こんにちは。
ネギ侍と申します。
(Twitter:@NgPKHo1O)
今回は私の好きなゲームの一つである、ファイアーエムブレムエンゲージ(FEエンゲージ)に関する記事となります。
(※本編のネタバレを含みます)
今回の記事は、現在プレイ中の『誕生月ユニット強制出撃縛り』(難易度ルナティック)の2周目を終了したので、最終出撃メンバーを紹介していきたいと思います。
尚、この記事で使用しているデータなどは以下のサイトを引用しています。
・ファイアーエムブレムエンゲージ完全攻略本(徳間書店)
・https://www.pegasusknight.com/wiki/fe17/
この記事は以下の項目から構成されています。
【1】導入
【2】ユニット紹介
【3】2周目総括
【1】導入
今回の縛りプレイでは12月生まれメンバーが該当するため、
7日・・・ジェーデ
18日・・・セリーヌ
22日・・・カゲツ
31日・・・ラファール
以上4人と主人公リュールの5人が強制出撃でした。
早速ユニット紹介にいきたいと思います。
【2】ユニット紹介
画像は最終マップ出撃時の構成になります。尚、出撃前の料理当番グレゴリーが1周目と同様に、終章直前に見事Sランクの料理を作ってくれたため、「力+2、魔力+1、速さ+2、守備+2」の補正が全員に乗っています。また、ドーピングアイテムは最終マップ出撃前まで一切使っていなかったので、出撃前に全て振り分けました。
(1)強制出撃メンバー
1 |
リュール |
兵種 |
神竜の子 → 神竜の王 |
継承スキル |
再移動+ 、回避+20 |
紋章士 |
マルス、カムイ、ベレト、カミラ(進行に応じて使い分け) |
ドーピング |
HP+5、魔防+2、幸運+4 |
1周目とほぼ同じ構成。恐らくこの先”神竜の王”で運用する際にはほぼ同じ型になると思います。
今回のリュールの育成は前回よりやや遅れていたため幸運が17であったため、必殺事故などをケアして幸運に多く補正を振り分け、同時にやや心許なかったHP・魔防も底上げしました。
後に記載しますが、ラファールをルキナと組ませていたため数少ない”デュアルサポート”発動要員、カムイやカミラの竜脈”緑”によるサポート要員として、主人公ながら”縁の下の力持ち”的な役割を果たしてもらいました。
(基礎情報などの詳細:https://n-goemon.hatenablog.com/entry/2023/08/27/161656)
2 |
|
兵種 |
ノーブル → フロラージュ |
継承スキル |
踏ん張り+、速さ・技+4、武器シンクロ+、星玉の加護 |
紋章士 |
セリカ、リーフ、カムイ、セネリオ、クロム、 |
ドーピング |
力+2、魔力+4、速さ+4、守備+2 |
本気でリーフとエース運用すると決めたので、しっかり投資して育成しました。単騎で複数の敵を相手にできる数少ない存在で非常に助かりました。
参考資料として、私が過去に投稿したセリーヌの運用方法に関する記事(URL:https://n-goemon.hatenablog.com/entry/2023/07/29/210152)、紋章士リーフの運用方法例(URL:https://n-goemon.hatenablog.com/entry/2023/11/10/050628)を記載しておきます。
リーフ最大の強みは”体格+5”にあると考えており、セリーヌ×フロラージュ運用では”星玉の加護”込でも体格成長率は20%であり、体格の初期値が非常に低めでドーピングアイテムでも底上げできないセリーヌにとっては非常に価値が高い補正となります。仮に”星玉の加護”を活用しない場合、セリーヌの場合”体格+5”はレベルアップ100回分に相当するため、より一層その価値は高まります。画像のデータではセリーヌの体格が14になっているため、重さ16のトロンを持ったとしても攻速落ちを2に抑えることができました。
今回の構成ではほとんど”即応”に頼ることは無く、エンゲージを切る場合は”テトラトリック”で敵一体を確殺しに行く場面が多かったように思います。回避が高いのでほぼ避けてくれましたが、攻撃を被弾した場合には”待ち伏せ++”が発動する二段構えとなっています。
3 |
ラファール |
兵種 |
ウルフナイト |
継承スキル |
再移動、月の腕輪、血統 |
紋章士 |
|
ドーピング |
魔防+2 |
今回の編成において”核”とも言える存在でした。ラファールは全ユニット中幸運の成長率が最低の10%であるためウルフナイトの補正込みでも心許なく、速さや幸運を補正しつつ”デュアルアタック”や”デュアルアシスト+”で短剣でのチェインアタックに参加できるようになるルキナと組ませました。(過去に投稿した参考記事URL:https://n-goemon.hatenablog.com/entry/2023/11/29/194721)ラファールをウルフナイト×ルキナで運用すると決めたことで、『騎馬兵種に対してエンゲージスキル”絆盾”を100%の確率で発動できる利点を活かす』ための編成を組み始めた、と言っても過言ではありません。
ラファール×ウルフナイトの強みはやはり”パワー”でした。クラスチェンジ直後から既に力が21であり、力成長率補正が低いウルフナイトであっても合計で45%の力成長率となるため、敵のステータスに遅れることなく力が伸びていきました。22章終了時にSPが2000ほど貯まっていたため、+1000投資して”月の腕輪”を取得しました。画像では”銀のナイフ+4”を持っていますが、実際には鋼のナイフで十分事足りました。
斧の天性素質を持っていることから”勇者の斧”を使用できますが、短剣が強すぎる上に体格上限が低いことから攻速落ちが凄まじく、実際にはあまり使うことはありませんでした。個人的にウルフナイトを運用する場合のサブウェポンは”剣”を選択して”いかづちの剣”を使用することをお勧めします。
4 |
カゲツ |
兵種 |
|
継承スキル |
再移動+、速さの吸収 |
紋章士 |
三級長 |
ドーピング |
HP+5、力+2、守備+2 |
カゲツの力成長率が合計で50%に到達する運用方法の一例です。(参考記事:https://n-goemon.hatenablog.com/entry/2023/12/10/153120)
この運用方法最大の利点は、育成コストの低さの割にリターンが非常に大きいことです。特に”再移動”を取得するとエンゲージ武器の”フェイルノート”による3射程攻撃で狙撃しつつ安全地帯に逃げれるようになるので、より一層扱いやすくなります。
また、カゲツ×ドラゴンナイト運用はこの後紹介するジェーデと合わせて、とあるコンセプトを成立させることにこだわりました。
5 |
ジェーデ |
兵種 |
グレートナイト |
継承スキル |
再移動、切り返し+、星玉の加護 |
紋章士 |
アイク、ヘクトル |
ドーピング |
幸運+4 |
気づいた時には要塞化が完了しており、育成にそこまで手をかける必要がありませんでした。今回強制出撃メンバーであることから戦闘機会も多い上、体格初期値と幸運の数値が低いことから”星玉の加護”で底上げしています。
アイク、またはヘクトルをマップに応じて使い分けており、23章以降は本編登場の12紋章士全員出撃を実現させるため”切り返し+”を継承してアイクと組ませました。
先ほど述べた”カゲツ×ドラゴンナイト”と”ジェーデ×グレートナイト”は『将棋』をキーワードに双璧を成す存在でした。ここに今回の編成のこだわりポイントの一つがあります。将棋には様々な駒がありますが、その中でも非常に強力な大駒”飛車”と”角”があります。これらの駒は敵陣に侵入すると”成る”ことができ、成った後には『飛車 → 龍王』、『角 → 竜馬』となります。ここまで来るとお察しかと思いますが、『カゲツ×ドラゴンナイト → 龍王』、『ジェーデ×グレートナイト → 竜馬』に対応しています。加えてこの2人には支援があるのもこだわりポイントです。
ここで、以下の図に将棋におけるそれぞれの駒の動き方を示します。
”飛車”は縦横どこまでも動くことができ、”龍”に成った後は左右1マスずつ動くことができるようになることから、攻めの上で隙のない最強格の駒と言えます。一方で”角”は斜め方向にどこまでも動くことができますが、成る前は縦横に隙があります。ところが”馬”に成ったあとは縦横1マスずつ動けるようになるため守り性能が高まります。将棋において”龍”は攻めの場面で確かに強い駒ですが、守りに入ると自陣に戻るまで縦→横の二手ほどかかってしまうため、できるだけ敵陣で攻める動きが理想です。一方で”馬”は攻めでも強力ですが、斜め方向の動きで自陣に一手で戻れることから守りに使う上で非常に強力であるため、『馬の守りは金銀三枚』という格言が生まれたほどです(参考HP:https://xn--pet04dr1n5x9a.com/)。
ここでFEエンゲージに話を戻すと、”カゲツ×ドラゴンナイト”と三級長を組ませると、シンクロ補正やスキル”武器シンクロ+”、計略、各種エンゲージ武器のほとんどにおいて「自分から攻める際に強力な効果を発揮する」要素を多数揃えており、これらを自由に動き回る飛行職で扱います。しかし、飛行職は風魔法や弓、ドラゴンナイトであるため竜特効武器などの各種特効を受けやすいため、防御に回りにくい特徴があります。対して”ジェーデ×グレートナイト”運用にアイク・ヘクトルを組ませると、攻めの際には鈍足の部類に入るためやや動かしにくいものの、アイクのエンゲージスキル”不動”によるダメージ半減やヘクトルのエンゲージスキル”鉄壁”による防御ステータス上昇、アイクのエンゲージ技”覇克・天空”による範囲攻撃や”切り返し+”による反撃性能確保など、『守り→反撃』に非常に強い構成となっています。これらのユニット特性と”龍”・”馬”の駒の性能とが非常にマッチしており、今回のこだわりポイントとしました。
(2)採用メンバー
この節では採用した残りのメンバーを簡単に紹介していきます。
6 |
セアダス |
兵種 |
ダンサー |
継承スキル |
再移動+ |
紋章士 |
カミラ |
ドーピング |
(無し) |
今回はシグルドを他のユニットに回したため、エンゲージ状態で地形を無視できるようになるカミラと組ませました。
7 |
オルテンシア |
兵種 |
|
継承スキル |
再移動+、信仰Lv.5 |
紋章士 |
ベレト、ミカヤ |
ドーピング |
(無し) |
杖使いのスペシャリスト…という評価に疑問はありませんが、一つ問題を挙げるとすると、魔力がそこまで高くないため”ドロー”のような命中の低い妨害杖は”信仰Lv.5”を継承しても23章時点で87%であったため、”天刻の拍動+”を採用しても命中率が90%を超えることはありませんでした。ここしばらくの間、オルテンシアに代わる杖役としてアンナやシトリニカらを試していましたが、妨害杖を使うならばアンナやシトリニカに軍配が上がります。個人的にオルテンシアの最も評価する点は個人スキル”煌めく理力”(回復系の杖を使用する時、射程+1)です。今作の遠距離回復杖”リブロー”は井戸から追加で手に入らない限り数に限度があるため、乱発するのは避けた方が安全と考えます。リブローを使わない場合、回復杖を使用する際隣接する必要がありますが、オルテンシアは個人スキルのお陰で2マス射程まで伸ばせます。密集して隣接が困難な場面で特に役立ちます。
オルテンシア以外に杖役を任せたからこそ感じた改善点であるため、今後のプレイングに活かしていきたいです。
8 |
エル |
兵種 |
パラディン(槍:S) |
継承スキル |
竜呪、再移動、切り返し+、星玉の加護 |
紋章士 |
ヘクトル、シグルド |
ドーピング |
HP+5、力+4、守備+4、魔防+2 |
1周目にうまく運用できなかった”槍×パラディン”に関して、リベンジすべく考案したユニットです。先日記事を投稿した運用方法となります(投稿記事URL:https://n-goemon.hatenablog.com/entry/2023/12/13/191724)。
22章途中でブリューナクを入手してからの活躍が凄まじかったです。シグルドのエンゲージ技”オーバードライブ”はできれば直線に複数の敵が並んだ場面で打ちたいところでしたが、必中技である点を活かして狩り損ねた一体の敵を撃破するためにも打ちました。
22章終了後から本領を発揮すると睨んでいたため出撃枠から外す場合も多く、出撃回数の関係上レベルアップ回数もやや少ないと考え、一度のレベルアップのクオリティを追求するために”星玉の加護”を活用しました。また、他のユニットに振り終えてそれでも余ったドーピングアイテムは全てエルにあげました。
9 |
スタルーク |
兵種 |
ティラユール |
継承スキル |
月の腕輪+、HP・幸運+8 |
紋章士 |
リン |
ドーピング |
技+4 |
ドーピングしてちょうど技がカンストしました。”月の腕輪+”と相性が良いことは間違いありませんが、スタルークは幸運の成長率が兵種成長率を合わせても20%しかないため、幸運の数値がやや低い部類に入ります。その結果、敵の必殺率一桁%に震える場面が多々あったので”HP・幸運+”スキルを取得しました。これによって必殺事故問題も比較的解消され、同時に命中や回避に貢献してくれたと思います。HP底上げに一度だけ助けられた場面もあったため、この判断は間違っていなかったと思います。
10 |
ゼルコバ |
兵種 |
スナイパー → ウォーリアー |
継承スキル |
再移動、命中+ |
紋章士 |
ベレト、クロム、リン、チキ |
ドーピング |
魔防+2 |
初めはスナイパーで運用していましたが、連携職が欲しかったこと、クラスチェンジ直後の力・体格の数値が異次元だったため即決でウォーリアーにしました。ゼルコバは幸運の初期値・成長率ともに低いためチキやベレトで補いました。ベレトのエンゲージ技”女神の舞”で味方を再行動させつつ自分も場所を移動し、後続の攻撃にチェインアタックで参加する動きが強いため、将棋で言うところの”桂馬”的な役割を果たしてくれました。
ゼルコバは物理職向けの成長率と良好な初期値をしているため、まだまだ開拓の余地がありそうです。
11 |
アイビー |
兵種 |
リンドブルム |
継承スキル |
再移動+、HP・幸運+10、星玉の加護 |
紋章士 |
ヴェロニカ、セリカ |
ドーピング |
魔力+2、速さ+2、 |
前回の周回ではディアマンド隊が勢揃いでしたが、今回はアイビー隊を揃えました。また、これまで発売初期を除いて採用の機会がやや少なめであったセリカをなんとか採用したいと考えており、アイビーと組ませることに決めました。当初は竜呪を活用したデバフばら撒き要員といった運用を考えていましたが、先に継承していた”HP・幸運+10”スキルのお陰で想定外の活躍をしてくれました。それはズバリ”異形リベンジ++”の活用であり、このスキルは「異形兵から攻撃を受けた時、受けたダメージの50%を相手に与える」という反射効果があります。汎用職の魔法職は対魔法兵には受けが成立しますが、物理兵の攻撃を安定して耐えるにはHP・守備が非常に怪しいと言えます。特に敵の異形竜の固定ダメージはHPがカンスト前提でなければ受けるのは困難です。しかし、アイビーは魔法職の中ではHP・守備が伸びやすいことから(画像のステータスは”星玉の加護”込みなので、それを抜きにすると-3程度)、例え敵の弓兵の攻撃であっても一撃は耐えれる耐久力が実現します。怖いのは必殺事故のみなので、スキルを幸運で底上げしつつ、それでも厳しい敵にはセリカ刻印のボルガノンで攻撃+反射で倒す、といった動きが決まりました。この動きは過去の記事に投稿した”アイビー×ヴェロニカ”での運用方法の応用であり、セリカの性能は「回避性能の低めなアイビーとの運用を想定して設計されたのか?」と疑うレベルに強かったです(投稿記事URL:https://n-goemon.hatenablog.com/entry/2023/11/23/133035)
12 |
アルフレッド |
兵種 |
ソードマスター |
継承スキル |
力まかせ、技・速さ+4、星玉の加護、再移動 |
紋章士 |
エイリーク、クロム、ロイ |
ドーピング |
技+4、速さ+2 |
「ソードマスターは非力」という印象を見事にひっくり返してくれました。先日記事を投稿した運用となります(投稿記事:https://n-goemon.hatenablog.com/entry/2023/12/12/000758)。
エンゲージ状態+待機による個人スキル発動時はベルセルクかと思わされるほどの力の数値であり、守備がカンストした敵達を”月の腕輪”等がなくても攻撃を通せるパワーがありました。
13 |
ヴェイル |
兵種 |
邪竜ノ娘 |
継承スキル |
再移動、踏ん張り |
紋章士 |
カムイ |
ドーピング |
なし |
元は魔法職運用をしようとクラスチェンジしましたが、竜脈”緑”と”炎”を併用したい、と考えて邪竜ノ娘に戻し、その結果元々持っていた兵種スキルが消失するというミスが起き、急いでレベリングしました。このユニットがいなければアルフレッド×ソードマスター、エル×パラディン運用がかなり苦しくなっていたと思われるため、貴重な戦力でした。
14 |
メリン |
兵種 |
ウルフナイト |
継承スキル |
再移動+、速さ+5、星玉の加護 |
紋章士 |
エイリーク |
ドーピング |
守備+2 |
”エイリーク×騎馬兵種”運用をしたいと考えていたところ、短剣Sまで使える初期ウルフナイトということですんなりパーティ入りしました。SPを使うことがほぼなく、メリン自身の力の成長率がそこまで高くない点を踏まえて”星玉の加護”を取得し、25章まで「再移動、星玉の加護」の状態のまま運用しても通用するほどスペックが高かったです。26章開始時にはSPが2000貯まり、取得して腐りにくい”速さ+5”を無理矢理取った、というレベルなので、非常に強力なユニットだと思います。ラファールの絆盾確定発動の恩恵を受けることができたことも安定した運用に繋がったと考えます。
【3】2周目総括
今回は12月が誕生月のユニットを対象に、強制出撃縛りプレイの2周目クリアユニット紹介をまとめました。今回の編成ではジェーデ、ラファール、エル、アルフレッドの運用に非常に手応えを感じました。また、前回からの宿題だった”槍パラディン”運用も一つの答えを出せた、という点においても収穫が大きかったように思います。
残り半月で可能ならもう2周ほど12月誕生月ユニット達には頑張ってもらいたいと考えています。
今回の記事は以上となります。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
また次の記事でお会いしましょう。
2023年12月14日(木)
ネギ侍