その他、自由枠 |
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紋章士 |
ロイ(絆Lv.20) |
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継承スキル |
紋章士 |
必要SP |
効果・備考 |
技・速さ+5 |
クロム/ルフレ |
4800 |
※+4まで(必要SP:2400)取得し、SPが貯まるのを待つ |
力まかせ |
クロム/ルフレ |
1500 |
物理攻撃をした時、必殺の一撃で与えるダメージが通常よりアップする(必殺のダメージ:3倍が4倍に増加) |
今回の運用のコンセプトは「非力なソードマスターの力をロイで補う」という考えが出発点でした。既報の記事の中でもおすすめの紋章士としてロイを上げていましたが、その当時、カゲツやアルフレッド関係なくソードマスター運用はエイリークが頭一つ抜けて適性が高いと考えていました。しかし、今回実際に運用してく中で、アルフレッドとロイの相性の良さに気づいたため紹介します。
まず、ロイの強みはシンクロ補正で力が+6され、エンゲージスキル”超越”によってさらにステータスが上乗せされる点にあります。”超越”は「ユニットのレベル+5」という効果であり、「個人成長率と兵種の合計成長率を参照し、レベルアップ5回分相当ステータスを上昇させる」ことになります。竜族であればスタイルボーナスにより「レベル+6」になりますが、今回の記事では割愛します。また、この合計成長率には”星玉の加護”による補正も含まれます。
これを”アルフレッド×ソードマスター”運用で適用するとどのように変化するか、以下の表にまとめます。尚、使用武器として、ロイとの絆Lv.15で解放される”封印の剣”を採用し、”星玉の加護”は装備していないものとします。
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合計成長率 |
紋章士ロイによる効果処理 |
ステータス補正合計 |
|||
個人+兵種 |
”超越”発動時 (=成長率×5) |
”超越”による変動値 |
”封印の剣” 装備時 |
シンクロ補正 |
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HP |
75 |
375 |
4 |
0 |
10 |
14 |
力 |
50 |
250 |
3 |
0 |
6 |
9 |
魔力 |
5 |
25 |
0 |
0 |
0 |
0 |
技 |
50 |
250 |
3 |
0 |
0 |
3 |
速さ |
60 |
300 |
3 |
0 |
0 |
3 |
守備 |
40 |
200 |
2 |
5 |
0 |
7 |
魔防 |
35 |
165 |
2 |
5 |
3 |
10 |
幸運 |
55 |
275 |
3 |
0 |
0 |
3 |
体格 |
10 |
(補正無) |
0 |
0 |
0 |
0 |
合計 |
380 |
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”超越”発動時のステータス変動値は50を境に四捨五入されます。したがって、力の補正に注目すると、力の合計成長率が70以上であれば+4され、ロイのシンクロ補正と合わせて+10される計算になります。アルフレッド×ソードマスター運用による”力+9”の補正はソードマスター運用するユニットの中では高い部類に入りますが、他の兵種を含めると多くのユニットが簡単に達成できるラインになります。
しかし、アルフレッドの個人スキル”自己研鑽”を含めると話が変わってきます。”自己研鑽”の「1ターンの間」とは、”自軍フェイズ+敵軍フェイズ”を合わせたものとなるため、セアダスの”踊り”による再行動を除くと、基本的には反撃時の火力増強を意識した効果となります。ここで、ロイのエンゲージスキル”超越”を発動後に待機すると、元々のシンクロ補正を含めて合計で力に+11の補正がかかります。ここまで補正されると、火力が高いウォーリアー運用のユニットにソードマスターでありながら迫ることができます。この力の補正に高火力2射程武器の”封印の剣”で敵の攻撃に対処できるため、通常とはダメージ量が大きく変わってきます。
欠点として、この運用は反撃を想定した方法となりますが、武器相性やコラプスによって容易にブレイクを取られてしまいます。そこで、この運用を完成させる最後のピースは、カムイやカミラの竜脈”緑”(ブレイクを無効化するツタを発生させる)です。ジェネラルなどの重装兵は「武器相性によるブレイク無効」効果を持ちますが、コラプスによる効果は受けてしまいます。一方で、竜脈”緑”による効果は「ブレイクそのものを無効」であるため、武器相性・コラプスを無視できます。したがって、ソードマスター自身の速さ・回避性能が相まって非常に強力な反撃性能を実現できます。
ここから先は編成次第になりますが、ロイによる”超越”効果とアルフレッドの個人スキルに加えて、ベレトの”指導”、クロム/ルフレの”七色の叫び”による”応援”効果も加算できます。
以下に実例を紹介します。
① 通常時
② エンゲージスキル”超越”+個人スキル”自己研鑽”発動時(力:計+11)
③ ② + ”応援”(全基本能力+3)発動時(力:計+14)
④ ③ + 竜族による”指導”(全基本能力+3)発動時(力:計+17)
現実的には”応援”の効果を乗せるまでになると思いますが、エルやラファール、ヴェイルらと組み合わせることで④まで強化しつつ、カムイの竜脈”緑”でブレイク無効を実現できます。
【3】余談
「”超越”には”星玉の加護”の補正も含まれる」と述べましたが、ロイとのエンゲージによって力に+11の補正が実現可能な方法は
① ラファール×邪竜の子×星玉の加護
② (ジャン、マデリーン、パネトネ、アンバー、ロサード)×ベルセルク×星玉の加護
以上6通りとなります。
これに対し、アルフレッドは力成長率が10%以上の兵種であるノーブル、アヴニール、ソードマスター、ブレイブヒーロー、ハルバーディア、ロイヤルナイト、ベルセルク、ウォーリアー、スナイパー、ボウナイト、ジェネラル、グレートナイト、パラディン、グリフォンナイト、ドラゴンナイト、マスターモンク、エンチャント、マージカノン、シーフのいずれかの兵種で、ロイとエンゲージして待機するだけで到達します。
類似した効果として、エーティエの個人スキル”筋力増強剤”(HP回復アイテムを使用した時、1ターンの間、力+2)があり、同様にロイとのエンゲージによって+11の補正を受けることが可能です。参考までに、ロイとのエンゲージによって理論上力の最大補正を生み出せる組み合わせは
(スタルーク×ベルセルク×星玉の加護×個人スキル”僕が守ります!”発動時) = +13
となります。スタルークの個人スキル”僕が守ります!”は「周囲2マスの味方が攻撃を受けた時、1ターンの間、力+3」であるため、見方ユニットで敢えて反撃を受けつつ削りにいくと効果が発動し、「力を底上げした攻撃で敵を撃破→”速さの吸収”発動」といった流れも作れます。
【4】総括
今回の記事ではアルフレッドをソードマスターでの運用について、紋章士ロイとの相性の良さに注目してまとめました。結論としては、
・ロイとエンゲージした後待機することで、力+11
・”封印の剣”により、剣の弱点であった射程の短さを克服
・カムイの竜脈”緑”と組み合わせることで、ブレイク無効
・各種スキルによる効果上乗せにより、さらに戦闘力向上
といった内容となります。
改善点があるとすれば継承スキルですが、紹介した構成の”力まかせ”を他のスキルと入れ替えをお勧めします。第一候補は”月の腕輪+”ですが、回避強化系スキル、”切り返し+”なども面白いかもしれません。
アルフレッドは一般的にまだまだ評価が低めに感じますが、反撃性能を追求すると唯一無二の存在に辿り着く予感がしています。(私は特に幸運の伸びやすさを評価しています。)
今回の記事は以上となります。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
また次の記事でお会いしましょう。
2023年12月12日(火)
ネギ侍